メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2014年05月13日配信

第410号 パサつき、ベタつき『お湯洗髪の悩み・解決法』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014/05/13━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと!

            「秘密の皮膚科学」

     第410号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 非接触生活、最難関!?
 ともいわれるお湯洗髪。

 髪のパサつきやキシキシ感、
 においやベタつきが気になって
 挫折してしまう方も多いようです。

 今回は、これらの悩みを解決する方法をお知らせします。



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            ── パサつき、ベタつき ──

             『お湯洗髪の悩み・解決法』の秘密

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 ▼肌はキレイになったけれど


 お湯洗髪がうまくいかず
 挫折してしまいそう......

 そんなメッセージが届きました。


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   ◆『においとキシキシ感が気になります』(女性)
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   湯洗髪、湯洗顔、湯洗身を始めて約3ヶ月。

   体はアトピーが軽くなり、
   痒みやカサつきもなくなりました。

   頭皮にあった湿疹も、
   以前は出血していたほどだったのに、
   今では本当に良くなりました。

   ずっと治らなかった眉間の白ニキビも、なくなりました。
   明らかに、肌のためには良いことが分かりました。

   でも! どうしても、頭皮のにおいが気になります。
   小麦粉シャンプーを使ったらだいぶおさまりましたが、
   それでもやっぱり人間臭い。

   髪もバサバサで、腰まであるロングなので目立つし......。
   生え変われば綺麗な髪が生えてくるのでしょうが、待てず!

   まぁストイックになりすぎず、
   気楽にやった方がええわーと思って
   久しぶりにシャンプーリンスしたら、
   頭皮とおでことデコルテにぶつぶつが。痒みも出ました......。

   髪の毛以外においては、全身の肌においては、
   非接触生活を続けたいのですが、
   頭のにおいとキシキシな髪の毛で挫折しそうです。


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 ▼パサつき、ベタつき解決法


 それでは、お湯洗髪の2大お悩みである

  ◎パサつき・キシキシ感
  ◎ベタつき・におい

 それぞれについて
 原因と対策、注意事項をみていきましょう。
  


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 <<1>> 髪のパサつき・キシキシ感
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  髪がパサパサ・キシキシするのは、
  シャンプーやリンスを使用してきたことによって
  髪がタンパク変性を起こしているため。

  これまで髪の傷みに気付かなかったのは
  リンスやコンディショナーで
  髪をコーティングしていたからなのです。

  髪は死んだタンパク質でできていますから
  一度傷んだものを元に戻すことはできませんが、
  お湯洗髪を続ければ、髪本来の手触りに戻ります。


 【パサパサ・キシキシ対策】

  思い切って、傷んだ部分をカットしましょう。

  そのままお湯洗髪を続ければ、ロングヘアでも
  お湯だけでしっとりさらさらに仕上がるようになります。

  カットできない場合は
  添加物の含まれていないピュアなオイルを
  肌に触れない毛先だけに、少量つけることで
  パサつきをやわらげることができます。


 【こんなことに注意】

  たとえ天然由来の素材であっても
  トリートメントは一次刺激性物質が含まれている場合があります。

  オイルを髪全体につけてしまうと
  額や肩など、髪が触れる部分の肌に付着してしまいますので
  気をつけてくださいね。



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 <<2>> 髪のベタつき・におい
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  お湯洗髪を始めて間もない頃にありがちな
  においやベタつきの原因として、
  次の2つが考えられます。

  ・頭皮の皮脂分泌が過剰になっている
  ・短時間でごしごし洗って終わりにしている(=洗い足りない)



  【ベタつき・におい対策】

  1.獣毛ブラシを使って
    上から下から100回づつを目安にとかすこと

  2.洗髪前に、お風呂でよく温まること

  3.髪を分けながら、綿手袋をして
    地肌をまんべんなく洗っていくこと
    (指先で地肌のベタつきを確かめながら
     2往復くらい、少しずつ洗うとよい)

  4.髪に付着している一次刺激性物質を
    綿手袋に付着させるようにして、よく梳き落とすこと

    ※綿手袋に抗菌加工がされていると、
     ベタつきが治まりません。
     手袋の表示を確認しましょう。

  5.洗髪後ドライヤーですぐに乾かすこと



 【こんなことに注意】

  ・肌に触れないよう、髪だけにシャンプーを使う
  ・どうしてもベタつくときだけ、石けんシャンプーを使う

  どちらも肌を傷める行為であり、
  お湯洗髪の効果がなくなってしまいます。

  肌にシャンプーが流れないよう注意しても、
  シャンプーをした髪が肌に触れることで、
  触れた部分に赤みやカサつき、かゆみが出てしまいます。

  また、シャンプーを使用すると
  頭皮の常在菌のバランスが崩れ、
  さらににおいが気になりやすくなります。






 ▼まとめ ~ 接触もベタつきやにおいの一因に ~


 ここまで、お湯洗髪のお悩み解決法をご紹介しました。
 白木さん、いかがでしたか?


 「パサつきやきしみには、カットまたは少量のオイル。
  においやベタつきには、より丁寧な洗髪を。

  ということですね。

  これらを続けてもうまくいかないときは
  どうしたらいいんでしょうか......?」


 その場合は、頭皮に
 何かしらの一次刺激性物質が
 接触している可能性があります。

 たとえば、こんなものに気をつけましょう。


  ◆洗えない帽子、抗菌・UV加工のされた帽子

  ◆抗菌加工・柔軟加工のされた、枕カバーや寝具カバー

  ◆ヘアブラシ(指定の中性洗剤でこまめに洗いましょう)



 接触を断つことができれば
 お湯洗髪がよりスムーズになります。

 軌道に乗るまでは
 くじけそうになることもあるかもしれませんが、
 日常生活で肌に触れているものをチェックしつつ
 気長に取り組んでみてくださいね。




 ☆ご意見をお待ちしております。
  質問・疑問なども、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php




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