メールマガジン「秘密の皮膚科学」
2009年01月06日配信
第178号 新春スペシャル?『何もつけない・徹底復習』の秘密
あけましておめでとうございます。
コスメプロデューサーの牛田専一郎です。
2009年も意欲的に!
しかしながら淡々と、取り組んでまいります。
みなさん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて新年最初の配信は......
【復習】からスタートいたします!
コスメプロデューサーの牛田専一郎です。
2009年も意欲的に!
しかしながら淡々と、取り組んでまいります。
みなさん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて新年最初の配信は......
【復習】からスタートいたします!
☆------------------------------------------------------------☆
―― 新春スペシャル? ――
『何もつけない・徹底復習』の秘密
☆------------------------------------------------------------☆
▼白木さん、新年初ビックリ
「新しい年だから、新しい話題から始まるのかと思ったら......。
牛田さん、意外なところを突いてきましたね!」
新しい一歩を踏み出すためには、
まずは足元を固めること。
"基礎固め"が大切なんです!
昨年まで、
化粧品や洗剤にひそむ問題点や季節の変わり目の対策など、
主にお肌の弱い方を対象として
「お肌を傷めてしまうこと」「気にしなくてよいこと」
をお話してきました。
2009年の配信をスタートするにあたって
ちょっとだけ視点を変えて......。
皮膚生理を「お肌の悩み」「その対処法」
という観点から'おさらい'したいと思います。
【何もつけない】をすでにご理解いただいている方も、
今年チャレンジしてみようかな、という方も。
どうぞお付き合いくださいね。
▼よくある顔や体のトラブル――あなたも悩んでいませんか?
◇シミが増えた
◇毛穴の開きや黒ずみが目立つ
フェイスラインにニキビがある
◇いつも同じ場所にニキビができる
◇何を使ってもお肌がカサつく
◇いつもお肌に赤みがある
◇身体に吹き出物やかゆみがある
◇頭皮に湿疹がある
◇化粧崩れしやすく、テカリが気になる
◇小じわが気になる
ここに挙げたものは、
実際にたくさんの"お悩みメール"をいただいているものです。
ひとつでも当てはまる方は、要注意。
日ごろのお手入れや、生活習慣に原因があるかもしれません。
▼あなたにも当てはまる? 生活習慣チェック
ここで、日常生活を振り返りながら
次の12項目をチェックしてみましょう。
あなたに当てはまるものはありますか?
【12項目をチェック! あなたの"習慣"は大丈夫?】
┌――――――――――――――――――――――――――――――
|
| Q1.お肌が乾燥するので
| 洗顔後は化粧水、乳液、美容液、クリームで
| お手入れしている
|
| Q2.カバー力のあるリキッドファンデーションや
| 落ちにくいメイクをしているので、
| しっかり落とせるクレンジングを使ったり、
| ダブル洗顔をしたりしている
|
| Q3.ファンデーションの付きをよくするため、
| 下地を必ず使っている
|
| Q4.紫外線が気になるので、
| 季節を問わず日焼け止めを使っている
|
| Q5.たるみ対策に
| オイルやクリームを使ってマッサージをしている
|
| Q6.脂性でニキビができやすいので、
| こまめに石けん洗顔をしている
|
| Q7.毎日髪はシャンプー、リンスをしている
|
| Q8.髪のパサつきが気になるので、
| 洗い流さないタイプのトリートメントを使っている
|
| Q9.お風呂あがりのお肌をしっとりさせたいので、
| 入浴剤を入れている
|
| Q10.洗剤には、柔軟剤や蛍光増白剤の入ったものを選んでいる
|
| Q11.お肌が弱いので、石けんや重曹を使って洗濯をしている
|
| Q12.クリーニングに出した衣類や、
| 柔軟仕上げのしてある毛布やマフラーを
| 特に気にせず使っている
|
└――――――――――――――――――――――――――――――
お肌の弱い方にとっては、
上記のものはすべて皮膚生理を乱したり
タンパク変性を起こし、お肌を傷める原因となります。
ひとつでも接触していると、
なかなか健康な素肌に戻ることができません。
▼どうしてダメなの? 12項目がいけない理由
今まで当たり前のように使用してきたのに、
一体どこがいけないんだろう――
こんな風に思う方も少なくないでしょう。
化粧品や洗剤によって、なぜお肌が傷むのか?
