メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2014年09月16日配信

第427号 いつ、どこで?『間接接触』の秘密(1)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014/09/16━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと!

            「秘密の皮膚科学」

     第427号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 非接触生活を始めて、肌の状態が
 ある程度のところまでは改善したが
 それ以上進まない......。

 そんな方は、
 日常生活のどこかで
 手や髪を介した『間接接触』をしているかもしれません。

 今回と次回は、
 いつ、どこでしているのか分かりにくい
 間接接触についてお話します。


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             ── いつ、どこで? ──

              『間接接触』の秘密(1)

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 ▼まずはおさらい:【間接接触】とは?


 間接接触とは、
 一次刺激性物質そのものに触れたつもりはなくても、
 一次刺激性物質に触れた手や髪に触れることで、
 間接的に接触をしてしまうことです。

 たとえば、次のような場面で起こります。

 ・柔軟加工や抗菌加工をしたものに触れた手で
  顔や髪に触れる

 ・シャンプーやリンスを使用している家族と
  共用のタオルや蛇口、浴槽などに触れる


 非接触生活、8つ目の生活習慣は
 『日常的に手で顔や髪に触らない』ですが、
 これは間接接触を防ぐためのものです。
 





 ▼日常のちょっとした場面で......


 ・肌の改善が停滞していた
 ・肌トラブルがなかなか治らなかった

 という方々から
 「間接接触をしていました」
 というご報告が届いています。


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  ◆『一日の行動を振り返ってみました』(30代・女性)
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   パソコンのマウス、新品の洋服、皮のバッグ......。
   思っている以上に、間接的に手に接触しているものが
   たくさんあります。

   私は左のアゴから耳にかけて、
   カサカサが治りませんでした。

   一日を振り返って、
   仕事中に頬杖をついていることに気づきました。

  
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  ◆『手洗い・ブラシ洗いを見直しました』(30代・女性)
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   長い間悩んでいた頑固な乾燥、かゆみに
   やっと改善傾向が見られました。

   先日アップされた手洗い・ブラシ洗い動画を
   参考に見直した効果だと思います。

   まだ完全に克服できたとは言い難いので
   引き続き原因を探して
   改善を目指していきたいと思っています。

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 ▼間接接触探しは、肩の力を抜いて


 まだ発見には至らないものの
 少しづつ可能性のあるものを洗いだしている、
 というご報告もいただいています。


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  ◇『汗の処理や、髪型に気をつけています』(40代・女性)
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   顎によくできていたニキビが、全然できなくなりました。
   ASVCのおかげで、肌が全体的に明るくなったように思います。

   いま気になっているのは、以下の3つです。


   (1)こめかみ
   非接触生活を始める前から、ニキビができやすい部分でした。
   顎もそうだったのですが、こめかみに関しては
   あまり改善がみられません。

   (2)もみあげ
   もみあげの辺りから耳の下にかけて
   かゆみがあり、ぷつぷつしています。

   (3)耳の下から顎の裏、首一体
   かゆみがあり、ざらざら、ぷつぷつしています。


   (2)(3)については、夏になってから気になり始めました。
   汗をかいたときの処理が不完全だったかなと思い、
   最近は濡らしたタオルで拭くようにしています。
   よい変化があればいいいのですが。

   他に以下のようなことを気をつけています。

   ・髪が顔にかからないようにアップにする
   ・髪の生え際を念入りに洗う
   ・枕カバーを毎日取り替える
   ・かゆくても触らない
   ・めがね、サングラスもペーパータオルで洗う

   何はともあれ、この暑い夏に
   日焼け止めもファンデーションもつけなくていいなんて、
   本当に気持ちがいいです。

   これからも楽しんで非接触生活を続けていきます。


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  ◇『ほどほどに、原因探しをしています』(20代・女性)
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   ASVCのおかげで、頬全体の目立ったニキビは
   だいぶ小さくなり、色も薄くなってきました。

   おでこに赤いブツブツができたり、
   首にニキビができたりすることがありますが、
   どちらも髪が触れているからだろうと思います。

   原因が分かっているせいか、
   あまり慌てず対処できています。

   しかし、まだ頬と鼻の毛穴の開き、黒ずみがなくならず......
   (鼻の黒ずみは1ヶ月前に比べるとずいぶん小さくなりましたが)。

   枕カバーやタオルは定期的に指定の洗剤で洗っていますが、
   疑ってみたほうが良いのかもしれません。

   または、家族と共有のドライヤーが原因?
   それともメガネに何か加工が?

   考え出すと神経質になってしまいますので、
   適当なところで考えるのをやめています。


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 「牛田さん。
  ほどほどに考えて、気長に楽しく!
  というスタンスで取り組めたらいいですね」


 そうですね、白木さん。

 ご報告にもあったように、
 あまり考えすぎるとストレスになり
 それもまた肌の改善を妨げる要因となってしまいます。


 慣れるまではちょっと難しいかもしれませんが......

 結果を急がず、
 肩の力を抜いて、
 "推測と検証"の過程を楽しんでくださいね。






 ▼肌トラブルの原因の見つけ方


 バックナンバーで、肌トラブルの原因の見つけ方をご紹介しています。
 ぜひご参考にしてくださいね。


  方法(1):肌トラブルの起こる「部分」から推測する

   ☆第324号 部分別?『トラブルの原因推測』の秘密 <顔・額>
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2012/08/324.php

    顔や頭皮、身体など、
    部分別に接触の原因を探ります。


  方法(2):肌トラブルの起こる「時間帯」から推測する

   ☆第367号 お風呂上がり?『時間帯別トラブル』の秘密
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2013/07/367.php

    朝起きたとき、仕事中、お風呂上がりなど、
    特定の時間帯に起こる肌トラブルの原因を探ります。


  方法(3):1日の中で肌に触れるものを書き出してみる

   ☆第352号 自分でできる?『接触物の見つけ方』の秘密(1)
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2013/03/352.php

   朝起きたときから夜眠るまで、
   肌に触れるものをすべてリストアップする方法です。






 ▼今回はここまで。


 次回は、あるフェローのご相談にお答えします。


 「非接触生活を始めた当初は目に見えて改善したが、
  その後、目立った変化がない」とのこと。

 その原因は一体どこにあるのでしょうか?
 どうぞお楽しみに。



 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php


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