皮膚のしくみを学ぶ
皮膚はもともと保湿も洗浄剤も必要のない器官です。
肌を守っている皮膚常在菌のこと、シミができるメカニズムなど
皮膚生理についてわかりやすくお話しています。
肌に化粧水はしみこむ?
肌の一番の役割は、体内を守ること。
身体の一番外側で、紫外線やばい菌、化学物質などの侵入を防ぎ
外的刺激から体内を守っています。皮膚は体内に何も入り込ませない機能を持っています。
だからどんな化粧品も、肌にしみこむことはありません。
皮膚の役割やしくみを学んでみましょう。
化粧品と肌のカンケイ
ほとんどの方は化粧品をエンターテイメントとして楽しむことができますが、
中には化粧品を使ってトラブルを起こしてしまう方もいます。
化粧品の成分には肌の弱い人には刺激となるものが使われています。
化粧品との上手なつきあい方をお話しましょう。
共存が大切。皮膚に棲む菌
人間の身体には無数の菌が棲息しています。
人間の皮膚やお腹に棲みついた菌は人間の常在菌と呼ばれています。
菌にはこわいイメージがありますが、人間の身体にムダなものはひとつもありません。
皮膚に棲む菌は、産生した酸類により肌に悪い菌が入ってくるのを防いでいます。
菌と上手に共存することが健康な素肌を取り戻す秘訣です。
加齢によって肌は衰えない!?
加齢によって肌の水分量が減ってしまうと思われがちですが、
実は水分量は年齢に関係ありません。また体内を守るという皮膚の機能も
年齢によって変わることはないのです。加齢によって低下するのは弾力値のみ。
若々しい肌を保つにはどうすればよいのでしょうか。
空気の乾燥は関係ない?肌自らの潤いを取り戻す方法
空気が乾燥する季節になると、肌もカサカサしがちですが、
空気の乾燥が皮膚の水分を奪っているわけではありません。
カサつきの本当の理由を知って、化粧水をつけることではなく
肌本来の潤いを取り戻す方法を学びましょう。
シミの予防は過剰に日焼け止めを使わないこと
「日焼けをするとシミになる」「冬でも日焼け止めは必須!」と
思い込みがちですが、日焼け止めの使用は肌を傷めてしまい、結果的にシミの
原因になってしまうことも。
シミの役割やできるメカニズムを知って、根本的にシミができにくい肌を目指しましょう。
季節や体調によって出る時期的な肌のトラブルの理由は?
心身にストレスのかかっているとき、肌の弱い人は皮膚のバリア力が
低下しやすくなります。季節の変わり目や生理前、花粉症の季節や風邪をひいたときなどに
肌のトラブルがひどくなったことはないでしょうか。その秘密をお知らせいたします。
ニキビの跡を残さないために
ニキビが炎症、化膿を起こしてしまったら、ニキビではなく「傷」と考えて
跡を残さないよう対処しましょう。傷が治るしくみを知れば、ニキビができたときに
するべきこと、してはいけないことがわかります。
肌に良い食べ物は?
コラーゲンやビタミンCのサプリを摂っている方も多いでしょう。
ジャンクフードばかり食べていて肌の調子が悪くなったように感じることもあるかもしれません。
肌は食べ物に影響を受けるのでしょうか。また、食品パックについてもお話しいたします。