メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2010年02月02日配信

第222号 経過をレポート!『アトピー改善まで』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサーの牛田専一郎です。


 前回は【アトピー性皮膚炎】についてお話ししました。

  ☆とらえどころがない?『アトピー性皮膚炎』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/01/221.php



 今回はひさしぶりにご登場、
 「身体モニター事例5(20代女性)」の方からいただいた
 『アトピー改善までのレポート』をご紹介します!


  ~2008年に2度ご紹介しています~

  ☆140号 アトピーが? 手術跡が?『身体モニター事例紹介』の秘密(2)
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/03/140.php

  ☆第171号 秘訣は"諦めないこと"!『色素沈着が薄くなる?』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/11/171.php


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           ── 経過をレポート! ──

           『アトピー改善まで』の秘密

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 ▼7項目の質問にお答えいただきました


 ┌────────────────────────────
 |【1】皮膚トラブルに悩んでいた期間はどれくらいですか?
 |   また、その症状はどんなものでしたか?
 └────────────────────────────

  ●顔
  ずっと慢性的にトラブルはありましたが、
  一番酷かったのは2007年の冬頃からです。

  幼少期からのアトピー症状が初めて顔に出て
  (今までずっと身体しか出ませんでした)、
  おでこと頬がただれたような状態になりました。

  ●身体
  乾燥が酷く、睡眠中に掻きむしる癖がありました。
  その結果、背中から腰にかけて
  赤黒いまだら模様が出来ていました。

  腕や足などの関節部分も常に乾燥してガサガサ、もしくは
  汗疹になっていたり、綺麗な状態の時の方がまれでした。

  脇部分(肩周り)は乾燥+掻きむしりのせいでガサガサ、
  白い粉がふいていて、夏場でもノースリーブは着れませんでした。



  

 ┌────────────────────────────
 |【2】これまでにどのような治療法を試されましたか?
 └────────────────────────────

  ・アトピー症状に効くといわれる漢方薬を服用しました
   →半年続けましたが、特に変化は感じられませんでした

  ・ステロイドを塗布(症状がひどい時のみ)
   →すぐに症状が落ち着くが、一ヶ月もしないうちに元に戻りました

  ・馬油、ボディバター等の塗布
   →その時だけしっとりするが、肌の調子が悪いと痒みを感じ、
    結局症状を悪化させる結果になりました





 ┌────────────────────────────
 |【3】非接触療法を始めてから、お肌に変化はありましたか?
 └────────────────────────────

  顔の方は、アトピー症状が格段に落ち着きました。
  それと、小鼻の角栓と毛穴が目立たなくなりました。

  顔よりも身体の方が劇的な変化がありました。
  まず、背中部分の赤黒い変色が一月ほどで落ち着きました。
  だんだん普通の肌となじんでいくような感じです。

  手触りも、ガサガサからちょっとざらつくかな?と
  思うくらいの状態になりました。

  変色に比べて、乾燥からくるひび割れは、
  改善まで結構時間がかかりました。

  最終的に気にならなくなったのは、使用開始から
  半年ほど経過した頃でした。

  ただ、このときはまだ柔軟剤の使用や、
  クリーニングした衣服の着用もしていたので、
  それがなかったらもっと早かったかもしれません。





 ┌────────────────────────────
 |【4】ASVCをどのように使用していますか?
 └────────────────────────────

  症状がひどい時は、ほぼ毎日塗っていました。

  最初は塗布した部分がしみる事もあったので、
  入浴前全身気になる部分に塗り、
  1~2分ほどでシャワーを浴びて流します。

  この時お湯の温度は39度のややぬるめのお湯です。
  顔もこの時に一緒に塗ります。
  少量手に取ってのばし、手のひらごと顔に押しつけ、
  力を入れずに顔全体に乗せる感じです。

  現在は症状が落ち着いたので、あまり使用していません。
  化粧しなければならない日は、化粧をする前と洗顔後、
  2回塗布しています。あとは肌の調子が悪い時や、
  吹き出物が出来た時に使用しています。





 ┌────────────────────────────
 |【5】肌を良い状態に保つために
 |   日常生活で、どんなことに気をつけていますか?
 └────────────────────────────

  普段は、基本ノーメイクで過ごしています。
  外出時の日焼け対策は帽子を使用、帽子をかぶれない
  服装の時だけファンデーションをブラシで軽く乗せる程度です。

  唇はワセリンをリップ代わりに薄く付けます。
  眉だけは描いていますが、全てのメイクは
  お風呂で手ぬぐい洗顔で落ちる程度にとどめています。

  あと、本当に基本的な事ですが、
  規則正しい生活が本当に大事だと実感しました。

  化粧品や界面活性剤が原因の肌荒れが減った分、
  普段の食生活、睡眠時間、ストレスなどで
  肌の調子がダイレクトに伝わります。

  肌が荒れると、以前は
  「スキンケアが悪いのかな、それとも化粧が原因?」と
  悩んでいたのですが、今は自分の生活を見直す良いきっかけ、
  と前向きに思えるようになりました。





 ┌────────────────────────────
 |【6】接触を止めたものを教えてください。
 |   その後、お肌はどのように改善しましたか?
 └────────────────────────────

  以下の物との接触を止めました。
  ・柔軟剤
  ・クリーニングに出した衣服
  ・消臭スプレー
  ・基礎化粧品とメイク全般、ヘアカラー剤
  ・シャンプー、リンス

  〈改善結果〉
  肌荒れが落ち着いたのと、
  汗をかいたときに感じる痒みが激減しました。

  冬場は首回りに湿疹が出来たりしましたが、
  マフラーを自宅で洗える素材に
  変えた年から症状がなくなりました!

