メールマガジン「秘密の皮膚科学」

メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2010年10月05日配信

第250号 250号記念『これまでの歩み、そしてこれから』の秘密

みなさん、こんにちは。
コスメプロデューサーの牛田専一郎です。


ついにこのメルマガも、250号という
大きな節目を迎えました。


毎回節目の号では、それまでの歩みを振り返り、
重大発表やプレゼント企画をしたり
今後の展望などをお話してきましたが......。


「きましたが......ということは
 今回はいつもの調子で、淡々とお届けしますか」


白木さん、それも有りかなと......。

でもやっぱり、せっかくまたひとつ
大きな節目を迎えたのですから。


今回も、200号から250号にいたるまでの道のりを
振り返ってみようと思います。

250号記念キャンペーンもあります。

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             ── 250号記念 ──
  
        『これまでの歩み、そしてこれから』の秘密

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 ▼約1年の動きをダイジェスト版で!


 200号を配信したのは、
 2009年8月11日のこと。
 http://hisesshoku-derm.com/archives/2009/08/200.php

 サイトを現在のデザインにリニューアルしたのも、
 ちょうどこの頃でした。

 200号でもお話ししていますが、
 「秘密の化粧品」トップページの海の写真は
 "夜が明けようとしている"イメージなんですよ。

 牛田にとって思い入れのある、写真です。



 さて。
 さっそく話がそれてしまいましたが
 この1年ほどの間に、どんな進捗があったのでしょうか。

 トピックをまとめてみました。



 【1】『誰でもできるお湯洗髪方法』の完全版ができました
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  ・シャワーヘッドを地肌に近づけて洗う
  ・慣れるまでは7~10分かけて丁寧に洗う

  などのポイントが
  実践中の方々から寄せられ
  湯シャン成功の新たな秘訣に。

  それをご覧になった読者の方から
  「私にもできました!」というお知らせを多数いただきました。

  "綿手袋"という新たな便利アイテムが登場したり、
  手ぬぐいで手袋を作った方もいらっしゃいましたね。

  ☆資料室『完全湯シャン成功法』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/03/post-14.php



 【2】病院への普及活動が始まりました
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  "何もつけない"の
  医療現場への提案が始まりました。

  ☆第225号 ついに始動!『医療現場への提案』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/02/225.php

  医師に伝わりやすいよう、
  次のように言葉の置き換えをすることに。

  ・「何もつけない」お手入れ法→「非接触療法」
  ・ASVCを使用すること→「ビタミンC塗布療法」
  ・「お肌が弱い人」 →「接触性過敏症候群」
  ・「タンパク変性物質」→「一次刺激性物質」

  現在も、資料や提案の仕方など
  試行錯誤が続いています。



 【3】「美容」から、やや「治療」寄りへ
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  成分に問題のないファンデーションや
  洗浄力の弱い洗浄剤の使用でも、
  皮膚トラブルの改善が
  妨げられている事例が多く見られました。

  早くトラブルを改善するため、
  肌の弱い方向けに8項目の「何もつけない」が
  より治療寄りの内容に変わりました。
 
  ・肌に炎症やニキビ等のトラブルがあるときは
   ファンデーションをつけない
  ・洗浄力の弱い洗浄剤も使用しない
  ・日常生活での紫外線対策はファンデーションではなく
   日傘や帽子を使う

  ......など。詳しい内容は↓をご覧下さい。

  ☆治療寄りにバージョンアップした「何もつけない」
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2009/06/nanimo.php



 【4】読者・モニターの意識の変化
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  モニター応募時の「お湯洗髪達成率」、
  モニター中の「8項目達成率」が
  当初に比べて大幅に上昇しました。
  http://jstcd.or.jp/mailmagazine/number_195/

  洗浄剤についてのアンケートでも、
  「洗浄剤はいらない」という回答が半数近くでした。
  http://jstcd.or.jp/dataroom/senzaianq/

  一般の方が8項目をすべて実践するのは
  難しいのではないかという声もありましたが、
  方法が分かれば、お湯洗髪を始めとする8項目の実践が
  誰でもできることが分かりました。



 【5】読者・モニターの意識の変化
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  8項目を実践していても
  なかなか改善しないという報告を受け、
  他人の衣類や、手を経由した間接接触による
  大きな影響が明らかになってきました。

   ☆第219号 8つの習慣を実践しても?『改善しないお肌』の秘密
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/01/219.php
 
  ......まだまだ、注意すべき状況はありそうです。



 【6】油脂由来の洗濯洗剤は使えないことが判明
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  テストにより、肌の弱い方は
  油脂系界面活性剤を使用した洗濯洗剤が
  使えないことがわかりました。
 
