メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2012年06月26日配信

第315号 なぜできる?『角栓』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 前回は久しぶりに
 洗顔の方法を取り上げました。

  ☆第314号 ~3ステップ? 『洗顔の基本』の秘密~
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2012/06/314.php



 「洗顔といえば、
  鼻のアタマにできる
  "ざらざら"が気になりますよね~。夏場は特に!」


 白木さんと同じご意見が
 今年もたくさん届いていますよ。

 今回は、その"ざらざら"についてお話します。


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           ── なぜできる? ──

              『角栓』の秘密

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 ▼"ざらざら"の正体


 まずはこんなご報告から。

 ┌────────────────────────────
 | 
 | 朝、お水で顔を洗ったとき
 | 手触りはツルツルしているのですが、
 | 近くでみると毛穴が気になります。
 | 
 | サイトで、毛穴のつまりはお風呂で温まった時に
 | 手ぬぐいでそっと拭うとよいと書いてあったので、
 | お風呂で拭ってみました。
 | 
 | しかし、なかなかとれず、とれたと思ったら、
 | 普段はしみないASVCがピリピリしてしまいました。
 | 
 | (30代・女性)
 | 
 └────────────────────────────


 肌の"ざらざら"を取ろうと
 ちょっと力をいれてこすったら
 赤くなったり、ひりひりしたり。

 心当たりのある方も多いのではないでしょうか。






 ▼角質と角栓


 「牛田さんから
  何度も教えてもらっているはずなんですけど......

  この"ざらざら"って角質?
  それとも角栓でしたっけ?」



 言葉が似ているせいか、
 両者を混同している方をちらほらお見かけします。

 違いをおさらいしましょう。


 ────────────────────────────

  ◎【角質】

   肌の表面にあり、体内を守るはたらきをしています。
   その役目を終えるまでは、
   手ぬぐいで軽くこする程度で
   剥がれることはありません。


  ◎【角栓】

   毛穴の中で剥離した角質が少し混ざった「皮脂」です。
   こちらはいずれ取れてしまうもの。
   軽くこすって取れるものは
   取ってしまって問題ありません。


  ☆バックナンバーで詳しく解説しています
   ~第242号 似てる?『角質と角栓』の秘密~
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/07/242.php

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 これでもうお分かりですね。
 "ざらざら"の正体は、角栓です。






 ▼角栓はなぜできる?


 角栓は、毛穴の角質がちょっと多めに剥離して
 肌の一番上まで押し上げられたものです。

 前述のとおり
 皮脂と角質でできています。


 ☆角栓の図
  http://hisesshoku-derm.com/archives/2012/06/kakusen.php


 表皮では、代謝の一部として
 役目を終えた角質片が
 剥がれることを繰り返しています。

 毛穴の部分は、表皮が落ち込んで形成されています。

 毛穴で起きた角質片の剥離が少し多いと、
 それが角栓となり
 ざらざらした手触りになります。


 「肌が代謝しているから
  角栓ができるんですね」


 そうです。
 角栓ができたからといって
 肌トラブルにつながることはありません。






 ▼角栓ができやすいのはどんなとき?


 毎日のように角栓を取っている
 というご報告がある一方で
 角栓があまりできなくなったという
 フェローからのご報告も届いています。


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  ◆ビタミンCを塗り始める前は、
   毛穴のつまりがひどく、
   白い角栓がたくさんあったのが、今は全く気になりません。
   (20代・女性)


  ◆ステップ1を始めてから脂っぽさが改善され
   鼻の角栓も目立たなくなり、
   ニキビも出来なくなりました。

   若干カサつきますが、
   以前のゴワっとした感じがなく快適です。
   (40代・女性)


  ◆鼻の脇、あごに角栓がありましたが
   今はつるつるです。
   あれだけ顔の赤みがひどかったのが、
   目立たなくなりました。(40代・女性)

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 ▼角栓が気になったら「接触」を再点検


 いつも角栓が気になるという方は、
 角質片の剥離が多い状態になっています。

 肌を傷めるものと接触していると、
 角質の異常剥離が多くなることがわかっていますが、
 角栓がよくできるという場合にも
 接触の影響が考えられます。

 フェローの方から
 角栓が気にならなくなったというご報告が届くのは、
 何もつけない生活が
 完全に実践できているからかもしれません。

 「接触があると角栓ができやすい」
 ということが言えそうです。



 次回は、
 角栓ができたときの対処法についてお話します。

 お楽しみに。





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  →→ http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php



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