メールマガジン「秘密の皮膚科学」

メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2012年11月06日配信

第334号 シミ・くすみが?『測定モニターの経過』の秘密(1)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012/11/06━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと!

            「秘密の皮膚科学」

     第334号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆


 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 今回と次回は久しぶりに
 測定フェローの経過をご紹介します。

 お一人目は
 年々増加するシミやくすみなどに悩んでいたAさん。

 測定開始から2年で
 肌はどのように変化したのでしょうか?

 リンク先に掲載している
 写真&データとあわせてご覧くださいね。

 

 

☆------------------------------------------------------------☆

           ── シミ・くすみが? ──

          『測定モニターの経過』の秘密(1)

☆------------------------------------------------------------☆


 ▼A.Yさんの場合


 測定にいらっしゃる前は
 読者モニターをされていたA.Yさん。

 今年の秋で、測定開始から2年が経ちました。


 ┌────────────────────────────
 | 
 |       <<A.Yさんのプロフィール >>
 |
 | 
 | 【性別・年齢】 女性・40代
 |
 | 【測定モニターの開始】 2010年10月20日
 |
 | 【応募時の悩み】
 |  年々増加しているシミ、くすみ、たるみ、かゆみ
 | 
 | 
 | 【ご応募時のメッセージ】
 | 
 |  「"何もつけない"を実践できていますが、
 |   季節の移り変わりによる肌のかゆみ、
 |   かきむしりにより生じた瘡蓋(かさぶた)
 |   等の悩みがあります。
 |   どうぞよろしくお願いいたします。」
 |
 | 
 └────────────────────────────

 

 


 ▼【写真でみる】A.Yさんの2年間


 こちらに写真を掲載しています。
   ↓  ↓  ↓  ↓
 http://jstcd.or.jp/casephotos/2012_11_fa_1/

 

 白木さん、ご覧になっていかがですか?


 「全体的に肌が白くなって
  気にされていたシミも
  薄くなっていることがよく分かりますね!」


 ええ、そうですね。

 Aさんは仕事をしているため、
 測定を始めて間もない頃は
 ポイントメイクが欠かせず、
 クレンジングを使用していました。

 ファンデーションをできるだけ使わなくなり、
 クレンジングの代わりにガーゼとぬるま湯で
 ポイントメイクを落とすようにした頃から、
 シミが薄くなったという実感が出てきたようです。

 今年の2月の測定時には

 「肌に透明感が出た反面、
  そのために欠点が目立つようになった気がする」

 とアンケートに回答していましたが
 現在の写真を見ると
 良い状態になっていますね。

 

 


 ▼【測定データでみる】A.Yさんの紅斑値


 こちらに測定データを掲載しています。
   ↓  ↓  ↓  ↓
 http://jstcd.or.jp/numberphotos/2012_11_6_ay/

 

 「測定開始から2年間で、
  見た目だけでなく測定数値にも
  さまざまな変化があったんですね!」


 測定数値には、見た目では分からない
 接触の影響もはっきり現れています。

 紅斑値(肌の炎症)に大きな変動があったのは
 こんなときでした。

 ┌────────────────────────────
 | 
 |   << 紅斑値に変動があったときのできごと >>
 |
 | 
 | 【紅斑値が30以上上昇】(肌の炎症が進んだとき)
 | 
 |   ・旅行先のホテルの寝具と接触した
 |   ・美容院に行った
 |   ・指定の洗剤(トップクリアリキッド)で
 |    洗濯したかどうか不明な毛布に接触した
 | 
 | 
 | 【紅斑値が30以上低下】(肌の炎症が治まったとき)
 | 
 |   ・クレンジングの使用をやめた
 |   ・1ヶ月間メイクを完全にお休みした
 | 
 └────────────────────────────


 美容院や旅行先での接触など、
 一時的な接触の影響がなくなったときも
 紅斑値が大きく下がっています。

 

 