  使用できるのは
  AE(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)のみです。

  新しい洗濯洗剤がいろいろと発売されていますが、
  肌の弱い方におすすめできる洗濯洗剤は
  【トップクリアリキッド】のみで
  あることは変わらないようです。
 
  使える洗濯洗剤が少ないことから、万が一に備えて
  洗濯用アルカリ洗剤と中性洗剤を開発しました。





 以上6つのトピック、いかがだったでしょうか。
 この50号の間に新しい発見、新しい進捗があったのは
 みなさんから寄せられた情報の蓄積のおかげです。

 今後も、肌トラブルに悩む方が早く笑顔を取り戻せるように、
 研究開発を続けていきます。


 さて続いて、
 お知らせが2つあります。


 ◆【お知らせ・その1】非接触療法研究会サイト公開
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  病院医院で「非接触療法」が採用されるにあたり、
  医師と共同で「非接触療法研究会」のサイトを立ち上げました。

  ☆非接触療法研究会
   http://jstcd.or.jp/

  このサイトは、
  一般の方、皮膚科へ通う患者の方に向けた内容になっています。

  非接触療法の実践方法を状況別にまとめてあります。
  病院での指導補助にも使えるように作りました。

  今後もコンテンツを増やしていきます。
  まだ制作途中ですが、分かりやすさ、見やすさ等
  ご意見をお寄せくださいね。



 ◆【お知らせ・その2】250号記念! 院内用リーフレット配布キャンペーン
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  非接触療法の院内用リーフレットも
  内容を追加して、デザインをリニューアルしました。

  *非接触療法のリーフレットリニューアル
   http://marketstyles.co.jp/news/33.php

  250号を記念しまして、
  このリーフレットをご希望の方にお送りいたします!

  「非接触療法」について家族や友人にうまく伝えられない方、
  肌に悩む人が身近にいる方へ。
  リーフレットを友人や知人に配ってくださる方を募集いたします。
  (もちろんご自分用に一部でもかまいません)

  こちらからご応募くださいませ。(お一人5部まで)
  https://marketstyles.co.jp/entryform/campaign_sc250/

(パスワードはメルマガ『秘密の化粧品』で発行されています。
 ご希望の場合はお手数ですが、メルマガ『秘密の化粧品』を
 ご登録ください。)

  キャンペーン期間は1週間。
  来週の18日までです。




 ▼250号という節目を超えて。今後の展開は......?


 大きなことを言うようですが、
 抱負だと思って聞いてくださいね。

 近年、皮膚炎を中心とした疾患は
 患者数が増加傾向にあります。

 この皮膚炎を中心とした領域は
 アンメットニーズ領域(治療満足度が低く、対処されていない領域)
 と言われています。

 根治につながる薬が開発されていないことも
 理由に挙げられています。

 読者のみなさんからも、
 「皮膚科を何ヶ所も転々としている」
 「何年も肌トラブルが治らない」
 「何度も再発してしまう」
 などのご相談のメールをいただくことが多く
 まさにアンメットニーズ領域です。


 どうしてトラブルが慢性化し、根治しないのか?

 読者、モニターのみなさんから寄せられる情報やデータの蓄積から、
 皮膚炎を起こす可能性のある一次刺激性物質との接触をしなければ
 頭皮や顔、身体のカサつき、湿疹、
 ニキビ、炎症、赤み、かゆみ、シミ、シワ等は、
 翌日から改善し、再発しないことが分かってきました。

 一次刺激性物質はアレルギーに関係なく、
 誰にでも皮膚炎を起こす可能性のあるものです。

 炎症、赤みは当然ですが、カサつき、湿疹、ニキビ、かゆみ、
 シミ、シワなどは、実は炎症起因物質(一次刺激性物質)との
 接触が原因のほとんどではないかと考えています。

 しかし、日常生活にこれほど一次刺激性物質が
 多いことが一般的には知られていません。

 お肌の弱い人、お肌に悩みを抱えている人に、
 早くこの方法を知っていただき、根本的な解決に
 つなげていきたいとも考えています。


 読者のみなさんのご協力でやっとここまで来ることができました。

 これからいくつかの病院医院で非接触療法が採用されます。
 この方法がアンメットニーズ領域の解決策になるのでは......、
 と密かに期待をしています。

 これからも読者のみなさんのご支援、ご協力を
 よろしくお願いいたします。




 ☆牛田への感想・コメントなどがありましたら、
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