  接触を止めたことによって、肌が強くなったように思えます。
  ちょっとした肌荒れが、悪化する前に
  落ち着いてくれるようになったのが一番嬉しいです。
  以前は夏にできた汗疹が冬まで治らない事もあったので......。





 ┌────────────────────────────
 |【7】「何もつけない」(非接触療法)をこれから始める方や
 |   不安に思っている方へのアドバイスをお願いします!
 └────────────────────────────

  最初は不安でも、最低でも
  半年は様子を見ることをオススメします。

  私も最初は半信半疑でしたが、本当に肌が変わりました。
  肌が元気になるし、なによりお金がかかりません(笑)
  試してみる価値、ありますよ!

  始めるにあたって、経験者のアドバイスとしては、
  ・デジカメや携帯カメラなどで写真の記録を撮っておくと、
   経過が分かりやすく、続ける励みになります。
   日記や手帳に経過を記録するのもオススメ!

  ・肌が弱い人はささいな刺激でも荒れるので、
   触り癖があると結果が出にくいかも?
   触らないか、こまめに手を洗うといいと思います。

  ・枕カバーはこまめに替えましょう。
   睡眠中に結構汗をかくので、出来るだけ毎日替えた方がいいです。
   フェイスタオルを敷くだけでも違います。






 ▼アトピーの原因を「体外的要因」から考えてみる


 アトピー性皮膚炎の原因は
 アレルギーも疑われていますが、まだ明確ではないようです。

 体内的要因については、
 別の課題にすることにして、ここでは触れませんが
 体外的要因としての接触について考察をしてみましょう。

 アトピー性皮膚炎は【一次刺激性接触】なのでしょうか。
 あるいは【アレルギー性接触】の皮膚炎なのでしょうか。


   一次刺激性接触皮膚炎とは
  ■-------------------------■

   原因物質の接触によって皮膚の炎症を誘発する。
   原因物質の毒性の強さによって、症状の強さが決まる。
   アレルギーは無関係なので、誰でも起こりうる。


   アレルギー性接触皮膚炎とは
  ■--------------------------■

   原因物質に触れると、皮膚の炎症細胞が感作される。
   次に、またその原因物質に接触することによって、
   皮膚の炎症細胞が活発に働き湿疹を誘発する。
   原因物質の毒性の強さと症状の強さは相関しない
   アレルギーのある人のみ生じる。

  ◇接触皮膚炎
   http://ja.wikipedia.org/wiki/接触皮膚炎




 "何もつけない"(非接触療法)は、
 "お肌の弱い人"(接触性過敏症候群)が
 タンパク変性物質などの一次刺激性物質との接触を断つ方法です。


 219号でご紹介した、
 "健康な素肌を取り戻すための新8つの習慣"は
 一次刺激性物質との接触を断つ方法なのです。

  ☆第219号 8つの習慣を実践しても?『改善しないお肌』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/01/219.php






 ▼外的悪化要因を取り除くことが第一歩


 一次刺激性の物質と接触すれば
 誰でも、カサつきや炎症・湿疹が起こりうるはず──。

 しかし現実には、皮膚トラブルが
 起こる人と起こらない人がいます。

 トラブルが起こらない人は"お肌の強い人"。

 同じ条件下にあっても、
 皮膚トラブルが起こってしまう人が
 "お肌の弱い人"(接触性過敏症候群)ということになります。

 洗浄剤や柔軟剤などの一次刺激性の接触物を断つことは、
 お肌の弱い人が健康な素肌を保つことにつながります。

 また、どのような皮膚トラブルにおいても、
 刺激となる物質との接触を断つことは
 症状の悪化につながる外的要因を取り除くことになります。

 外的悪化要因を取り除くことが、
 アトピー性皮膚炎の改善維持につながる。

 このことが、
 今回のレポートからも読み取れるのではないでしょうか。

 アトピー性皮膚炎でお悩みのみなさん。
 半年は様子をみる、記録をとる、触らないようにする...... 
 などなど、今回ご紹介したアドバイスを参考に
 ぜひ"何もつけない"にトライしてみてくださいね。

 


 ★牛田への感想・コメントなどがありましたら、
  お気軽にどうぞこちらへ。
  → http://hisesshoku-ryouhou.com/archives/06info/info.html





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