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2021年05月18日配信

第662号 どうするのが正解?『カサつくときの正しい対処』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021/05/18━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第662号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 「気をつけているんだけどなぁ」


 おや、白木さんのため息が聞こえますね。
 どうかしましたか。


 「最近、頬がカサカサするようになって。
  マスクをずっとしているせいかなぁ。
  ワセリンつけたほうがいいですか?」


 なるほど。今日はカサついた肌の対処法を
 お話ししましょう。
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     どうするのが正解?

   『カサつくときの正しい対処』の秘密

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 ▼カサついた肌にはワセリン?


 傷んでいなければ肌は自然な潤いを
 取り戻していくものですが。

 日常生活では接触を避けきれない場面もあり、
 気づくと肌がカサついてしまう時があります。

 Wさんがこんなご質問をくださっています。


 Wさん
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 何もつけないを始めてから6年たちますが、
 見た目的にはくすみもなくなり
 スッピンでまあなんとか歩けるようになったのですが、
 触るとカサカサしています。

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 すごい痒いときもありますし、
 皮膚がめくれあがっているときもあります。

 でも痒みやめくれてない時も常に触るとカサカサしてます。
 こういう時はワセリンか何かで保護した方がいいのですか?

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 ずっと何もつけてないので
 もしかしたらワセリンを塗ればカサカサはなおり
 普通の触り心地になるのかと思い連絡させて頂きました。

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 「痒みもあるとつらいですね」


 そうですね、白木さん。
 かゆみや肌がめくれるときは、強い接触があります。

 落ちにくいメイク品や、柔軟仕上げや抗菌加工をした
 衣類などとの接触があるかもしれません。

 原因がわからない場合はこ
 ちらからオンラインカウンセリングを
 受けてみてくださいね。

 こちらから→https://jstcd.or.jp/cs/ 


 「基本的にはカサカサしても何もつけない
  ほうがいいんですよね?ほっといたほうが
  いいんですか」


 ええ。
 ちょっとしたカサつきならワセリンをつける
 必要はありませんが。

 皮膚のめくれや強いかゆみがあるときは、
 ワセリンをつけて肌を保護するようにしてください。

 基本的には夜はつけないほうが良いものですが、
 かゆみが強い場合は夜も薄くつけて
 かまいません。

 ワセリンはBHTなどの添加物の
 ないものを選んでくださいね。 





 ▼本来の素肌の手触り?


 「ちなみに健康な素肌の手触りって
  どんな感じなんでしょうね」


 肌が傷んでいない部分、
 たとえば腕の内側を触ってみてくださいね。
 どんな手触りでしたか?

 きれいな素肌のイメージは
 しっとり潤ってもちもち、艶がある状態と
 思われているかもしれません。

 でもそれは基礎化粧品がのっている状態の肌。
 健康な素肌は子供の肌のように
 さらさらしています。


 カサカサやかゆみがあっても、
 原因となるものと接触しなければ、
 翌日から治まっていきます。

 ワセリンでごまかしつつ、
 原因を早く見つけるようにしてくださいね。


 「ところでWさんのカサつきの原因は
  わかったのでしょうか?」


 その後オンラインカウンセリングを受けてくださり、
 こんな該当項目があったようです。


 ・夜寝る前に髪を洗っていない
 ・マスクを使用している
 ・前髪を手でよく触っている


 特に今はマスクから直接、
 間接の接触が増えています。

 抗菌・防臭、接触冷感などの加工のされていないものを
 選び、つけ外しの際は肌に触れる部分を
 手で触らないように注意しましょう。





 ▼おわりに ~カサつきを感じたら早めに対処を~


 かゆみや皮のめくれがある場合は強い接触、
 カサカサするときはちょっとした接触が
 考えられます。

 ワセリンで見た目をごまかすことはできますが、
 できるだけ早くカサつきの原因を取り除きましょう。





 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ https://jstcd.or.jp/contact/





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