その理由を1項目づつ解説いたします。
1.【化粧水・乳液・美容液】がいけない理由-------------------
化粧水・乳液・美容液は
お肌の弱い方には、カサつきや赤みの原因になります。
本来、皮膚には自ら潤いを生み出す力があります。
化粧水・乳液・美容液など
しっとりした使用感のものをつけてしまうと、
皮脂分泌の妨げとなり、
お肌は「潤う力」を取り戻せなくなってしまいます。
また、乳液や美容液には界面活性剤が含まれているため、
お肌にタンパク変性を引き起こしてしまいます。
界面活性剤には脱脂力があるので、
お肌はさらにカサつくようになってしまうのです。
◎バックナンバーをご参考に......
◇創刊号 洗顔の秘密(1)
http://hisesshoku-derm.com/archives/2004/10/001.php
◇第2号 洗顔の秘密(2)
http://hisesshoku-derm.com/archives/2004/10/post-3.php
2.【リキッドファンデーション、
クリームファンデーション】がいけない理由---------------
カサつきや毛穴の開き、黒ずみの原因になってしまいます。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは
界面活性剤を含んでいるだけでなく、
強い洗浄力を持つクレンジング剤でなければ
落とすことができません。
クレンジングや強い洗浄剤でのダブル洗顔は角質を傷め、
お肌から潤いを奪ってしまいます。
◇第22号 よく落ちる? 『洗浄力』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/03/22.php
◇第25号 『クレンジング剤』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/04/25.php
3.【ファンデーションの下地】がいけない理由-----------------
下地には界面活性剤が使われてるだけでなく、
お肌にしっかりとついてしまうものは、
落とすときにクレンジングが必要になります。
クレンジングは、毛穴の黒ずみやテカリなどの原因になります。
UV対策下地の原料の大半は、紫外線の散乱剤。
ファンデーションの原料の大半も、紫外線の散乱剤。
下地とファンデーションの成分はほぼ同じです。
つけているときと落とすとき、
ダブルでお肌にダメージを与えるのです。
4.【日焼け止め】がいけない理由-----------------------------
毛穴の黒ずみやテカリ、新たなシミなどの原因になることも。
日焼け止めは、汗をかいても落ちにくくなっていますので、
洗浄力の強いクレンジング剤が必要になります。
そして、日焼け止めは
界面活性剤や紫外線吸収剤、シリコンを含んでいる場合があり、
毎日、長時間使用することによって
お肌が傷んでしまう可能性があります。
シミはお肌の傷んだ部分を保護するためにできているものです。
シミを増やしたくない方は、
お肌を傷めるものと接触しないことが予防につながります。
◇第31号 『日焼け止め』の秘密~前編~
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/05/31.php
◇第32号 『日焼け止め』の秘密~後編~
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/06/32.php
5.【マッサージクリームやオイル】がいけない理由-------------
界面活性剤を含むクリームや、オイルによるマッサージは
皮膚にタンパク変性を起こし、トラブルの原因となります。
ピュアなオイルであれば
お肌への負担は軽減されますが、
油分を落とすために洗浄剤が必要になります。
結果的にお肌を傷めてしまいますから、
時々する程度にしましょう。
◇第112号 お肌の敵? 味方? 『顔のマッサージ』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/09/112.php
6.【こまめな石けん洗顔】がいけない理由---------------------
赤み、カサつき、テカリなどの原因になります。
石けん等の洗浄剤でゴシゴシ洗うと
皮膚を傷つけて、ニキビを悪化させてしまいます。
アトピーの方も同じです。
石けんを含むどのような洗浄剤も、界面活性剤です。
使用することで皮膚はタンパク変性を起こしてしまいます。
◇第157号 毎日洗いましょう?『石けん+保湿』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/07/157.php
