バックナンバーメールマガジン「秘密の皮膚科学」

2022年01月18日配信

どれを選ぶ『ワセリンの疑問いろいろ』の秘密 | 第694号

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022/01/18━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第694号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 前回はワセリンのつけ方を
 お知らせしました。


 「つけてもつけても手がカサつくときの
  解決策でしたね!」


 さらに今回は基本に立ち返って
 よくあるワセリンの疑問にお答えします。
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           どれを選ぶ?

      『ワセリンの疑問いろいろ』の秘密

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 ▼あらためて、「ワセリンの良さ」って?


 ワセリンとは、
 石油から得られた炭化水素の混合物を
 精製・脱色して得られる物質です。


 「いつもワセリン、ワセリンと言っていますが、
  どうしてワセリンがいいんでしたっけ」


 ワセリンは、さまざまな化粧品や軟膏の基剤に
 使用されているくらい安定性が高いものです。

 副作用やアレルギーも起きにくいため、
 安心して使うことができます。

 それに、クリームや乳液などの湿潤剤と違って
 一次刺激性物質が使われていません。
 肌に被膜を作って保護することができるんですよ。


 「〇〇オイルやシアバターのほうが
  肌に良さそうですが......」


 良さそうなイメージがありますが。
 肌を保護する目的で一番入手しやすく
 安価なものはワセリンです。





 ▼呼吸ができない?油焼けする?


 「ワセリンをつけすぎると皮膚呼吸が
  できなくなるって聞いたことがあります」


 皮膚を覆うと皮膚呼吸ができなくなることを
 心配する方がいますが、
 皮膚で呼吸しているのは両生類だけ。

 ヒトは皮膚を通して呼吸はしていませんので
 安心してくださいね。


 「油焼けも今のワセリンではしないんですよね?」


 はい。昔の鉱物油には、不純物が多く含まれていましたが、
 今のワセリンは精製度が高くなっています。

 現在市販されているワセリンでは
 トラブルが起こる可能性は低いでしょう。


 「そうでした。安心しました!」





 ▼種類はいろいろ?ワセリンの選びかた


 非接触生活では日本薬局方の
 白色ワセリンをおすすめしています。

 その他の製品はBHTなどの添加物が
 使用されていることがあります。
 全成分を必ず確認してくださいね。


 「ワセリンを買いに行くと、
  いろいろな名前のものがあってどれがいいのか
  わからないんですよね」


 市販のものには
 「プロペト」「サンホワイト」「ペトロリュームジェリー」など
 種類がいろいろありますね。

 メーカーによって商品名が異なっていますが、
 どれも白色ワセリンです。
 品質にも大きな違いはありません。

 ワセリンは黄色いものは精製度が低いと
 言われることがありますが、じつは
 原産地によって白さが異なるようです。


 「どれを選んでも大丈夫なんですね?」


 はい。
 市販の白色ワセリンならチューブタイプでも
 ジャータイプでも問題ありません。

 添加物には注意しましょう。





 ▼おわりに ~カサつきやすい季節の味方に~


 2号に渡ってワセリンについて
 取り上げました。

 ワセリンを上手に使って、
 接触の影響を受けやすい季節を
 乗り切ってくださいね。




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