 ▼【測定データでみる】A.Yさんのメラニン値


 Aさんの測定データを見ると、
 紅斑値が上下した1ヶ月後、後を追うように
 メラニン値(メラニンの量)が変動していることがわかります。

 一次刺激性物質との接触があり、
 紅斑値が上昇していると
 メラニン値もゆっくりと上昇を始めます。

 紅斑値は接触がなくなればすぐに低下しますが、
 メラニン値はすぐには下がりません。

 接触がない(紅斑値が低下している)状態が継続していれば、
 メラニン値は1ヶ月以内に
 ゆっくりと下降を始めるようです。


 なお、最近11回目(10月24日)の測定ではメラニン値が
 すべての箇所で上昇していますが、
 数日前まで継続した接触があったことが考えられます。

 Aさんは仕事中、洗顔をした後に職場のペーパータオルを
 使ったとのこと。職場のペーパータオルとの接触を避ければ
 次回測定時にはメラニン値が下がるかもしれません。

 

 


 ▼まとめ ~ ノーメイクで早期改善! ~


 測定にいらしたばかりの頃は
 「メイクを楽しめる丈夫な肌になりたい」
 と書いていたAさん。

 現在はファンデーションもポイントメイクもやめ、
 数値が改善しました。

 最初は全くメイクをしないことに抵抗を感じたようですが、
 こんなコメントを書いてくれました。


 ┌────────────────────────────
 | 
 | 前回の測定から1ヶ月間、
 | 思い切ってメイクをまったくしないで過ごしてきました。
 | 
 | メイクをしたのは1日だけです
 | (ノーファンデーションでポイントメイクのみ)。
 | 
 | その間、職場でも特に注意もされなかったので、
 | しばらくこの状態をキープできればと思います。
 | 
 └────────────────────────────


 お湯だけで落とせる程度の
 ポイントメイクをしていても、
 洗い流す際に他の部分(額や頬など)に
 触れれば刺激となります。

 ポイントメイクをした日の洗顔には
 白木さんも苦戦していましたね。


 「メイクをしていない部分に
  化粧品がつかないように洗い流すのは
  実はすごく難しいんですよね~!」


 ポイントメイクも"ときどき"という頻度ならば
 肌の弱い方でも問題ありませんが、
 仕事の都合上、毎日している方も多いようです。


 肌のカサつきや赤み、
 くすみやシミにお悩みの方へ。

 症状を早く改善するには
 ファンデーションはもちろん、
 ポイントメイクもお休みをすることが近道です。

 ぜひ、思い切って!
 試してみてくださいね。

 次回は、二人目の
 測定フェローの事例をご紹介します。

 


 ☆質問・疑問などがありましたら、
  お気軽にどうぞこちらへ。
  →→  http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
      ☆「非接触療法研究会」のお知らせ ☆
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 メルマガ「秘密の皮膚科学」の読者のみなさんと
 研究開発を続けているのが『非接触療法研究会』です。


 ☆『非接触療法研究会』ではモニターを募集しています。
  http://jstcd.or.jp/supportprogram/

 あなたも「何もつけない生活」(非接触療法)の実践に
 チャレンジして「フェロー(研究員)」の仲間になりませんか。

 シニアフェローの牛田がお待ちしております。

 

 ※『非接触療法研究会』のモニター応募に必要なパスワードは
  メルマガ「非接触療法実践プロジェクト」でお知らせしています。

  今週のパスワードは、今が見頃の紅葉の名所東北編でした。

  (八甲田山)(奥入瀬渓流)(十和田湖)

  「秘密の皮膚科学」とは別にメルマガ登録が必要になります。
  ご注意くださいませ。

 メルマガ「非接触療法実践プロジェクト」のご登録は
 こちらから→< http://jstcd.or.jp/mailmagazines/ >

 次号の「非接触療法実践プロジェクト」は11月8日配信予定。

 

 

メールマガジン「秘密の皮膚科学」

関連性の高い記事

【次のエントリー】
 →第335号 ソバカスが?『測定モニターの経過』の秘密(2)

【前のエントリー】
 →第333号 毎日必ず?『ブラシの洗い方』の秘密

このページのTOPへ