バックナンバーメールマガジン「秘密の皮膚科学」

2021年09月28日配信

第681号 肌の強さは変わる?『非接触生活を始めたら』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021/09/28━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第681号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 「牛田さん、非接触生活で
  いくら健康な素肌になっても
  肌が強くなったんじゃないですよね?」


 ええ。肌の強さは生まれつきですから
 基本的には変わることはないんですよ。
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           肌の強さは変わる?

      『非接触生活を始めたら』の秘密

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 ▼非接触生活は肌が敏感になりませんか?


 7日間メール講座を終えられた方が
 こんなメールをお送りくださっています。


 「刺激物に敏感になってしまうのでは」40代女性
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 洗濯洗剤も変えて実行して、皮膚に変化が
 現れたとします。洗濯洗剤だけ市販のものに戻して、
 肌に慣れさせて、その状態を継続していけるものかどうか。

 今の世界は、刺激物だらけで、ある程度はそちらとの
 共存が大事です。一度、避けてしまって慣れると、
 身体がさらに刺激物に敏感になりはしないかと思うのです。

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 シャンプー、リンスなどを止めて、
 髪はとても良い状態です。

 こちらは継続できますが、
 食器用洗剤や洗濯洗剤などは、周りと共有なので
 市販のものを使うことになります。

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 一次刺激性物質とは、触れると誰でも
 タンパク変性を起こすものです。

 触れ続けても肌を慣れさせることはできず、
 トラブルが慢性化するのみです。

 残念ですが、現在肌にトラブルがある場合は、
 洗濯洗剤を戻すと、また元のトラブルが
 再発する可能性が高いのです。 


 「接触するものに敏感になって
  しまうことはあるんですか?」


 肌の強さは生まれつきのものですから
 基本的には変わることはありません。

 肌が敏感になることを心配したり、
 逆に肌が強くなることを期待する方もいますが、
 残念ながらもともとの強さは変えられないんですよ。





 ▼それでも!肌の強さは変化する?


 「先日美容院でシャンプーをしたんですが、
  肌に前ほど赤みが出なくなりました!
  健康になって強くなったわけじゃない......?」


 はい。

 一次刺激性物質と接触しない生活ならば、
 肌の紅斑値(炎症を表す数値)は低い状態です。

 低い状態に一時的な接触があっても、
 目に見える赤みが出るほど紅斑値が
 上昇しなかったんですね。


 「以前は肌が傷んでいたから、
  美容院での接触が増えたことで
  ニキビができたりしていたんですね」


 その通りです、白木さん。

 一次刺激性物質との接触が続いていると、
 ちょっとした接触が加わることで、
 トラブルになりやすくなります。

 そんなときは肌が敏感になったように
 感じることがあります。





 ▼一次刺激性物質と共存するには


 「ご相談メールにありましたが、
  身の回りにあふれる一次刺激性物質とは
  どう付き合っていけばいいんでしょうか」


 身の回りから一次刺激性物質をなくすことは
 かなり工夫をしなければなりませんが......。
 
 直接肌に触れる衣類や日用品に気をつければ、
 健康な素肌を保つことができます。

 また、日常では手で顔や髪に触れないようにして
 間接接触を防ぐことです。


 「自分の肌に直接触れるものだけに
  気をつけるなら簡単にできそうですね」


 ええ。

 食器用洗剤や掃除用の洗剤は
 直接肌に触れないよう手袋をして
 使用すれば問題ないでしょう。

 洗濯洗剤に家族の協力が得られない場合は、
 直接肌に触れるものだけ分けて、
 指定洗剤で洗っている実践者の方もいます。





 ▼おわりに ~バリア力を保ちましょう~


 肌の強さには個人差がありますが、
 もともとの肌の強さは変わることがありません。

 ただ、接触物の増減や
 体調によるバリア力の変化の影響は
 日々受けています。

 外側からの接触ももちろんですが、
 心身の健康にも気を配りながら
 非接触生活を進めてみてくださいね。




 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ https://jstcd.or.jp/contact/

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