メールマガジン「秘密の皮膚科学」
2008年05月27日配信
第148号 毎年恒例?『初夏のシミ対策』の秘密
みなさん、こんにちは。
コスメプロデューサーの牛田専一郎です。
「今年も来ましたね、あの季節が......」
パソコンの画面を見ながら、
白木さんがブツブツつぶやいています。
いったい、何の季節がやって来たんですか?
「決まってるじゃないですか~。
"紫外線"ですよ!」
コスメプロデューサーの牛田専一郎です。
「今年も来ましたね、あの季節が......」
パソコンの画面を見ながら、
白木さんがブツブツつぶやいています。
いったい、何の季節がやって来たんですか?
「決まってるじゃないですか~。
"紫外線"ですよ!」
☆------------------------------------------------------------☆
―― 毎年恒例? ――
『初夏のシミ対策』の秘密
☆------------------------------------------------------------☆
▼読者さんから続々と......
毎年、GWを過ぎたあたりから
紫外線についてのメールが増えるんです。
私と白木さんにとっては、
夏季の訪れを知らせる風物詩みたいなもの。
なぁんて、言い過ぎかもしれませんが、
それくらい顕著に増えるのです。
「私もそうですけど、
日差しが強くなってくると、
どうしても日焼けが気になるんですよね~」
▼多い質問ベスト1は?
一番多いのは、
"シミをつくらないためには?"
というご質問。
日焼けをする→シミができる、
というイメージが強いようです。
バックナンバーでもお話していますが、
お問い合わせが多いので、もう一度お話しますね。
最も大切なポイントは......
【シミは、お肌が傷んでいる場所にできるもの。
言い換えれば、傷んでいなければできないものである!】
ということです。
▼知っていますか?「シミの役割」
お肌が担っている最大の使命は、
外界の刺激から身体の内側を守ること。
もちろん紫外線も、
我々の健康をおびやかす刺激のひとつですから、
お肌は太陽光線から身体を守ろうとします。
しかし、お肌が傷んでいると、
防御の役割を充分に果たすことができません。
そこで、お肌はどうするかというと......。
自分自身を変化させるのです。
傷んだ部分にメラニンを生成させ、
肌の色素を黒くすることで、
紫外線から体内を守ろうとするのです。
「すっかりワルモノ扱いのシミだけど、
ちゃんと"できる理由"があるんですね」
そうなんです。
身体の活動に、意味のないものはないんですよ。
▼牛田式・シミ対策
「ってことは、シミを残さないためには、
日ごろからお肌を傷めないようにしておく。
ってことですね」
そうです。
お肌を傷めないためには......
「"何もつけない"ですね!!」
そのとおり。
化粧水や乳液、クレンジング剤、ボディソープ、
シャンプー&リンス、石けん洗剤や柔軟剤などなど......
タンパク変性を起こす物質はもちろんのこと、
皮脂膜の生成や常在菌の活動を妨げるものを使わないことです。
もちろん、日焼け止めもNGですよ。
▼日焼け止めの功罪
日焼け止めは、お肌を紫外線から守るものです。
しかし。
このメルマガを読んでいる方なら、
界面活性剤やシリコンが含まれていることは
よくご存知のはずですよね?
さらに、日焼け止めは
強い洗浄力を持つクレンジング剤でなければ
落とすことができません。
日焼け止めは、
塗るときも、落とすときもお肌を傷めるのです。
「お肌を守るために使っているものが、
お肌を傷める原因になっているなんて......」
残念ですが、それが現実です。
ですから、日焼け止めは"最終手段"として考えてください。
真夏の海や山など、長時間にわたって
大量の紫外線を浴び続ける場合だけ
使用するようにしましょう。
日常生活では、
紫外線量の多い時間帯の外出を避けたり、
帽子や日傘を持ち歩くようにしたり。
日焼け止めを手にする前に"できること"を
工夫して取り入れるようにしましょう。
▼最後に。
くどいようですが、もう一度、繰り返します。
シミは、お肌が傷んだ部分にできるもの。
傷んでいなければ、できないものです。
そのことを心に留めながら、
初夏の日差しとお付き合いをしてくださいね。
★牛田への感想・コメントがありましたら、
お気軽にどうぞこちらへ。
http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php
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毎年、GWを過ぎたあたりから
紫外線についてのメールが増えるんです。
私と白木さんにとっては、
夏季の訪れを知らせる風物詩みたいなもの。
なぁんて、言い過ぎかもしれませんが、
それくらい顕著に増えるのです。
「私もそうですけど、
日差しが強くなってくると、
どうしても日焼けが気になるんですよね~」
▼多い質問ベスト1は?
一番多いのは、
"シミをつくらないためには?"
というご質問。
日焼けをする→シミができる、
というイメージが強いようです。
バックナンバーでもお話していますが、
お問い合わせが多いので、もう一度お話しますね。
最も大切なポイントは......
【シミは、お肌が傷んでいる場所にできるもの。
言い換えれば、傷んでいなければできないものである!】
ということです。
▼知っていますか?「シミの役割」
お肌が担っている最大の使命は、
外界の刺激から身体の内側を守ること。
もちろん紫外線も、
我々の健康をおびやかす刺激のひとつですから、
お肌は太陽光線から身体を守ろうとします。
しかし、お肌が傷んでいると、
防御の役割を充分に果たすことができません。
そこで、お肌はどうするかというと......。
自分自身を変化させるのです。
傷んだ部分にメラニンを生成させ、
肌の色素を黒くすることで、
紫外線から体内を守ろうとするのです。
「すっかりワルモノ扱いのシミだけど、
ちゃんと"できる理由"があるんですね」
そうなんです。
身体の活動に、意味のないものはないんですよ。
▼牛田式・シミ対策
「ってことは、シミを残さないためには、
日ごろからお肌を傷めないようにしておく。
ってことですね」
そうです。
お肌を傷めないためには......
「"何もつけない"ですね!!」
そのとおり。
化粧水や乳液、クレンジング剤、ボディソープ、
シャンプー&リンス、石けん洗剤や柔軟剤などなど......
タンパク変性を起こす物質はもちろんのこと、
皮脂膜の生成や常在菌の活動を妨げるものを使わないことです。
もちろん、日焼け止めもNGですよ。
▼日焼け止めの功罪
日焼け止めは、お肌を紫外線から守るものです。
しかし。
このメルマガを読んでいる方なら、
界面活性剤やシリコンが含まれていることは
よくご存知のはずですよね?
さらに、日焼け止めは
強い洗浄力を持つクレンジング剤でなければ
落とすことができません。
日焼け止めは、
塗るときも、落とすときもお肌を傷めるのです。
「お肌を守るために使っているものが、
お肌を傷める原因になっているなんて......」
残念ですが、それが現実です。
ですから、日焼け止めは"最終手段"として考えてください。
真夏の海や山など、長時間にわたって
大量の紫外線を浴び続ける場合だけ
使用するようにしましょう。
日常生活では、
紫外線量の多い時間帯の外出を避けたり、
帽子や日傘を持ち歩くようにしたり。
日焼け止めを手にする前に"できること"を
工夫して取り入れるようにしましょう。
▼最後に。
くどいようですが、もう一度、繰り返します。
シミは、お肌が傷んだ部分にできるもの。
傷んでいなければ、できないものです。
そのことを心に留めながら、
初夏の日差しとお付き合いをしてくださいね。
★牛田への感想・コメントがありましたら、
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