メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2011年07月06日配信

第283号 よりシンプルに!『改訂版・8つの習慣』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサーの牛田専一郎です。


 今回はひとつお知らせがあります。

 秘密の化粧品ではすっかりおなじみとなった
 【健康な素肌を取り戻すための8つの習慣】を
 リニューアルすることになりました。


 「あ! さてはタイトルを短くするんですね?」



 白木さん、惜しい!

 確かにタイトルはちょっと長めですが(笑)
 リニューアルするのはその"中身"です。


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           ── よりシンプルに! ──

           『改訂版・8つの習慣』の秘密

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 ▼実は2度目のリニューアルです


 2010年1月、
 「健康な素肌を取り戻すための8つの習慣」の
 最初のリニューアルを行いました。

 メイクを落とす際に
 洗浄剤を使用して肌を傷めてしまう方が多いことから、
 "ファンデーションは洗浄力の弱い洗浄剤を使って落とす"
 という文言を除いたのです。

  ☆旧バージョンの8つの習慣はこちら!
   第219号 8つの習慣を実践しても?『改善しないお肌』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/01/219.php


 前回の改訂から1年半ほどが経ち
 手や髪を経由した間接接触についての新しい注意点が増え、
 日常生活で気をつけることが、より具体的になってきました。


 「時とともに項目が進化しているんですよね。
  内容が具体的になったぶん、
  ややこしくなった気もしますけど......」


 そうなんです。
 白木さんと同じように
 複雑化したような印象をお持ちの方も多いはず。

 そこで!
 再び8つの習慣を見直そうと考えたのです。






 ▼「習慣」のベースとなる2つの基本


 新しい【8つの習慣】をお披露目する前に、
 まずは基本をおさらいしましょう。


 お肌の弱い人が日常生活で気をつけたいことは
 次の2つです。


 【基本1.一次刺激性物質を肌に接触させない】

  →基礎化粧品やシャンプー、日焼け止めといった
   一次刺激性物質の使用を控えましょう。

   これらのアイテムは
   使う・使わないを自分でコントロールできるので簡単ですね。

   8つの習慣が定着してきた現在では
   読者やモニターから「どうしても使用をやめられない」
   というご報告が届くことはほとんどなくなりました。



 【基本2.一次刺激性物質のついた手で顔や髪に触れない】

  →抗菌剤・柔軟剤を使ったものとの
   間接接触を避ける方法です。

   柔軟剤や抗菌剤を使用したものは
   身の回りにたくさんあります。

   化粧品のように自ら選び、肌につけるものではないため
   身の回りのどんなアイテムに
   それらが使用されているのか
   意識しづらいという難しさがあります。

   なかなか肌の調子が良くならないと思っていたら
   原因は間接接触だった、という事例が増えています。






 ▼シンプルになった「8つの習慣」を発表します


 基本をおさらいしたところで、満を持して!

 リニューアル版【8つの習慣】はこちらです。


   ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓


  ┌────────────────────────────
  |◆新しい【8つの習慣・シンプルバージョン】
  |
  |
  |(1)基礎化粧品、シャンプー・リンスを使用しない
  |
  |(2)肌にトラブルのあるときはメイクをしない
  |   (メイクが必要なときは、お湯と
  |    手ぬぐいのみで落とせる程度に)
  |
  |(3)日常生活では日焼け止めを使わない
  |
  |(4)顔、身体、髪、手は水またはお湯のみで洗う
  |
  |(5)肌に触れる衣類や寝具は指定の洗剤で洗う
  |
  |(6)抗菌剤配合の浴槽用洗剤や、
  |   除菌・消臭スプレーを使用しない
  |
  |(7)クリーニングに出した衣類や寝具は
  |   直接肌に触れないようにする
  |
  |(8)日常的に手で顔や髪に触らない 
  |
  └────────────────────────────



 白木さん、いかがでしょうか?

