メールマガジン「秘密の皮膚科学」

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2016年11月01日配信

第531号 トップ10!『間接接触しやすい状況』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016/11/01━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

            「秘密の皮膚科学」

     第531号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 9月にお届けした号で、
 『オンラインカウンセリング』のご案内をいたしました。

  ☆第526号 原因はどこに?『ビギナーの肌トラブル』の秘密(2)
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2016/09/526.php


 その後、たくさんの方が
 カウンセリングのページにアクセスしてくださいました。
 ありがとうございます。

 今回は、みなさんの回答からわかった
 【間接接触しやすい状況・トップ10】
 を発表いたします。
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             ── トップ10! ──

           『間接接触しやすい状況』の秘密

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 ▼『オンラインカウンセリング』とは?


 オンラインカウンセリングとは、
 専用フォームの設問にお答えいただき、
 解説やアドバイスをメールでお送りするものです。


 ~ カウンセリングでお聞きしていること ~

 ◎8つの生活習慣ができているかどうかをチェック。

 ◎間接接触しやすい状況(自宅・外出先・お風呂場・日常生活)
  30項目のなかから、ご自身に当てはまるものをチェック。


 メルマガ読者限定の公開期間は終了しましたが、
 サウンドスタイル『間接接触対策セット』にお申し込みいただくと、
 こちらのカウンセリングを受けることができます。
 https://soundstyle.co.jp/goods/84.html






 ▼間接接触しやすい状況:1~3位


 では、集計結果を発表いたします。
 まずは1位から3位まで。


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  【1位】

  ・『一次刺激性物質の付着した手で、寝ている間に顔を触っている』
  ・『考え事や話をするときに、手で顎に触れている』

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  【3位】

  ・『前髪をよく手で触っている』
  ・『よく鼻に手で触れている』

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 いずれも、無意識のうちにしやすい動作ですね。
 1位となった項目には、6割の方がチェックを入れていました。

 1日を通じて触れる機会の多いスマートフォンや
 タブレットなどの端末にも、一次刺激性物質が付着しています。

 夜にベッドの中で触り、そのまま寝てしまうと、
 顔や髪など、寝ている間に触れた部分にも
 一次刺激性物質がついてしまいます。

 寝る前に、しっかりと手を洗いましょう。
 手の洗い方はこちらを参考にしてくださいね。

  ☆『手の洗い方』(2番目の動画です)
   流水のもと、ペーパータオルを使って手を拭うように洗います。
   http://jstcd.or.jp/dataroom/2014_06_20140612/



 肌の測定をしているときも、牛田と話をしながら
 顔に触れる方が多くいらっしゃいます。

 顎や頬など、特定の部分に繰り返しニキビができる方は、
 その部分に触れる癖がないかどうか、確認してくださいね。






 ▼間接接触しやすい状況:5位


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  【5位】

  ・『ヘアブラシやメイクブラシを
    指定の中性洗剤で洗い直せていない』

  ・『石けんやシャンプーを使用している家族と同居している場合、
    蛇口に触れた後、洗顔・洗髪前に
    ペーパータオルや手ぬぐいで手を洗っていない』


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 ブラシも蛇口もよく触れるものですが、
 洗うのが面倒だったり、これくらいは大丈夫だろうと
 思ったりしている方が多いようです。

 ヘアブラシ・メイクブラシには、一次刺激性物質が付着しています。
 洗い直しを始めた実践者の方から、
 「顔のニキビや頭皮の湿疹ができなくなった」
 「髪がベタつかなくなった」
 というご報告が届いています。

 また、同居のご家族が非接触生活をしていない場合は、
 蛇口に石けんやシャンプーが付着しています。

 その蛇口に触れた手で顔や髪に触ったり、
 手ぬぐいに触って身体を洗ったりすると、
 間接的に一次刺激性物質に触れることになります。

 顔や髪を洗う前に、必ず、ペーパータオルや手ぬぐいでよく手を拭い、
 手に付着した一次刺激性物質を洗い流しましょう。

 家族全員で非接触生活を実践できればよいのですが、
 実現するのは、なかなか難しいことかもしれません。

 まずは、ご自分でできる範囲で気をつけていけたらいいですね。






 ▼間接接触しやすい状況:7~9位


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  【7位】

  ・『職場で共用している電話の受話器や携帯電話が、顔に触れている』

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  【8位】

  ・『枕カバーやふとんカバーに抗菌、保湿加工がしてある』

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  【9位】

  ・『バッグに直接入れたハンカチで、顔や首を拭いている』
  ・『洗えない帽子やヘルメットを、直接かぶっている』

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 電話機や携帯電話には、抗菌加工が施されていることが多いうえに、
 オフィスで共用しているものには、
 さまざまな人の手が触れています。

 肌の弱い人は、受話器を経由して、
 耳の周りや頬などの肌が荒れてしまうことも。

 職場では避けきれない接触も多くあると思いますが、
 可能な範囲で気をつけてくださいね。

 寝具に加工がされている場合は、
 肌に触れる部分にタオルや手ぬぐいをつけて
 直接触れないようにカバーしましょう。

 ハンカチはポーチなどに入れてからカバンに。
 帽子やヘルメットは、ハンカチやバンダナを活用して
 肌に直接触れるのを防ぐことができます。

 ちょっと面倒かもしれませんが、
 ひと手間かけることで、肌にかかる負担が大きく変わってきます。






 ▼おわりに ~ 基本は『8項目すべて』です ~


 今回は、オンラインカウンセリングの結果からわかった
 【間接接触しやすい状況・トップ10】をお知らせしました。

 最後になってしまいましたが、
 最初の設問『8つの生活習慣ができているか』について。

 今回カウンセリングを受けてくださった方のうち、
 85%が『できていないものがある』と答えていました。


 「あれれ。意外に多いですね......」


 そうなんですよ、白木さん。

 肌の弱い方は、8項目すべてを実践しなければ、
 肌の状態が改善しません。

 "できていないものがある"方は、
 "すべてできている"を目標にしてくださいね。





 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://jstcd.or.jp/contact/
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