メールマガジン「秘密の皮膚科学」

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2007年02月28日配信

第96号 キレイになった?『結果が出たワケ』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサー・牛田専一郎です。


 長い開発期間を経て、
 ようやく誕生した『プロトタイプA』。

 それがみなさまの手元にお届けできるようになり
 だんだんと反応の声が集まり始めています。


 前回のメルマガでは、
 『プロトタイプA』をお使いいただいたものの、
 "結果が出なかったお肌"について解説いたしました。


    ☆第95号 どうして変化しないの?『結果が出ないワケ』の秘密
     http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/02/95.php


 今回は、その反対。
 "結果が出たお肌"についてお話します。

 結果が出るのも出ないのも、
 どちらにも理由があります。


 お肌とこころに手を当てながら、
 一緒に考えてみてくださいね。

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      ―― キレイになった? ――

       『結果が出たワケ』の秘密


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 ▼結果が出た理由(1) ~あるものを減らしました~


 今回も、前回に引き続き
 モニターの方の事例をもとに、お話を進めます。


 まずは、大学生のJ.Bさん。
 J.Bさんは顔全体にニキビができていて、
 お肌が赤くなっていました。


 ところが、『プロトタイプA』を使ってから測定をしてみると......
 http://jstcd.or.jp/numberphotos/2007_1_24/


 目の下の紅斑値が80下がっています。
 80の低下はチャンピオンデータです。

 すっかり嬉しくなって、
 "何か気をつけたことはありますか?"と尋ねてみると。

 返ってきたのは、


 「この一週間でシャンプーを1回だけにしました」


 という答えでした。

 やっぱり、シャンプー&リンスとニキビには
 因果関係がありますね。


 いきなり止めるのは抵抗がある、という方は
 まず回数を減らしてみることから始めてみましょう。

 違いを感じられるかもしれませんよ。


   ☆「やっぱり」の理由は、こちらをお読みくださいね。
   ――第94号 クサくないの!?『お湯洗髪』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/02/94.php



 ちなみに、ほほの紅斑値が60上がっていますが......
 床暖房のせいで測定中にほほが火照ってしまいました。



 ▼結果が出た理由(2) ~あるものを遮りました~


 続いて、A.Nさん。
 A.Nさんは、夏はテニス、冬はスノーボードというスポーツウーマンです。
 今は毎週スノーボードに出かけています。


 お正月に3日連続で滑って、一週間後に測定をしてみると......
 http://jstcd.or.jp/numberphotos/2007_1_4/



 今回は目の下以外の数値が大きく向上しました。

 「何か気をつけたりしましたか?」と尋ねてみると、


 「おでことほほは帽子とウェアーでガードしました。
  目の下はゴーグルを通して日に当たっていたみたいです」


 との答え。

 目の下の数値を落としていた"犯人"は、
 太陽光線だったようです。


 なるほど、分かりやすい理由ですね。
 納得です。

 連続して強い光を浴びるときは
 光を遮る工夫をお忘れなく!


   ☆'遮る工夫'について、こちらでお話しています。
   ――第74号 『紫外線』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2006/05/74.php



 ▼オドロキの変化が現れています

 続いて、2人のモニターさんからいただいた
 メールをご紹介しますね。

 何が'オドロキ'なのか......
 まず読んでみてください。


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  【おたよりその1】

   こんばんは、○○○です。
   本日は、突撃測定に伺ったにもかかわらず、
   丁寧に測定していただき、ありがとうございました。

   帰宅後、以前の測定値を見つけました。

  メラニン値 紅斑値 弾力値
  A B C A B C A B C
2005/10/25 187 221 187 286 332 245 62 45 72
2006/04/25 192 198 148 289 327 237 67 61 85
2007/01/09 139 184 123 322 310 178 55 64 78



   まっ、冬ですし、そういう意味での測定値の良さは
   あるかと思いますが、でも、2005年の10月に
   比べたら、ほっぺのメラニンが随分減ったな~!と
   びっくりしました♪

   弾力がまた上がるように、がんばりま~っす!
   ありがとうございましたー。


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  【おたよりその2】

   牛田さま

   ○○です。
   先週の測定・アドバイスをありがとうございました。

   早速娘に多少沁みてもプロトタイプAを塗るよう勧めました。
   やはり数日でニキビが小さく枯れてきた感じです。
   効いてる感じです。
   もう少し続けてまた報告しますね。


   そして私の前回最後の測定(昨年4月)結果のデータと今回の
   結果を比べてみましたら、頬の紅班値は
   54も低くなっていました! 弾力は7上がってました。

   また測定に伺うのが楽しみです!よろしくお願いします。


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 いまご紹介したおふたりには、共通していることがあります。
 それは、以前に