 「文章の量が、ずいぶんコンパクトになりましたね~」


 そうなんです。

 でも、短くなっても中身の濃さは変わっていませんよ。
 続いて、項目ごとの解説をしていきましょう。






 ▼【8つの習慣・シンプルバージョン】の項目解説


 (1)基礎化粧品、シャンプー・リンスを使用しない
 ================================================

  "何もつけない"および8つの習慣の定着・浸透により、
  モニターアンケートで「乳液、美容液をつける」と回答する人は
  ほぼゼロに近くなりました。

  そのため、具体例は省略し
  「基礎化粧品」という表現にまとめました。



 (2)肌にトラブルのあるときはメイクをしない
  (メイクが必要なときはお湯と手ぬぐいのみで落とせる程度に)
 ============================================================

  健康な素肌を取り戻すための生活習慣として、
  トラブルのあるときは、厚塗りをして隠すのではなく
  基本的にはメイクをしないことを心がけましょう。

  アイメイクをしたとき、「部分的なクレンジング」で
  肌を傷めてしまっている事例も多く見られました。

  そこで、日常生活でのメイクは
  お湯と手ぬぐいのみで落とせる程度にし、
  部分的でもクレンジングは使わないことを
  新しい生活習慣にしました。



 (3)日常生活では日焼け止めを使わない
 ======================================

  (1)と同じように、モニターアンケートで
  「日常的に日焼け止めをつけている」と回答する人は
  ほぼゼロに近くなっています。



 (4)顔、身体、髪、手は水またはお湯のみで洗う
 ==============================================

  洗浄剤の脂肪酸について明らかになったのも昨年でした。
  石けんはもちろんですが、
  脂肪酸由来の界面活性剤を使用した洗浄剤も
  脂肪酸が遊離します。

  脂肪酸が付着した手で触れた部分に
  間接的に、脂肪酸の影響が現れますので注意しましょう。



 (5)肌に触れる衣類や寝具は指定の洗剤で洗う
 ============================================

  脂肪酸が遊離しない、
  柔軟剤・蛍光増白剤の入っていない市販の洗濯洗剤は
  現時点で1点のみ(LIONの「トップクリアリキッド」)です。
  こちらの商品を「指定の洗濯洗剤」と表記します。



 (6)抗菌剤配合の浴槽用洗剤や、除菌・消臭スプレーを使用しない
 ==============================================================

  掃除のとき浴槽に残留した抗菌剤、
  衣類やじゅうたんにスプレーした除菌・消臭剤も
  間接接触の原因になります。
  使わないことで接触を避けることができます。



 (7)クリーニングに出した衣類や寝具は直接肌に触れないようにする
 ================================================================

  見落としがちですが、肌の弱い方は
  ほんの一瞬、クリーニングに出した
  ファーのマフラーやコートに接触するだけでも、
  肌にトラブルが出ることがあります。



 (8)日常的に手で顔や髪に触らない
 ==================================

  私たちの身の回りの
  いろいろなものに使用されている柔軟剤・抗菌剤が、
  手や髪を経由して肌に大きな影響を及ぼすことが分かってきました。

  気づきにくい要因ですが、
  旧8項目を実践しているのに肌の調子が良くならない......
  という方の決定的な悪化要因になります。






 ▼最後に、うれしいご報告を!


 最近「秘密の化粧品」で
 みなさんからのメールをご紹介するときは、
 こんなときに肌の調子が良くなった、悪くなった
 というご報告を載せています。

 今回は、なかなかご紹介できていない
 「何もつけない」を始めてからの
 うれしいご報告をご紹介いたします。

 海外在住のKさんからのご報告です。
 (少し長いので抜粋しています)


+--------------------------------------------------------+

 【何もつけない生活を始めました】(Kさん)


 牛田先生のホームページを読ませていただいて、
 石けんを使わない、何もつけないを始めて2ヶ月過ぎた頃、
 ASVC22のモニターに申し込ませていただきました。

 その頃の私の肌は水分が全く感じられず、
 サンドペーパーのようにざらざらして硬く、皮は剥けて、
 そして、まるで顔にカビが生えたかのように
 白いかさぶたのようなものがたくさんできていました。

 そんな状態にもかかわらず、
 化粧水、クリームなどをつけていた時の
 不快感はなくなっていたので、不安など感じませんでした。

 洗顔をして化粧水、クリームをつけていた頃の私の肌は、
 いつも赤くただれていました。

 どんなに時間をかけてローションを重ねづけして、
 クリームでフタをしても乾燥している感じはおさまらず、
 髪の毛が顔に触れただけで痒みが生じ、
 もう数えられないぐらい化粧水を変えてはあわなくて
 皮膚はさらに悪化するという状態が8年続き、
 赤い顔にもすっかり慣れてしまっていたのでした。

 皮膚科に通っても全く改善されませんでした。


    -------*-------*-------*-------*-------*-------


 ASVC22を使い始めて1ヶ月は、さほど変化はなく、
 相変らずの硬い、カサカサ、ボロボロの状態が
 ずーっと続いていきました。
 
 出かけて人に会わないといけない時だけ化粧水をつけましたが、
 それでも以前とちがって驚くほど少量でしっとりしました。

 それからしばらくして、2週間に1度ぐらいの割合で、
 顔から垢のようなものがボロボロとれるようになり、
 その度に肌の硬い面積は顔の輪郭から
 内側に向って少しずつ、少しずつ
 小さくなっていったような気がします。


