バックナンバーメールマガジン「秘密の皮膚科学」

2019年06月25日配信

第576号 久しぶり?『お湯洗髪の質問』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2019/06/25━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第576号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 「牛田さん、お湯洗髪について
  いろいろご質問が届いていますよ!」


 白木さん、ありがとうございます。

 お湯洗髪を取り上げるのは
 ちょっと久しぶりですね。

 これから暑い時期になるので、
 お湯洗髪でさっぱりしないという方も
 一緒におさらいしてみましょう。

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          久しぶり?

       『お湯洗髪の質問』の秘密

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 ▼質問いろいろ


 まずはいただいた質問について、
 まとめて答えていきますね。



 Q1.「ブラシが真っ白になるのですが」(40代女性)
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 お湯洗髪はちょっとスッキリしない
 ところが難点だとはおもいますが、
 継続しています。

 ブラッシングをすると
 ブラシが真っ白になるので、これは
 いつか真っ白にならなくなるのでしょうか?

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 A1.ブラシにつく汚れは地肌から出た皮脂や角質です。

 代謝の一部ですので出なくなるということは
 ありませんが、お湯洗髪を続けるうちに
 ブラシにつく汚れは少なくなっていきます。 

 「髪を乾かすときに指にべたべたがつく」という
 場合も、原因は同じです。

 気になる場合は、乾かすときも
 綿手袋をすると、髪のべたつきも取れて
 さっぱりしますよ。



 Q2.「フケが改善されません」(60代女性)
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 お湯洗髪にしてから半年以上になりますが、
 フケのような白いものが出て改善されません。
 洗髪時とゆすぐ時に綿手袋をしています。
 力の入れ過ぎなのでしょうか。

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 A2.さまざまな原因が考えられます。

 ごしごし力を入れて全体を洗っていたり、
 ヘアブラシが汚れていると、フケが出やすくなります。

 また、自宅で洗濯できない帽子や
 抗菌加工をした枕などとの接触はないか
 確認してみてくださいね。

 フケ対策については読者の方から
 ご報告が届いています。
 こちらを参考になさってください↓


 ☆第291号 ありがちな失敗事例?『よくあるお湯洗髪の悩み』の秘密(2)
  http://hisesshoku-derm.com/archives/2011/08/291.php




 Q3.「ヘアワックスはお湯洗髪で落ちる?」(男性)
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 仕事柄、どうしてもヘアワックスを使用して
 髪の毛を固めないといけないのですが、
 その際もお湯洗髪で落とし切れるものでしょうか?

 お湯洗髪だとヘアワックスが残っている感じが
 して石鹸洗髪で軽く洗ってお湯で流すと
 いう方法を取っているのですが、何かいい方法が
 ありますでしょうか?

 それともオーガニック系のヘアワックスに
 変えるなどしたほうがいいでしょうか?

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 A.ヘアワックスの種類によります。

 お湯のみで落とせるかはヘアワックスの
 種類によります。ハードなタイプでしたら
 難しいと思われます。 

 ほとんどのヘアワックスにも一次刺激性物質が
 使われていますので、具体的におすすめできる
 商品がないのが現状です。

 肌や頭皮にトラブルが出ている場合は、
 落としやすいヘアワックスに変えましょう。

 お湯のみで落とせなければ小麦粉シャンプーを
 使うなど、工夫をしてみてくださいね。 






 ▼仕上がりに差がつくポイントおさらい


 「牛田さん、お湯洗髪の方法についても、
  何かコツはあるのでしょうか?」


 白木さん、質問ありがとうございます。

 お湯洗髪の悩みはフケや皮脂に関わるものが
 多いのですが、正しい手順で丁寧に行なうことで
 それらをしっかり解決することができます。

 仕上がりに差がつくお湯洗髪の
 ポイントについて、紹介していきましょう。



 ○1.獣毛ブラシを使って上から、
  下から各100回を目安にとかすこと

 念入りなブラッシングで髪に付着した
 汚れのほとんどは事前に落とすことができます。

 丁寧にブラッシングをしておくことで、
 その後の洗髪が楽になります。
 洗髪中髪も絡まりにくくなりますよ。



 ○2.髪を分けながら、綿手袋をして
  地肌をまんべんなく洗っていくこと

 指先で地肌のベタつきを確かめながら、
 二往復くらい少しずつ洗っていくとよいでしょう。
 ごしごし力を入れる必要はありません。

 地肌にシャワーを当てながらでもよいですが、
 一度濡らした後、シャワーを止めて
 頭皮を洗うのも可。

 仕上げにシャワーを当てながら
 もう一往復してもよいでしょう。



 ○3.髪に付着している一次刺激性物質を
  綿手袋に付着させるようにしてよく梳き落とすこと

 ブラッシングの段階で髪に付着している汚れは
 落とせています。頭皮を中心に洗ったら、
 髪は綿手袋で軽くとかす程度でかまいません。


 イラスト付きで見る 
  こちら→http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/03/post-14.php






 ▼終わりに ~お湯洗髪をマスターしよう!~


 今回は久しぶりにお湯洗髪の
 質問を取り上げました。
 白木さん、いかがでしたか?


 「しばらく続けているのにうまくいかないと
  感じている方も、基本に立ち返って
  みるといいですね!」


 そうですね。

 お湯洗髪をマスターした方からは、

 ・顔、身体のカサつきがなくなった
 ・風邪などで髪を洗えない日もべたつかない
 ・しっとりさらさら、自然な艶が出た
 ・癖毛が改善された
 ・抜け毛が減った

 というご報告も届いています。
 ぜひ実践してみてくださいね。






 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://jstcd.or.jp/contact/

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