メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2011年07月12日配信

第284号 ちょっと、が大切 『間接接触を防ぐには』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサーの牛田専一郎です。


 前回は【8つの習慣】がリニューアルしたことをお知らせしました。
 
  ☆第283号 よりシンプルに!『改訂版・8つの習慣』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2011/07/283.php

 全体的に表現をシンプルにして分かりやすくし、
 新たに『間接接触』についての注意点を追加しました。


 「間接接触って、気をつけにくいですよね。
  特に、ご家族と同居されている方は
  徹底するのが難しいようです」


 そうなんですよ、白木さん。
 家族といっても肌の性質はそれぞれ違いますからね。

 そこで今回は、
 お肌の丈夫な家族と同居するうえでの注意点について
 お話ししたいと思います。


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          ── ちょっと、が大切 ──

           『間接接触を防ぐには』の秘密

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 ▼身近だからこそ難しい? 「家族」の存在


 うれしいことに
 "何もつけない"(非接触療法)を始めました、
 というご報告が増えています。

 なかには「家族全員で取り組んでいます」という方も。

 しかし、冒頭で白木さんが言っていたように
 なかなか家族の理解が得られず
 苦戦されている方が多いのが現状のようです。

 測定モニター、読者モニターに話を聞いても
 「"何もつけない"を実践しているのは自分だけで
  家族は普通にシャンプーや石けんを使っている」
 という方が少なくありません。

 家族が一次刺激性物質を使っていると
 おのずと、家の中で間接接触をしてしまう機会が
 増えることになります。

 お肌の弱い方はどんなことに気をつければいいのでしょうか。
 洗濯・入浴・その他日常生活という3つの場面で
 気をつけたい注意点をまとめました。






 ▼間接接触を防ぐために(その1) ー 洗濯 ー


 どうしても家族の協力が必須なものに、
 洗濯洗剤の切り替えがあります。

 衣類や寝具は、肌にじかに触れるものだからです。

 ところが、
 肌が強いご家族が洗濯を行なっている場合、
 洗濯洗剤を切り替えられなかったり
 柔軟剤の使用を止められなかったりすることが多いようです。


 (*今回ご紹介するメールは、すべて
   リニューアル前の「旧8項目」の頃にいただいたメールです)

  ┌────────────────────────────
  |◆【母は柔軟剤を入れたいようです】
  |
  | 洗濯洗剤についてですが、
  | 牛田さんおすすめの洗剤・トップクリアリキッドでの
  | 洗濯を母に頼んだところ、
  | 母は、柔軟剤を入れたいらしく、断られました。
  | 
  | 私の家で使っているのはニュービーズ、
  | トップナノックスが主です。
  | 
  | 柔軟剤はレノアを使っています。
  | レノアを使いながら、洗剤は
  | トップクリアリキッドでは意味がありませんか?
  |
  |                     (10代・女性)
  └────────────────────────────


 肌の強いご家族を説得するのは難しいと思いますが、
 布地に残留のある洗濯洗剤や柔軟剤を使用している限り、
 肌の状態が改善することはありません。

 どうしても洗濯洗剤が変えられないときは、
 同じ洗濯機を使用せず、ご自分の衣類のみ分けて
 トップクリアリキッドを使って手洗いしましょう。


 「なぜ同じ洗濯機を使ってはいけないのですか?」


 洗濯槽には柔軟剤が残留しているからです。

 自分だけ家族と違う洗剤を使っても、
 洗濯機が同じならば
 結果的には洗濯物に刺激物質が付着してしまうのです。






 ▼間接接触を防ぐために(その2) ー 入浴 ー


 つい無防備になりやすい浴室ですが、
 家族が使用しているシャンプーや石けんなどに触れやすく、
 最も間接接触をしやすい環境といえます。

 8項目を完全に実践しているはずなのに
 背中のニキビ、お風呂上りのかゆみなどがあるという人は
 入浴時に間接接触をしている可能性があります。


  ┌────────────────────────────
  |◆【家族と一緒のお風呂が原因?】
  |
  | 背中と腰の写真をお送りしようと思ったのですが
  | 写真を撮ってみて、あまりにショックで
  | 思わず画像を消しちゃいました。
  | 
  | 背中じゅう、シミだらけ......。
  | 
  | 以前が酷かったせいか(ニキビの数・大きさ)、
  | この頃はポツポツできるニキビにASVCを塗って、
  | そう酷くなることもなく治っていたので油断していました。
  | 
  | 悪化せずに治まっても
  | シミにはなってるものなのですねぇ(T T)
  | 
  | 念のため「8項目」も見直してみたのですが
  | 全て実行できているし......。
  | やっぱり、家族と一緒のお風呂がマズイのでしょうか?
  |
  |                     (30代・女性)
  └────────────────────────────