7.【シャンプー、リンス】がいけない理由---------------------
フェイスラインや背中の吹き出物、
頭皮の湿疹やかゆみの原因になります。
お肌が弱い人は、
泡が身体に触れただけでもかゆみが起きたり、
お肌の一部がガサガサになってしまうことがあります。
また、充分に洗い流さずにいると、
シャンプーやリンスがお肌に残り、
湿疹やシミの原因になる場合もあります。
使用した後によく洗い流しても、
シャンプーやリンスが少しお肌に流れただけで、
皮膚はダメージを受けてしまいます。
週1回の使用でも同じことです。
石けんシャンプーにも要注意。
◇第94号 クサくないの!?『お湯洗髪』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/02/94.php
8.【洗い流さないタイプの髪のトリートメント】
がいけない理由-----------------
髪の触れる箇所の赤みやニキビ、カサつきの原因に。
リンスも同じですが、トリートメントには界面活性剤や
シリコンが"帯電防止剤"として含まれています。
髪をコーティングすることによって、
髪に汚れが付着しにくくするとともに、
手触りを良くしているのです。
お肌の弱い方は、
トリートメントの付いた髪が
お肌に接触しただけでダメージを受けてしまいます。
整髪剤も同じです。
9.【入浴剤】がいけない理由---------------------------------
入浴剤がカサつきの原因になることがあります。
特に、湯上りがしっとりするものは
お肌の皮脂分泌を妨げてしまいます。
また、お湯が濁るタイプの入浴剤には
界面活性剤が使われていることがあるため、
かえってカサつきなどの原因となってしまいます。
10.【柔軟剤や蛍光増白剤の入った洗剤】がいけない理由---------
お肌のカサつき、赤み、ニキビなどの原因となることがあります。
薄い油の膜で繊維1本1本をコーティングするような形で
繊維のすべりを良くし、手触りをやわらかくしているのが
柔軟効果です。
家庭用の柔軟剤の主成分は、陽イオン(カチオン)界面活性剤。
陽イオン界面活性剤は吸着性・残留性が高いので、
皮膚に対する影響も大きいといわれています。
また、蛍光増白剤は布地をコーティングする染料の一種です。
お肌の弱い方には刺激となることがわかっています。
寝具などをこれらが配合された洗剤で洗っていると、
いつも同じ箇所にニキビができる原因となってしまいます。
11.【石けんや重曹による洗濯】がいけない理由-----------------
お肌のかゆみなどの皮膚刺激になります。
石けんを使って洗濯をするときに出る「石けんカス」は、
石けん中の脂肪酸と、水道水中のカルシウムイオンや
マグネシウムイオンとが結合して、
脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムとなったものです。
布地に残った遊離脂肪酸や石けんカスは、
生まれつきお肌の弱い人や刺激の影響を受けやすい人、
心身の疲労や体調不良によって
皮膚のバリア機能が低下している人にとっては、
皮膚刺激となってしまいます。
重曹などのアルカリ剤を使用した洗剤なども、
洗濯水温が高くない場合には溶け残りがあるようです。
溶け残りの粉が付着している生地に触れると、
お肌はアルカリの影響を受けてしまいます。
12.【クリーニングに出した衣類、寝具】がいけない理由---------
お肌のカサつき、赤み、ニキビなどの原因となることがあります。
クリーニングに出した衣類や
新品の衣類(下着、靴下、ストッキング、帽子など)には
柔軟仕上げが施されています。
柔軟仕上げ剤の主成分は、陽イオン(カチオン)界面活性剤です。
陽イオン界面活性剤は吸着性・残留性が高いので、
皮膚に対する影響も大きいといわれています。
▼一番のお手入れ方法は?
「あれもダメ、これもダメ......。
う~ん、どうしたらいいんでしょうか?」
お肌の健康を考えるなら、
【何もつけない】ことが一番のお手入れになります。
お肌、というと
顔のことばかりに意識が向けられがちですが、
手足や頭皮にいたるまで、
私たち人間の全身を覆っているのが"お肌"です。
繰り返しになりますが、
とても重要なことなのでもう一度......。
お肌の弱い方は、
【お肌を傷めるもの】にひとつでも接触していると
健康な素肌に戻ることができません!
お肌の調子がよくないなぁ、と思っている方は
『お肌を傷めるものに接触していないか?』
頭からつま先まで、全身をチェックしてみてくださいね。
▼新春【何もつけない】復習シリーズ! 次号は......
今回は"お肌の悩み"の原因となっている
生活習慣をチェックしました。
次号は"対処法"に焦点をあてます。
お肌を健康な状態に戻すためにはどうしたらいいのか?
