メールマガジン「秘密の皮膚科学」

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2014年07月29日配信

第421号 動画で解説!『手とブラシの洗い方』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014/07/29━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと!

            「秘密の皮膚科学」

     第421号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 非接触生活を実践するうえで
 "洗う"という行為はとても重要なものですが、
 充分に洗えている方が少ないように感じています。

 ベテランの測定フェローから
 「どう洗ったらいいですか?」
 とご質問をいただくことも。

 手やブラシの洗い方については
 サイトでもご紹介していますが
 文字でお伝えするだけでは不十分だったのかもしれません。


 そこで!

 非接触研究会では
 次の2つの動画を作成しました。

  ◆[ブラッシングブラシの洗い方]
  ◆[ペーパータオルを使った手の洗い方]
  http://jstcd.or.jp/dataroom/2014_06_20140612/


 今回は、上記の動画をもとに
 ブラシの洗い方・手の洗い方のポイントをご紹介します。


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              ── 動画で解説! ──

             『手とブラシの洗い方』の秘密

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 ▼まずは【ブラッシングブラシの洗い方】


 お湯洗髪前に髪をとかしたブラシは、
 ペーパータオルや手ぬぐいを使って
 毎日洗いましょう。

 ヘアブラシクリーナーを使って
 ブラシの毛を軽くとかすように洗うと
 細かな汚れや、絡まった髪の毛など
 手では取りにくい汚れを落とすことができます。


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  ◆こんなときは『指定の中性洗剤』でブラシを洗いましょう
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  *美容院でシャンプーやカラーリングをした髪をとかしたとき

  *ワックスやスタイリング剤をつけた髪をとかしたとき

  *ブラシの毛を、一次刺激性物質の付着した手で
   そのまま触ってしまったとき


   ☆指定の中性洗剤はサウンドスタイルで販売しています



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  ◆ブラシを洗うのは『間接接触を防ぐため』
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  シャンプーやカラーリングをすると
  髪にはシリコンや一次刺激性物質が付着し
  つるつるとした手触りになります。

  そして、その髪をとかしたブラシには
  一次刺激性物質が付着します。

  髪の"つるつる感"はしばらく続きますが、
  それが残っている間は、できれば毎日
  中性洗剤を使ってブラシを洗いましょう。

  また、手には日常的に
  身の回りの抗菌剤や柔軟剤が付着しています。
  何気なくブラシの毛を手で触ってしまいがちですが、
  そのあともブラシを洗剤で洗いましょう。

  ブラシを洗剤で洗うことで
  ブラシから髪、髪から肌への間接接触を防ぐことができます。

  これから非接触生活を始める方は、
  まずブラシを洗ってから、お湯洗髪をしましょう。
 

 
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  ◆非接触生活で使うブラシは『消耗品』です
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  非接触生活では、本来は洗えない獣毛ブラシを
  毎日水洗いするため、早く傷んでしまいます。

  サウンドスタイルで販売しているブラシは
  柄をプラスチックにすることで
  やや耐久性を高めていますが。

  基本的には、
  『非接触生活で使用するブラシは消耗品である』
  とお考えくださいね。






 ▼続いて【ペーパータオルを使った手の洗い方 】
 
 
 文房具、マウス、吊革、衣類、バッグ、電車の座席、家具......。
 私たちの身の回りには、抗菌加工や柔軟加工が
 施されているものがたくさんあります。

 普通に日常生活を送っているだけで、手にはいつも
 一次刺激性物質が付着している状態になっています。

 手を経由した接触を避けるためにも、
 動画のように、手のひらだけでなく
 指先や手の甲までまんべんなく丁寧にぬぐって
 一次刺激性物質を落としましょう。


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  ◆こんなときは『ペーパータオル』で手を洗いましょう
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  *洗顔前や洗髪前など、顔や髪に触るとき

  *ふとんや洗濯物など、肌に直接触れるものを触る前に

  *夜寝る前に

   寝ている間に無意識に顔を触ってしまう方も多いと思います。
   朝起きると顔に赤みが出ているという方は、
   手から間接接触している可能性があります。
   手を洗ってから寝るようにしましょう。


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  ◆『肌や髪に触れる前』には、必ず手洗いを
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  神経質になりすぎて
  "何かを触るたびに手を洗わなくちゃ!"
  と思ってしまう方もいますが、頻繁に洗う必要はありません。

  基本的には『肌や髪に触れる前』だけで大丈夫です。

  ただ、慣れてくるとだんだんと自己流になってしまいがち。
  手からの間接接触の影響は決して小さくありません。

  洗顔後に赤みが出てしまう方は、
  動画を参考にしながら、丁寧に手を洗いましょう。


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  ◆『洗剤』を使わなくても大丈夫!
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  基本的には、どんな状況でも洗浄剤を使う必要はありません。
  ペーパータオルを使って水洗いをするだけで
  充分に汚れを落とすことができます。
  衛生上も問題ありません。

  たとえば、こんな状況のときも水洗いで大丈夫です。

   ・料理をするとき
   ・コンタクトレンズを扱うとき
   ・お手洗いに入ったあと
   ・帰宅したとき

  水洗いについては
  バックナンバーでもお話しています。

   ☆第164号 殺菌すれば安心?『お手洗いに入ったあと』の秘密
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/09/164.php

   ☆第295号 本当に必要ですか?『洗浄剤はいらない』の秘密
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2011/10/295.php






 ▼読者から感想をいただきました


 動画をご覧になった『非接触生活プロジェクト』読者の方
 (30代・女性)がこんな感想をくださいました。

 8項目ができているはずなのに肌の改善が進まないときは、
 手やブラシを経由した間接接触をしている可能性があります。


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  【トラブルの原因は、洗い方が不十分だったせいかもしれません】
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   手とブラシの洗い方の動画、ありがとうございます。
   とてもわかりやすく参考になりました。

   非接触生活を徹底できているはずなのに、
   いまだ肌のかゆみ、かさつきがあり困っていましたが、
   動画を見て洗い方が甘かったのが原因かもと思いました。

   もう、何ヶ月もトラブルの原因が分からずにいたのですが、
   動画ですこし希望が見えてきました。

   ワセリンを使う頻度は確実に減ってきています!

   美容院では髪や肌を毎回ほめられますし、
   昨日は隣りに座った初対面の女性に
   肌がきれいとほめられました(笑)。

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 ▼おわりに ~ 【こんな動画が見たい!】リクエスト募集中 ~


 今回は、ヘアブラシの洗い方、手の洗い方のポイントを
 ご紹介しました。

 動画もご覧くださいね。
 http://hisesshoku-derm.com/archives/2014/06/20140612.html


 白木さん。"動画で解説"という新しい試み、
 いかがでしょうか?


 「とっても分かりやすかったです!
  自分のやり方が合っているのかどうか、
  チェックもできますね」


 非接触生活の実践方法については
 言葉で説明しきれていない部分がまだまだあります。

 ビギナーの方が最短で結果を出せるように、
 "正しい方法を分かりやすく"をモットーに
 これからも動画をつくっていきたいと考えています。


 *「非接触生活のこの部分を動画で見てみたい」
 *「この部分が正しくできているのか知りたい」

 などなど、ご要望がありましたら
 ぜひお知らせくださいね。



 ☆ご意見をお待ちしております。
  質問・疑問なども、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php





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