   「ファンデーションの開発ですが、肌が黒いので、
    色のバリエーションもよろしくお願いします」


 と言っていたこと。

 つまり、おふたりとも肌の色を気にしていたのです。


 ところが、先日の測定でお会いしたとき
 以前と比較すると失礼になるのでは。
 と躊躇してしまうくらい、肌が白くなっていました。

 最初にお会いした時とは別の肌です。


 さらに牛田が驚いたのは、
 当人たちがこの激的変化に気づいていなかったことです。

 おそらく、少しずつ、ゆっくりと変化したのでしょう。
 見慣れている自分の姿だからこそ、
 却って気づきにくいということもあります。


 ひっきりなしに鏡を眺めてため息をついている方もいますが、
 変化を見逃してしまうくらい、
 ゆったりとご自分の肌と向き合うほうが
 心にも、お肌にもよいのかもしれません。

 気持ちの'ゆとり'は何よりの特効薬ですから。



 ▼"結果の出た肌"のお話はここまで。


 続いて、前回の話題"結果の出なかった肌"
 について補足をいたします。


 前回、体調が悪いときは、お肌の数値も悪くなる。
 というお話をしましたが、覚えていますでしょうか?

 風邪をひいていたY.MさんとY.Hさん。
 元気になって測定にやってきました。


 Y.Mさん
 http://jstcd.or.jp/numberphotos/2007_2_19_yh/ym

 Y.Hさん
 http://jstcd.or.jp/numberphotos/2007_2_19_yh/yh



 おふたりに共通していることは、
 目の下・おでこ・ほほ・顔全体の
 紅斑値、弾力値が低下し、メラニン値が上昇していることです。

 体調が戻ったように感じていても、
 お肌の状態は、まだ元に戻っていないのです。


 目には見えませんが、数値がそれを語っています。

 体調を崩したあとしばらくは、お肌も安静に。
 お肌に負担のかかることをすると、大きなダメージが現れますので
 ご注意くださいね。



 ▼もうひとつ補足です ~ 塩素の話 ~


 同じく前回のメルマガで、
 "プールの塩素にお肌が負けてしまう"
 というお悩みを持つ方をご紹介しました。


 それを読んだ読者の方から、
 こんなメールをいただきました。


 * ------ * ------ * ------ * ------ * ------ * ------ *


   以前、私はジムでのインストラクターをしてました。
   その頃は、一日トータルで3~5時間ほど
   プールに入っておりました。

   必ず入水前にワセリンを薄く塗ってました。
   全身塗りたいところですが水が汚れてしまうので、
   絶対に守りたい個所に、あくまで薄く薄くほんの少しです。

   これは来館していただく会員様にはお伝えしてませんでしたが...
   ご想像の通り、全員にされてしまうと水が汚れます。

   どうしても入水されたい場合は、ワセリンを顔にほんの少しだけ、
   そして落ち切らないうちにプールから上がるというようにすれば
   肌への負担は少なくなると思います。
   1時間ほどは持つと思います。

   また、これは営業側の問題ですが、
   塩素を一定に保つように工夫がされておりますが、
   塩素管理はコンピュータと人間です。

   大抵は7.0-7.5の間で処理されますが、
   少なくなったりそれ以上に多くなったりも実際にはあります。
   もちろんこれも会員の方には絶対に言えませんが...

   もし、入水してピリピリしていたり、カユく感じたりする時は、
   塩素がかなり高い位置になっていると思われますので、
   その日は早めに切り上げられた方が良いかと思います。
   アクアビクスやJr.スイミングなど、
   大人数が出入りした後は大体濃度が低いです。

   以上、ご参考までに。


 * ------ * ------ * ------ * ------ * ------ * ------ *


 なるほど。
 普段なかなか聞けない"現場の声"は参考になりますね。

 ありがとうございます。


 ワセリンを使うのはお勧めしにくいのですが、
 "塩素濃度が低いときを選んで泳ぐ"
 というのは良い方法ですね。

          ↑
   この部分は間違っています。
   正しくは以下の通りです。
    (2008.12.2 訂正)

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  混んでいる時間帯や、子供のスイミングスクールの後は
  クロラミン量が多くなります。
  朝や休み明けなど、クロラミンの生成が少ない時間帯に
  利用するとよいでしょう。

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 ※詳しくは、「秘密の化粧品」
  第174号プールの刺激は塩素のせい?『結合塩素』の秘密
  http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/12/174.php
  を参照して下さい。



 測定モニター、読者モニターのなかで、
 プールから上がったらプロトタイプAを使う。
 という実験を始めた方々がいます。

 良い結果が出ればうれしいなと思っています。
 またご報告しますので、お楽しみに。



  ★牛田への感想・コメントがありましたら、
   お気軽にどうぞこちらへ。
  http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php



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 ■プロトタイプAの新しい使い方が開発されました

 期待したほど変化しない、もっと早い変化を望む方へ。

 新たに開発されたプロトタイプAの使い方が、
 次号の「秘密のプロジェクト」で発表されます。
 
 次号の「秘密のプロジェクト」は3月2日配信予定。


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