具体的な実行方法をご紹介します。
どうぞお楽しみに!
★牛田への感想・コメントがありましたら、
お気軽にどうぞこちらへ。
http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
☆メルマガ☆『秘密のプロジェクト』も好評配信中!
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
はげしく稼動中! の『秘密のプロジェクト』。
最新情報をメルマガでお届けしています。
...続きは『秘密のプロジェクト』をお読みくださいね。
―― 新春スペシャル? ――
『何もつけない・徹底復習』の秘密
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▼白木さん、新年初ビックリ
「新しい年だから、新しい話題から始まるのかと思ったら......。
牛田さん、意外なところを突いてきましたね!」
新しい一歩を踏み出すためには、
まずは足元を固めること。
"基礎固め"が大切なんです!
昨年まで、
化粧品や洗剤にひそむ問題点や季節の変わり目の対策など、
主にお肌の弱い方を対象として
「お肌を傷めてしまうこと」「気にしなくてよいこと」
をお話してきました。
2009年の配信をスタートするにあたって
ちょっとだけ視点を変えて......。
皮膚生理を「お肌の悩み」「その対処法」
という観点から'おさらい'したいと思います。
【何もつけない】をすでにご理解いただいている方も、
今年チャレンジしてみようかな、という方も。
どうぞお付き合いくださいね。
▼よくある顔や体のトラブル――あなたも悩んでいませんか?
◇シミが増えた
◇毛穴の開きや黒ずみが目立つ
フェイスラインにニキビがある
◇いつも同じ場所にニキビができる
◇何を使ってもお肌がカサつく
◇いつもお肌に赤みがある
◇身体に吹き出物やかゆみがある
◇頭皮に湿疹がある
◇化粧崩れしやすく、テカリが気になる
◇小じわが気になる
ここに挙げたものは、
実際にたくさんの"お悩みメール"をいただいているものです。
ひとつでも当てはまる方は、要注意。
日ごろのお手入れや、生活習慣に原因があるかもしれません。
▼あなたにも当てはまる? 生活習慣チェック
ここで、日常生活を振り返りながら
次の12項目をチェックしてみましょう。
あなたに当てはまるものはありますか?
【12項目をチェック! あなたの"習慣"は大丈夫?】
┌――――――――――――――――――――――――――――――
|
| Q1.お肌が乾燥するので
| 洗顔後は化粧水、乳液、美容液、クリームで
| お手入れしている
|
| Q2.カバー力のあるリキッドファンデーションや
| 落ちにくいメイクをしているので、
| しっかり落とせるクレンジングを使ったり、
| ダブル洗顔をしたりしている
|
| Q3.ファンデーションの付きをよくするため、
| 下地を必ず使っている
|
| Q4.紫外線が気になるので、
| 季節を問わず日焼け止めを使っている
|
| Q5.たるみ対策に
| オイルやクリームを使ってマッサージをしている
|
| Q6.脂性でニキビができやすいので、
| こまめに石けん洗顔をしている
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| Q7.毎日髪はシャンプー、リンスをしている
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| Q8.髪のパサつきが気になるので、
| 洗い流さないタイプのトリートメントを使っている
|
| Q9.お風呂あがりのお肌をしっとりさせたいので、
| 入浴剤を入れている
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| Q10.洗剤には、柔軟剤や蛍光増白剤の入ったものを選んでいる
|
| Q11.お肌が弱いので、石けんや重曹を使って洗濯をしている
|
| Q12.クリーニングに出した衣類や、
| 柔軟仕上げのしてある毛布やマフラーを
| 特に気にせず使っている
|
└――――――――――――――――――――――――――――――
お肌の弱い方にとっては、
上記のものはすべて皮膚生理を乱したり
タンパク変性を起こし、お肌を傷める原因となります。
ひとつでも接触していると、
なかなか健康な素肌に戻ることができません。
▼どうしてダメなの? 12項目がいけない理由
今まで当たり前のように使用してきたのに、
一体どこがいけないんだろう――
こんな風に思う方も少なくないでしょう。
化粧品や洗剤によって、なぜお肌が傷むのか?