   -------*-------*-------*-------*-------*-------

 ◆お湯洗髪について

 以前、シャンプーを使っていた頃の私の頭皮は
 日焼けしたように赤茶色く、毎日洗っているのにもかかわらず
 時々いやな臭いがしていました。
 抜け毛も非常に多かったです。

 脱シャンプーをして1年以上。
 今の私の頭皮は青白く健康そのものです。
 抜け毛は減り、嫌なにおいも全くしません。

 細かった髪は太くなり、以前気になっていた分け目も
 すっと線のようになりました。

 髪は見た目もしっとりとうるおって、
 指通りもびっくりするぐらいサラサラで、
 きらきら光っています。

 しかし、ここまでくるのに私の場合9ヶ月かかりました。
 頭皮の方は3ヶ月程で良くなってきた実感があったのですが、
 髪の方はなかなか......。

 30センチカットしたにもかかわらず、
 硬く、ばさばさした感じがずーっと続いていて、
 トリートメントだけでも使った方がいいのだろうか、
 という考えが時々よぎったりしたのですが、
 それでもなんとかお湯洗髪を続けていました。


   -------*-------*-------*-------*-------*-------


 そしてある日、何度掃除してもツゲ櫛にこびりつく皮脂を見て、
 今までお湯洗髪のみだったのを、久しぶりに
 小麦粉シャンプーを作ってみようと思い立ち、
 洗ってみたところ、劇的に髪の調子が良くなったのです。

 それ以降、お湯洗髪5回続いたら、
 1回小麦粉シャンプーという風に使っています。
 私の場合、髪は毎日洗っていません。

 以前だったら考えられなかったことですが、
 今は3日に1回で快適です。
 かゆみもにおいも感じません。

 牛田先生のホームページに出会わなかったら、
 いまだにひどい状態のまま
 過ごしていた事を考えると寒気がします。

 何もつけなくていいなんて、本当に衝撃的でした。
 知らない、ということは恐ろしいことだと実感しています。

 目を覚まさせてくださった牛田先生には
 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今は何かずーっと
 縛られていたものから開放されて、自由になった気分です。

 お湯洗髪も、何もつけないということも、
 最初はぼろぼろで悲惨な状態になるしで、大変でしたが、
 でも、この先どういう風に変わっていくのだろうと、
 経過を楽しみながら今まできました。


   -------*-------*-------*-------*-------*-------

 ◆洗浄剤不使用について

 今では洗濯は水のみで洗っていますが、
 私の場合は全然問題ありません。
 水だけでも、洗濯物は太陽のいいにおいがしています。

 石けん、洗濯洗剤などを使わないようになって、
 乾燥肌だった身体もびっくりするほどすべすべです。

 がさがさだった足のかかとなどは、
 石けんをやめて5ヶ月ぐらいで、柔らかなピンク色の
 かかとに生まれ変わりました(軽石など全く使っていません)。

 おおげさではなく、これが本当に私の肌かしら、と感激するほどです。
 歯磨き粉も5ヶ月前から使うのをやめたのですが、
 舌に白い苔のようなものは付かなくなり、
 これもまたピンク色の舌になりました。

 ただ、毎日紅茶を飲むため、歯は茶色くなってしまうので
 2週間に一度だけ、米粒ほどの歯磨き粉をつけて磨いています。

 次のステップにも興味はありますが、今のところは
 何もつけないを続けるだけで十分良くなるような感じがしますので、
 しばらく様子を見てみます。
 ほんとうに、もうあと少しでよくなりそうなので......。

 とても長くなってしまいましたが、
 私の現在の状況はこんな感じです!
 牛田先生、スタッフの皆様ありがとうございました。 


+----------------(Kさんのご報告はここまで)------------------+




 少し長くご紹介しましたが、
 白木さん、いかがだったでしょうか。

 「髪がツヤを取り戻すまで
  9ヶ月トライし続けたのはすごいですね!」


 ええ。
 じっくり、淡々と取り組んだ結果が
 実を結んでいますね。


 シンプルになった8つの習慣を参考に
 これからも、より多くの方が
 "何もつけない生活"を楽しめるように祈っています。



 ☆質問・疑問などがありましたら、
  お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://hisesshoku-ryouhou.com/archives/06info/info.html





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            ☆編集後記☆
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