  ┌────────────────────────────
  |◆【家族が使っている洗剤に間接接触?】
  |
  | 顔用やからだ用と手ぬぐいを別にしているのですが
  | 背中にニキビができるということは、
  | やはりどこかで接触があるということですよね。
  | 
  | 家族は普通にシャンプーなど使用しているので
  | 間接接触の可能性もあると思います。
  | 今一度、手がどこに触れているかなど注意していきたいです。
  |
  |                     (30代・女性)
  └────────────────────────────

 紫外線に当たらなくても、
 肌を傷めるものとの接触が続いていると
 シミになってしまいます。

 家族が石けんやシャンプーを使っている場合は、
 浴室内のいたるところに一次刺激性物質が付着しています。

 ちょっとしたことに注意することで、
 お風呂上がりにいつも出ていた顔の赤みが
 出なくなった事例もあります。

 具体的に、浴室ではこんなことに注意しましょう。



 +-------------【浴室での間接接触を防ぐ3つの対策】--------------+

  <1.家族と同じ洗面器を使わない>

    家族が石けんで洗顔したり、
    ボディソープをつけたタオルをすすいだりした洗面器には、
    遊離脂肪酸や石けんカスが付着しています。

    同じ洗面器にお湯をためて顔や髪を洗うと、
    洗面器に付着している一次刺激性物質が
    肌や髪に付着し、刺激となります。

    また、その洗面器ですすいだ手ぬぐいを使って身体や顔を洗うと、
    かゆみや赤みが出ることもあります。
    注意しましょう。


  <2.蛇口を触った手でそのまま顔を洗わない>

    シャンプーやリンス、石けんを使った手で触れた部分には、
    一次刺激性物質が付着しています。

    手で顔や髪を洗う前に、必ず手を洗いましょう。
    流水のもと、手ぬぐいを使って洗うと効果的です。


  <3.浴槽掃除用の洗剤にも注意>

    浴槽を抗菌剤配合の洗剤で洗っていると、
    浴槽に残留している抗菌剤が背中などに付着し
    かゆみを引き起こすことがあります。

    抗菌剤を配合していない洗剤もありますが、
    モニターの中には、アクリルたわしなどを活用して
    洗剤を使わずに洗っている方もいます。

    お風呂掃除を家族が行なっている方は、
    洗剤を確認してみましょう。

 +-------------------------------------------------------------+


 「お風呂でも気が抜けないということなんですね......」


 ええ。
 それでも接触が避けられない状況もあります。

 洗浄剤を使っている家族と同じ浴槽に浸かると、
 浴槽に付着した遊離脂肪酸の影響を受けることも考えられます。

 また、かかとのカサつきの原因が
 浴室の床に付着したシャンプーや石けんだったというご報告も。

 こうしたことは
 "何もつけない"をしていない家族と同居するうえでは
 なかなか避けられないことです。

 まずは自分が気をつければよいことから取り組みましょう。






 ▼間接接触を防ぐために(その3) ー その他日常生活 ー


 間接接触を防ぐためには
 家の中でも外でも、とにかく不必要に
 顔や髪に触らないことが大切です。

 家族が洗浄剤で手を洗っている場合、
 共用のタオルを使うと
 手に一次刺激性物質がついてしまいます。

 手で触れる部分には
 いつも一次刺激性物質が付着していると考えて、
 顔や髪を触る前には、流水のもとで
 指定のペーパータオルや手ぬぐいに手をこすりつけて洗いましょう。

 友人の家に泊まったり、
 旅行でホテルなどに宿泊したりする際も
 同じように気をつけましょう。






 ▼まとめ ~ ちょっと注意をするだけで ~


 今回お話した注意点は、
 お肌の強い家族と同居している方はもちろん、
 8項目を実践していても思うような変化が出ない方や
 ある程度まで改善したものの、その後小さなトラブルを
 繰り返している方のチェックポイントにもなります。

 これまでのモニターの事例やご報告から
 "ちょっとした間接接触"でも、肌の弱い方には
 大きな影響となることが分かっています。

 負担に感じる方もいらっしゃると思いますが、
 裏を返せば、"ちょっと注意をする"だけで
 肌の状態が大きく改善するということでもあります。


 「こまめな注意、
  ずぼらな私にもできるでしょうか......?」


 確かに、最初は難しく感じるかもしれませんね。

 でも、一度習慣化してしまえば簡単になります。

 家族の理解が得られないという方でも、
 肌の状態を良くすることは可能です。

 ぜひ、気をつけてみてくださいね。





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