その理由を1項目づつ解説いたします。
1.【化粧水・乳液・美容液】がいけない理由-------------------
化粧水・乳液・美容液は
お肌の弱い方には、カサつきや赤みの原因になります。
本来、皮膚には自ら潤いを生み出す力があります。
化粧水・乳液・美容液など
しっとりした使用感のものをつけてしまうと、
皮脂分泌の妨げとなり、
お肌は「潤う力」を取り戻せなくなってしまいます。
また、乳液や美容液には界面活性剤が含まれているため、
お肌にタンパク変性を引き起こしてしまいます。
界面活性剤には脱脂力があるので、
お肌はさらにカサつくようになってしまうのです。
◎バックナンバーをご参考に......
◇創刊号 洗顔の秘密(1)
http://hisesshoku-derm.com/archives/2004/10/001.php
◇第2号 洗顔の秘密(2)
http://hisesshoku-derm.com/archives/2004/10/post-3.php
2.【リキッドファンデーション、
クリームファンデーション】がいけない理由---------------
カサつきや毛穴の開き、黒ずみの原因になってしまいます。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは
界面活性剤を含んでいるだけでなく、
強い洗浄力を持つクレンジング剤でなければ
落とすことができません。
クレンジングや強い洗浄剤でのダブル洗顔は角質を傷め、
お肌から潤いを奪ってしまいます。
◇第22号 よく落ちる? 『洗浄力』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/03/22.php
◇第25号 『クレンジング剤』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/04/25.php
3.【ファンデーションの下地】がいけない理由-----------------
下地には界面活性剤が使われてるだけでなく、
お肌にしっかりとついてしまうものは、
落とすときにクレンジングが必要になります。
クレンジングは、毛穴の黒ずみやテカリなどの原因になります。
UV対策下地の原料の大半は、紫外線の散乱剤。
ファンデーションの原料の大半も、紫外線の散乱剤。
下地とファンデーションの成分はほぼ同じです。
つけているときと落とすとき、
ダブルでお肌にダメージを与えるのです。
4.【日焼け止め】がいけない理由-----------------------------
毛穴の黒ずみやテカリ、新たなシミなどの原因になることも。
日焼け止めは、汗をかいても落ちにくくなっていますので、
洗浄力の強いクレンジング剤が必要になります。
そして、日焼け止めは
界面活性剤や紫外線吸収剤、シリコンを含んでいる場合があり、
毎日、長時間使用することによって
お肌が傷んでしまう可能性があります。
シミはお肌の傷んだ部分を保護するためにできているものです。
シミを増やしたくない方は、
お肌を傷めるものと接触しないことが予防につながります。
◇第31号 『日焼け止め』の秘密~前編~
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/05/31.php
◇第32号 『日焼け止め』の秘密~後編~
http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/06/32.php
5.【マッサージクリームやオイル】がいけない理由-------------
界面活性剤を含むクリームや、オイルによるマッサージは
皮膚にタンパク変性を起こし、トラブルの原因となります。
ピュアなオイルであれば
お肌への負担は軽減されますが、
油分を落とすために洗浄剤が必要になります。
結果的にお肌を傷めてしまいますから、
時々する程度にしましょう。
◇第112号 お肌の敵? 味方? 『顔のマッサージ』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/09/112.php
6.【こまめな石けん洗顔】がいけない理由---------------------
赤み、カサつき、テカリなどの原因になります。
石けん等の洗浄剤でゴシゴシ洗うと
皮膚を傷つけて、ニキビを悪化させてしまいます。
アトピーの方も同じです。
石けんを含むどのような洗浄剤も、界面活性剤です。
使用することで皮膚はタンパク変性を起こしてしまいます。
◇第157号 毎日洗いましょう?『石けん+保湿』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/07/157.php
7.【シャンプー、リンス】がいけない理由---------------------
フェイスラインや背中の吹き出物、
頭皮の湿疹やかゆみの原因になります。
