メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2005年04月12日配信

第25号 『クレンジング剤』の秘密

 【以下は内容が古いので読まないでください。】
 ※日常的に洗顔料を使うことが前提の内容になっていますが、
  メイクをしていないときはお湯のみで洗顔しましょう。どのような洗浄剤も界面活性剤です。
  ふだんのメイクもお湯のみで落とせる程度にしてくださいね。(2012.7.3)

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサー・牛田専一郎です。


 いよいよ春到来。牛田の住む東京も桜がそろそろ散り始めました。


 春は化粧品もピンク系のアイテムが目立ちますね。
 私の敏腕助手である白木さんも、今週は思わず
 ベビーピンクのリップグロスを買ってしまったとか。


 さてさて、今週はそんなメイクにまつわるお話。
 ずっと洗顔のお話をしてきましたが、
 今週は「メイクを落とすとき」の秘密についてお話します。


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     『クレンジング剤』の秘密


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 ▼『洗い方』のおさらいです



 先週は、洗顔の仕方についてお話しました。
 では、牛田式『洗顔のキホン』をおさらいしましょう。


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    1)洗顔剤を手に取ります。


    2)そしてよ~~~く泡立てます。


    3)ブクブク...と泡立ったら、お肌に乗せます。


    4)やさしく、やさしく洗ってください。
      ゴシゴシとこすってしまうと、お肌を傷めてしまいます。
      「手で洗う」というより「泡で洗う」というイメージで...。


    5)十分にすすいで洗い流します。

 ○o。___________________________。o○


 詳しくはこちらをお読みくださいね!
 → http://hisesshoku-derm.com/archives/2005/04/24.html

 早速試してみると言っていた白木さん、いかがでした?



 「よ~く泡立てると、泡がキメ細やかになって
  やさしい肌触りになるんですね。
  牛田さんが『泡立ちが大切!』とおっしゃっていた理由が
  よ~く分かりました」



 そうそう。
 実際に試してみると、泡立てる意味が分かりますよね。



 「すっぴんの日や薄めのメイクの日は
  この洗顔法で十分だと思うんですけど...
  でも、しっかりメイクの日はどうしたらいいんですか??」



 そうなんです。
 そのお話をしなきゃいけないと思ってました。




 ▼クレンジング剤がもたらすもの


 "メイクをしたらクレンジング剤を使わなければいけない"
 みなさん、こんな風に思っていませんか?


 実は、必ずしもそうではないのです。

 パウダーファンデーションであれば、
 固形石けん程度の洗浄力を持つ洗顔剤で落とすことができるんですよ。


 洗顔剤の使い方は、さきほどご紹介した牛田式の洗顔法のとおり。
 洗顔剤をよ~泡立てて、微温湯でよ~くすすげば、
 パウダーファンデーションを十分に洗い流すことができます。


 しかし......それはメイクが薄めの時だけ。

 ○リキッドファンデーション
 ○化粧下地
 ○日焼け止め
 ○ウォータープルーフタイプのマスカラ、アイライン


 ...などなど、
 お肌にしっかりとついてしまっているものを落とすためには、
 どうしてもクレンジング剤が必要になります。


 しかし、クレンジング剤はできる限り使用を控えたほうがいいのです。



 「私、マスカラだけは手放せないんです。だから、目のまわりだけは
  どうしてもクレンジング剤を使わなきゃいけないんですけど...。
  クレンジング剤を使うと、一体どんな影響があるんですか?」



 クレンジング剤は、角質を痛め、お肌から潤いを奪ってしまいます。


 そのため、
 ●お肌の乾燥
 ●毛穴の開き、黒ずみ


 ...などが起きてしまいます。



 「毛穴が気になるからしっかりメイクをする、
  しっかりメイクをするからクレンジング剤が必要になる、
  クレンジング剤を使うから毛穴が開く......」



 白木さん、そうなんです。これはせつない悪循環なのです。




 ▼それでもメイクを楽しむためには


 しかし、いくらクレンジング剤がお肌によくないからといって、
 メイクを一切やめなさい!!
 と言っているつもりはありません。


 いつものオフィスだってばっちりメイクで出かけたい日もあるし、
 デートや同窓会の日は気合いを入れたい...ですよね。



 「女の子にとって、メイクは心強い味方、そして相棒なんです。
  調子のいい日はもっとパワフルになれるし、
  ちょっと自信のない日には背中を押してくれる。
  マスカラを新しくしたり、
  リップグロスの色を変えただけで
  誰かに会いに行きたくなっちゃったりするんですよ!」



 白木さん、力説してますね。
 でも、その通りだと思います。
 自分にとって特別な日は、思いっきりメイクを楽しみましょう。

 でも、濃いめのメイクをする日が続いたら、
 お肌を休めることを忘れないでほしいのです。


 たまには薄めのメイクで出勤してみたり、
 たまにはすっぴんで一日過ごしてみたり。


 そうすれば、きっと
 お肌がホっと一息つくのを感じられるはずですよ。




 ▼すっぴんの時は?


 「牛田さん、最後にひとつだけ質問してもいいですか?
  薄いメイクのときは、石けん程度の洗浄力を持つ洗顔剤で十分に
  汚れとメイクを落とすことができるんですよね。
  それじゃあ、すっぴんのときは......?」



 白木さん、いい質問です!
 大切なことをお話しそびれていました。


 すっぴんのときは、洗顔剤は必要ありません。


 微温湯で洗い流すだけで、汚れは十分に落ちているんです。
 入浴をする時は、身体と一緒に顔もタオルでぬぐうだけで十分です。


 洗顔には洗顔剤が必要!
 洗顔剤を使わないと不潔!
 洗顔剤を使わないなんて手抜き!


 ...いま、そんな風潮があるのかもしれません。
 しかし、牛田は声を大にしてみなさんに申し上げたいのです。


 そんなことはありません!


 洗顔剤を使わずに済むのなら、そのほうがお肌にとってはいいことです。
 洗顔剤は、本来は使わなくてはいけないものではありません。
 洗顔剤が必要になるようなメイクやお手入れをしているから、


 「使わなくてはいけないもの」


 になってしまっているだけなのです。


 次回もどうぞお楽しみに!



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 ▼次週予告!

 アクネ菌、大腸菌...
 私たちの身体にはカビや細菌が住み着いています。
 身体全体で100兆個、皮膚には1兆個、口の中には100億個...
 このキモチワルイ微生物たち、実はお肌と無関係ではないんです。

 次週はその秘密に迫ります!

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 お待たせしました! いよいよ創刊号が発行になりました。
 新しく設立する化粧品会社の情報をお伝えしていきます。
 『秘密の化粧品』ともども、どうぞお楽しみに。


 ☆こちらから→ http://www.mag2.com/m/0000148285.htm



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