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2023年05月30日配信

両立はできる?『非接触生活と皮膚科指導』の秘密 | 第755号

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023/05/30━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第755号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 皮膚科に通った方から
 ときどき報告が届きます。


 「お医者さんのアドバイスが非接触生活の
  方針と違うときは戸惑いますよね」


 ご相談メールが届いていましたので
 紹介しましょうか。
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            両立はできる?

       『非接触生活と皮膚科指導』の秘密

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 ▼皮膚科での指導内容


 皮膚科での指導を受けた2名の方の
 ご報告を紹介いたします。


 【ご報告1】Cさん
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 何も付けない生活を始めてもう7年くらい経ちます
 お陰で肌荒れが無くなり(肌が)綺麗になり自分で
 自分の肌がとても好きになりました。

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 〇レーザー治療を行っているクリニックへ

 ですが以前から(物心ついたころから?)小鼻周りに
 毛細血管が目立っており、そこが気になりだしたので
 毛細血管拡張症に対してレーザー治療を
 行なっているクリニックを受診しました。

 問診で洗顔、化粧水、乳液、クリーム、
 日焼け止め等何もしていないと言うと先生は呆れ顔
 (診断結果は紅斑毛細血管拡張症)

 洗顔、保湿、日焼け止めを必ずするように言われました。

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 〇内服と外用剤での治療に切り替え

 毛細血管に対してはロングパルスヤグレーザーを(1回)
 打ちましたがまだちょこちょこ毛細血管が目立っている状態

 今後の治療について「〇〇〇〇」というレーザーを5回から
 10回すすめられましたが、治療費が高額なので内服薬と
 外用薬で治療する事にしました。

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  内服薬:ビタミンC、トランサミン

  外用薬:
  1、(化粧水として)ヘパリン類似物質外用スプレー:全顔
  2、(クリームとして)〇〇〇〇〇ゲル(朝のみ):全顔
  3、〇〇〇〇〇クリーム(夜のみ):全顔

  毎日の日焼け止め、朝晩の洗顔料を使っての洗顔

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 今日で3日目ですが目の周りの小皺が目立ってきたような気がします。

 何も付けない自分の肌がとても好きで気持ち良かったのに
 今は化粧水、軟膏、日焼け止めで肌がベタベタしていて気持ち悪いです。
 以前化粧水やクリーム、乳液を塗っていた頃の肌に似ています。

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 本当はそのクリニックへの通院をもう辞めたいとも思いますが、
 (遠いことや予約が取れない、高い基礎化粧品を
 勧められる等いろいろあります)

 塗るだけで毛細血管拡張症が良くなるのであれば、
 とりあえず通院の間だけ我慢して顔に外用薬を
 塗った方が良いのでしょうか?

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 【ご報告2】Mさん
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 今回は牛田先生に質問がありメールしています。
 よろしくお願いいたします。

 私はマスクで隠れる頬に、35歳前後から現れたニキビ跡
 (大学2年生の頃に皮膚科で治療したところ)があります。

 非接触生活とASVC使用のおかげで、以前と比べて輪郭がぼやけて、
 その分、広がって見えるような感じです。
 これはメールマガジンの中で先生が何度も説明されていますよね。

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 〇色素沈着で皮膚科へ

 今後のマスクなしの生活に向けて、このニキビ跡と
 両頬にある、肝斑のようなシミのような薄褐色のモヤモヤを
 皮膚科の先生にきちんと診ていただきたいと考えたので、
 4月〇日、女性の先生が診療を行っている皮膚科に赴きました。

 院内には「光老化」啓発プロジェクトの大きなポスターと、
 その下にドクターズコスメ(特にUV関連の商品)が
 たくさん並んでいました。

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 気になっている頬のニキビ跡は、「炎症後色素沈着」のところに
 紫外線を浴び、時間の経過と共に現れる症状の
 「老人性色素斑」で、スキンケアでの改善は見込めず、
 形成外科でのレーザー治療を勧められました。

 日々のケアでは、日焼け止めの使用と、ビタミンCや
 ビタミンA配合の化粧品を適宜組み合わせて
 使用するのが有効とのこと。

 広がって見えるように感じていた部分は、やはり肝斑でした。

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 診察の中で、当然ながらスキンケアについて問診があったものの、
 非接触生活のことや必要最小限のワセリンのみ使用していることは
 雰囲気的に最後まで言い出せませんでした。

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 〇非接触と両立できない?

 皮膚科の紹介状を受けて、月曜日に
 県外の形成外科を訪ねました。

 朝から快晴でしたが、通常通り、非接触生活の
 紫外線対策をして出かけました。

 事前にクリニックに電話予約をした際に、当日の診察の流れを聞き、
 素肌の上からマスクを着用して来院したのですが、
 先生の目には「日常的な紫外線対策を怠っている」と映ったようで、

 肌画像診断に入る前の段階で、少々嫌味を帯びた
 感想をいただいてしまい、居心地の悪い思いをしました(笑)。

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 レーザー(やトーニング)照射については、
 その説明を受けるほどに、照射後の生活で、
 日焼け止めと保湿の徹底が重要だということを知り、

 地固め療法として、外用薬や内服薬も
 併用することになると分かりました。

 これらの治療を受けると、非接触生活を
 保てなくなるように思えて、
 そのことが心配です、気がかりです。 

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 「う~ん。
  牛田さん、どうすれば......」


 まず、病院での個別の診断を受けている場合、
 医師法に触れるのでコメントすることは
 できないのです。

 ただ、巷の一般常識と同じように
 皮膚科でもスキンケアや日常的な日焼け止めの使用が
 当たり前になっていますね。

 化粧品の使用を勧められることも
 少なくないようです。





 ▼皮膚科ではどんな指導内容が?


 洗浄と保湿が常識となっている皮膚科では
 非接触生活の内容を
 受け入れがたいことが多そうです。

 みなさんが皮膚科に求めることはなんですか?

 また、皮膚科に行かれたことがある場合、
 どんな指導をされたでしょうか。

 よろしければお聞かせくださいね。


 こちらへ→→ https://jstcd.or.jp/contact/

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