お肌が弱い人は、
泡が身体に触れただけでもかゆみが起きたり、
お肌の一部がガサガサになってしまうことがあります。
また、充分に洗い流さずにいると、
シャンプーやリンスがお肌に残り、
湿疹やシミの原因になる場合もあります。
使用した後によく洗い流しても、
シャンプーやリンスが少しお肌に流れただけで、
皮膚はダメージを受けてしまいます。
週1回の使用でも同じことです。
石けんシャンプーにも要注意。
◇第94号 クサくないの!?『お湯洗髪』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/02/94.php
8.【洗い流さないタイプの髪のトリートメント】
がいけない理由-----------------
髪の触れる箇所の赤みやニキビ、カサつきの原因に。
リンスも同じですが、トリートメントには界面活性剤や
シリコンが"帯電防止剤"として含まれています。
髪をコーティングすることによって、
髪に汚れが付着しにくくするとともに、
手触りを良くしているのです。
お肌の弱い方は、
トリートメントの付いた髪が
お肌に接触しただけでダメージを受けてしまいます。
整髪剤も同じです。
9.【入浴剤】がいけない理由---------------------------------
入浴剤がカサつきの原因になることがあります。
特に、湯上りがしっとりするものは
お肌の皮脂分泌を妨げてしまいます。
また、お湯が濁るタイプの入浴剤には
界面活性剤が使われていることがあるため、
かえってカサつきなどの原因となってしまいます。
10.【柔軟剤や蛍光増白剤の入った洗剤】がいけない理由---------
お肌のカサつき、赤み、ニキビなどの原因となることがあります。
薄い油の膜で繊維1本1本をコーティングするような形で
繊維のすべりを良くし、手触りをやわらかくしているのが
柔軟効果です。
家庭用の柔軟剤の主成分は、陽イオン(カチオン)界面活性剤。
陽イオン界面活性剤は吸着性・残留性が高いので、
皮膚に対する影響も大きいといわれています。
また、蛍光増白剤は布地をコーティングする染料の一種です。
お肌の弱い方には刺激となることがわかっています。
寝具などをこれらが配合された洗剤で洗っていると、
いつも同じ箇所にニキビができる原因となってしまいます。
11.【石けんや重曹による洗濯】がいけない理由-----------------
お肌のかゆみなどの皮膚刺激になります。
石けんを使って洗濯をするときに出る「石けんカス」は、
石けん中の脂肪酸と、水道水中のカルシウムイオンや
マグネシウムイオンとが結合して、
脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムとなったものです。
布地に残った遊離脂肪酸や石けんカスは、
生まれつきお肌の弱い人や刺激の影響を受けやすい人、
心身の疲労や体調不良によって
皮膚のバリア機能が低下している人にとっては、
皮膚刺激となってしまいます。
重曹などのアルカリ剤を使用した洗剤なども、
洗濯水温が高くない場合には溶け残りがあるようです。
溶け残りの粉が付着している生地に触れると、
お肌はアルカリの影響を受けてしまいます。
12.【クリーニングに出した衣類、寝具】がいけない理由---------
お肌のカサつき、赤み、ニキビなどの原因となることがあります。
クリーニングに出した衣類や
新品の衣類(下着、靴下、ストッキング、帽子など)には
柔軟仕上げが施されています。
柔軟仕上げ剤の主成分は、陽イオン(カチオン)界面活性剤です。
陽イオン界面活性剤は吸着性・残留性が高いので、
皮膚に対する影響も大きいといわれています。
▼一番のお手入れ方法は?
「あれもダメ、これもダメ......。
う~ん、どうしたらいいんでしょうか?」
お肌の健康を考えるなら、
【何もつけない】ことが一番のお手入れになります。
お肌、というと
顔のことばかりに意識が向けられがちですが、
手足や頭皮にいたるまで、
私たち人間の全身を覆っているのが"お肌"です。
繰り返しになりますが、
とても重要なことなのでもう一度......。
お肌の弱い方は、
【お肌を傷めるもの】にひとつでも接触していると
健康な素肌に戻ることができません!
お肌の調子がよくないなぁ、と思っている方は
『お肌を傷めるものに接触していないか?』
頭からつま先まで、全身をチェックしてみてくださいね。
▼新春【何もつけない】復習シリーズ! 次号は......
今回は"お肌の悩み"の原因となっている
生活習慣をチェックしました。
次号は"対処法"に焦点をあてます。
お肌を健康な状態に戻すためにはどうしたらいいのか?
具体的な実行方法をご紹介します。
どうぞお楽しみに!
★牛田への感想・コメントがありましたら、
お気軽にどうぞこちらへ。
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