メールマガジン「秘密の皮膚科学」

メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2015年01月27日配信

第445号 毛穴・シミ・カサつき『お悩みトップ3の原因・対策』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015/01/27━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと!

            「秘密の皮膚科学」

     第445号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆


 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 前回は、ラーナー講座の登録時に実施している
 アンケートの結果をお知らせしました。
http://hisesshoku-derm.com/archives/2015/01/444.php 


 肌のお悩みトップ3はこちらでしたね。

  1.毛穴  ......(66%)
  1.シミ  ......(66%)
  3.カサつき......(49%)


 今回は、この3つの症状の
 原因と対策についておさらいします。

☆------------------------------------------------------------☆

            ── 毛穴・シミ・カサつき ──

            『お悩みトップ3の原因・対策』の秘密

☆------------------------------------------------------------☆


 ▼お悩み第1位:毛穴


 毛穴の開きや黒ずみは、
 一次刺激性物質との接触によるものです。

 毛穴は影響を受けやすいため、
 少しでも一次刺激性物質に触れていれば改善しませんが、
 まったく触れないようにすれば
 黒ずみは消え、毛穴は閉じていきます。

 気になりやすい一方で、
 改善しやすい悩みと言えるでしょう。


 ◆毛穴対策:その1
  【洗顔前にペーパータオルで手洗いを】

  目には見えませんが、手には一次刺激性物質が付着しています。
  顔に触れる前に、指定のペーパータオルを使って
  必ず手を洗いましょう。

   ☆非接触生活研究会指定のペーパータオル
    http://soundstyle.co.jp/goods/8007.html

   ☆ペーパータオルを使った手の洗い方
    http://jstcd.or.jp/dataroom/usepapertowl/

   ☆動画でも解説しています
    http://jstcd.or.jp/dataroom/2014_06_20140612/



 ◆毛穴対策:その2
  【鼻をかむときはペーパータオルで】

  ティッシュには製造段階でさまざまな加工がされています。
  鼻の毛穴が気になるという方は、指定のペーパータオルで
  鼻をかむようにしましょう。
 
  一次刺激性物質のついた手でペーパータオルを触って、
  そこから間接接触をしている事例もあります。

  なかなか改善しない場合は、
  手洗いをしてから鼻をかむとよいでしょう。



 ◆毛穴対策:その3
  【顔を拭くタオルにも注意を】

  最近の市販のタオルには抗菌加工や柔軟加工、保湿成分配合など、
  強い加工がされているものが多くあります。

  そのような加工は、指定の洗濯洗剤で何度洗っても
  落ちない場合がほとんどです。

  顔を拭いた後に顔に赤みが出たり、毛穴が目立ったりするときは、
  タオルに原因があるかもしれません。

  タオルの代わりにペーパータオルを使うこともできます。
  また、サウンドスタイルでは
  加工されていないタオルも取り扱っています。

  ☆オーガニックコットンタオル
   http://soundstyle.co.jp/goods/82.html






 ▼お悩み第1位:シミ


 シミは、肌の傷んだ部分を保護するためにできるものです。

 日常的に一次刺激性物質に触れていると、
 肌は炎症を起こしてしまいます。

 シミや色素沈着は、
 皮膚の防御機能が損なわれた部分を守るために、
 色を黒く変えて皮膚を守っているのです。

 何もつけないだけで
 シミや色素沈着を改善することは難しいのですが、
 悪化を防ぎ、予防することができます。

 シミの予防には『8つの習慣』の徹底が有効です。

  ☆非接触生活・8つの習慣
   http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo.php



 ◆シミ対策:その1
  【日常生活では日焼け止めを使わない】

  非接触生活ビギナーの多くが不安を感じる項目です。
  日焼け止めを使わないからシミができる、
  と思っている方も多いことでしょう。

  日焼け止めも一次刺激性物質。
  先ほどお話したとおり、使い続けると肌は炎症を起こし、
  傷んだ部分を守るためにシミができてしまいます。

  日常生活では、帽子や日傘で紫外線対策をしましょう。


 ◆シミ対策:その2
  【ファンデーションを使わない】

  全成分に問題のないものであっても、
  肌に何かをつけたままにしておくことは、負担となります。

  ファンデーションの使用をやめてから
  シミの改善が一気に進んだフェローもいらっしゃいました。

  ファンデーションやコンシーラーで
  隠したくなりますが、ちょっと我慢。
  隠さないほうが、シミの悪化を防ぐことができます。

  状態が改善するまでは、メガネやアイメイクなどで
  視線をそらしてもよいでしょう。

  顔の印象は、肌の状態よりも
  表情によって大きく左右されるもの。
  他人は意外に、肌の状態まで見ていないかもしれません。






 ▼お悩み第3位:カサつき


 カサつきも毛穴同様、接触がなくなれば改善しやすい症状です。

 ちょっとした接触をするだけで影響が出ますので、
 8項目の徹底に加え、毛穴対策の内容を実践してみましょう。

 肌がガサガサする、かゆみがあるという場合は
 強い刺激物に触れていることが考えられます。

 朝起きてから夜寝るまでに
 肌に触れているものを書き出してみましょう。

 一次刺激性物質に触れなければ、
 翌日から肌が改善します。


 ◆カサつき対策:その1
  【寒さを我慢しない】

  寒さを我慢していると肌のバリア力が低下し、
  接触によってカサつきなどの症状が出やすくなります。

  冬になるとカサつく方は、
  接触に気をつけると同時に
  ちょっと汗ばむくらいの暖かい服装をして過ごしましょう。



 ◆カサつき対策:その2
  【ワセリンは添加物のないものを部分的につける】

  カサつきが気になるときは
  その部分にだけ、BHTなどの添加物が含まれていない
  白色ワセリンをつけるとよいでしょう。

  寝るときには何もつけず
  肌を休ませるようにしてくださいね。

  カサつきがあまりにひどく、かゆみがある場合は
  夜もワセリンをつけて肌を保護したほうが
  かゆみは治まりますが......

  ワセリンは一時的にカサつきをごまかすもの。
  症状を改善することはできません。

  カサつきの原因を見つけて
  取り除くようにしましょう。


 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php

メールマガジン「秘密の皮膚科学」

関連性の高い記事

【次のエントリー】
 → 第446号 『実践者からのご報告』の秘密

【前のエントリー】
 →第444号 やっぱり毛穴?『ラーナー講座・登録時アンケート』の秘密

このページのTOPへ