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2024年05月14日配信

改善が停滞?『洗濯洗剤の影響』の秘密 | 第799号

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024/05/14━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第799号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 肌が改善したという嬉しい報告をいただく一方で、
 変化しなくなったという喜ばしくない報告も。


 「肌は一定以上綺麗にならないのでしょうか?」


 いえいえ、停滞するのには理由があります。

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           改善が停滞?

        『洗濯洗剤の影響』の秘密

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 ▼影響の出かたは、まちまちですが


 牛田はこれまで洗濯洗剤の切替えは必須と
 伝えてきましたが。

 肌に大きなトラブルがない方、
 トラブルが出るのが身体の一部という方は
 洗濯洗剤切替えの必要性を感じていないかもしれません。


 「気に入った洗剤がある方も多いですよね」


 そうですね、白木さん。

 ニキビやアトピーなど炎症系の方は
 すぐに切り替える傾向がありますが。

 ですが、シミや色素沈着がある方は
 切替えが遅れる傾向があります。

 洗濯洗剤を切り替えないと
 ある程度までは改善しますが、
 それ以上は変化しなくなってしまうのです。


 「う~む......。
  測定数値にも現れるんですか」


 ええ。
 測定をしていても、紅斑値(炎症の数値)が
 ある一定以下には下がらないようなのです。
 もちろんメラニン値も高止まりしています。

 そうなると、シミがなかなか薄くならなかったり、
 接触物が増えたときや体調によって
 肌が赤くなったりシミが濃くなって見えたり。

 目に見えるトラブルになりやすいのです。





 ▼界面活性剤不使用?


 「市場には肌や環境に良いことを謳った
  洗濯洗剤がありますよね」


 はい。

 そういった洗濯洗剤は石けん成分や油脂由来の
 界面活性剤が配合されており、
 洗い終わった洗濯物に、肌に刺激となる
 脂肪酸が残留しています。


 「ときどき読者の方からお聞きする、
  界面活性剤不使用のものならいいですか?」


 よくいただく洗剤はこちらですね↓

(限定情報のため配信のメルマガでのみお知らせしています)

 成分には問題なさそうですが......。
 洗浄力が十分でない洗濯洗剤は肌の弱い人には
 おすすめできません。

 昔のように抗菌剤や柔軟剤が使われていない時代は
 問題なかったのですが。今では当然のように
 あらゆるものに一次刺激性物質が使われています。

 柔軟剤や抗菌剤は落ちにくいことで
 その効果を発揮しています。
 そのため、強い洗浄力がなければ
 落とすことができません。

 洗濯洗剤そのものに肌への影響がなくても、
 測定の数値には現れているんですよ。


 「落とし切れていない一次刺激性物質の
  影響が出てしまっているんですね」


 その通りです、白木さん。
 肌はじつはちょっとした接触の影響も受けています。

 炎症系の湿疹がある方はもちろんですが、
 シミや色素沈着、毛穴が気になる方にも
 使用をおすすめしていません。





 ▼選択をしてくださいね


 気に入った洗濯洗剤があって、
 肌トラブルが起きていない方はそのまま
 お使いいただいて問題ありません。

 ただ、シミ、くすみを薄くしたい、
 赤みをなくしたいという方は
 躊躇せず洗濯洗剤を指定のものに
 切り替えてくださいね。




 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞ
  https://jstcd.or.jp/contact/

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