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2024年02月13日配信

感染対策の対策?『肌を傷めない方法』の秘密 | 第786号

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024/02/13━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第786号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 インフルエンザやコロナウイルスなどの
 感染症が流行しています。


 「予防対策は肌荒れ要素が多いですよね。
  どうしたら......」


 対策はありますよ。

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           感染対策の対策?

        『肌を傷めない方法』の秘密

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 ▼何が有効?

 おさらいになりますが、
 ウイルスの感染経路にはこんなものがあります。


 1)飛沫感染

  感染している人のくしゃみや咳を浴びる
  ことによる感染。飛沫を吸い込むことで
  感染します。


 2)接触感染

  感染している人が咳やくしゃみを手で覆うと、
  飛沫が手に付着します。

  その手でドアノブやつり革に触れると、それを
  介してウイルスが他の人の手に付着します。

  ウイルスがついた手で口や鼻、
  目などの粘膜に触ることで感染します。


 飛沫の場合、ウイルスは目の粘膜からも感染しますので、
 マスクだけでは万全ではありません。

 ただ、かかってしまったときに
 他に感染を拡げないためにするマスクは
 飛沫を拡散させないことには有効です。


 「『インフルエンザ予防で不織布のマスクをして
  荒れてしまった』という報告が届いていますね」


 そうですね。

 どうしても予防としてマスクをしたい場合は、
 できれば抗菌加工のされていない綿のものを
 2回以上洗って使用するのがよいでしょう。

 病院によっては不織布マスクをしていないと
 入れないこともあるようですが。

 その場合は、不織布マスクの下にガーゼを
 一枚入れるなどをしてできるだけ直接
 肌に触れないようにするとよいでしょう。





 ▼手洗いの注意点は


 「接触感染があるということは
  手洗いは大切ですよね」


 はい、白木さん。

 以前お話したように、
 菌と同じように手に付着したウイルスも、
 水やお湯のみで十分洗い流すことができます。

 流水の下で1分程度、手の甲や指の間も
 まんべんなく時間をかけてこすり洗いをしましょう。

 手にウイルスが付着しただけでは
 感染することはありませんが、
 その手で顔(粘膜)に触れると感染してしまいます。

 手洗いをこまめにし、
 顔を触らないようにしてくださいね。


 「やむを得ず消毒や石けんで手を洗うことも
  ありますよね」


 ええ。
 アルコールは皮膚にタンパク変性を起こした後に
 揮発してしまいますから対策はありませんが。

 ジェルタイプの消毒や石けんでの手洗いをしたときは
 ペーパータオルを使って、手に付着している
 一次刺激性物質を落とすようにしましょう。


 「顔や髪を触るときに間接接触を
  避けるためですね」


 その通りです、白木さん。
 手荒れしやすい方は家ではできるだけ
 水のみで手洗いをしましょう。





 ▼皮膚に対する感染対策の対策は


 感染そのものを防ぐためには、
 換気、うがいなどをしてウイルスを
 粘膜で増殖させないことが大切ですが。

 皮膚に対する日常的な対策は

 ・流水での手洗い
 ・顔に触らないこと

 になりそうですね。

 他にも身体に疲れをためないよう
 運動・栄養・休養にも気を配ってくださいね。




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