メールマガジン「秘密の皮膚科学」

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2012年06月12日配信

第313号 伝わった? 『家族や世間との兼ね合い』の秘密(3)

 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。

 何もつけない生活を送るにあたって
 避けては通れない
 家族や友人の存在。

 前回は
 周囲の人々に話してどんな反応が返ってきたか、
 という体験談をご紹介しました。

  ☆ご報告1~3はこちらをどうぞ。
   『家族や世間との兼ね合い』の秘密(2)
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2012/06/312.php


 今回はその続きをお届けします。


☆------------------------------------------------------------☆

            ── 伝わった? ──

          『家族や世間との兼ね合い』の秘密(3)

☆------------------------------------------------------------☆


 ▼ストレスをためずに、肩の力を抜いて......
 


 (ご報告:その4)
 ┌────────────────────────────
 | 
 | *伝わった?→【△】
 | 
 | 『なかなか理解しない姉。少しづつ、徐々に伝えています』
 | 
 |---------------------------------------------------- 
 | 
 | お肌の回復のために色々してきて
 | 一番難しいと思ったことは、
 | 家族と周りの理解だと思いました。
 |
 | 他のことは自分自身で解決していけるけれど、
 | これだけはどうしても自分では
 | 解決できない問題だとずっと思っていました。
 |
 | おかげさまで私の肌は
 | 秘密の皮膚科学のおかげでよくなったので
 | 今のところ特に問題はないですが、
 | 今回のテーマについてとても関心があります。
 | 
 | 
 | ------ * ------ * ------ * ------ * ------ * ------
 | 
 | ◆理解されないのはテレビや雑誌のせい?
 | 
 | 私は主人と二人暮らしなので
 | 特に問題ありませんでした。
 | 主人も牛田さんの考えに賛同しているので、
 | 苦労はありませんでした。
 | 
 | しかし、実家へ帰ったときはちょっと苦労します。
 | 父母も牛田さんの考えに賛同しているので
 | 特に問題はないのですが、
 | 問題は姉です。
 | 
 | 最初に話したときは、
 | 少しづつ時間を置いて徐々に説明しました。
 | (一気に一所懸命話すと、私が何かの
 |  怪しい商法にひっかかっていると思われると思ったので)
 | 
 | 結果、父母はなるほどと言って理解しています。
 | 
 | 問題の姉は、肌が弱いにもかかわらず、
 | いろんな化粧品を使い
 | 皮膚科に行っても治らずに悩んでます。
 | 
 | それで今は肌がボロボロです。
 | 秘密の皮膚科学の話を徐々にしても、頑固に理解しません。
 | 
 | このことについて考えてみました。
 | なぜ父母は理解してくれて姉は理解できないのかと。
 | 
 | 理由は、テレビなどのマスコミ、
 | 女性雑誌の影響だと思います。
 | 
 | 父母は昔の人なので
 | 昔からの言い伝えなどを大切にしています。
 | テレビマスコミが騒いでいてもお構いなしです。
 | 
 | なので、脳が現代人のように洗脳されていないから、
 | このシンプルな方法を理解できると思います。
 | 結局このシンプルな方法は
 | 昔の人が行っていたことですから......。
 | 
 | 姉は、テレビマスコミブランド大好き現代人です。
 | テレビに洗脳されているタイプの人です。
 | テレビの影響とはすごいもの......と思います。
 | 
 | ですので、地道に牛田さん達が活動しているのが
 | 少しづつ世間に広まり、
 | そしてテレビマスコミにも広がり始めたときに、
 | 初めて私の姉も気づくのだろうと思います。
 | 
 | 最近では、皮膚科医の方たちの賛同も
 | 増えてきているみたいなので、それも期待できます。
 | 
 | 
 | ------ * ------ * ------ * ------ * ------ * ------
 | 
 | ◆少しづつ、徐々に説明を
 | 
 | 私は、姉には一気に話をしないで、
 | 少しづつ、例えば皮膚科医でも
 | 秘密の皮膚科学の方法が試されることになったよ、
 | とか、世間にも広まってきているよ、
 | ということを自覚してもらうために、たまに話をしています。
 | 
 | それと、母が理解してくれたのは、
 | 多分私の肌が以前に比べて
 | ものすごくきれいになって驚いたのもあるかもしれません。
 | 
 | しかも、私の肌と姉の肌を二人が並んで母が見ると、
 | 姉の肌があまりにもボロボロなので
 | それもあるかもしれません。
 | (以前は私も肌がアトピーでボロボロでした。)
 | 
 | 家族や周りから理解されない
 | フェローの方々がたくさんいるようで......
 | とても、大変だと思いますし、つらいと思います。
 | 
 | 私は何もアドバイスできないですが、
 | 理解してもらおうと一所懸命になって
 | 説明しないほうがいいと思います。
 | そうすることによって、
 | ストレスがたまりお肌にもよくありません。
 | 
 | 理解してもらえないなら、
 | 私の姉のように徐々に説明していくとか、
 | 理解協力してもらえないならもらえないなりに割り切って、
 | 面倒だけれど、お肌に負担にならないような
 | 環境にする方法を考えたりするとか......。
 | 
 | 少しでも、理解してくれる人が世間で増えていくように、
 | 皆さんと一緒に私も努力していきます!
 | 
 | (30代・女性)
 | 
 └────────────────────────────


 丁寧なレポートでしたね。

 白木さん、いかがでしたか?


 「何かをつける生活をずっと続けている人に
  何もつけない生活を理解してもらうのは
  ホントに難しいことなんだなぁと
  あらためて思いました......」


 そうですね。

 世間でいわれている
 スキンケアの常識や思い込みが
 大きな壁になってしまうことが多いようです。

 振り返れば、今となっては
 何もつけない生活が実践できているみなさんも、
 始めるときは少し勇気が必要だったのではないでしょうか。


 「このレポートの方のように、
  自分が始めたときの気持ちを思い出して
  少しづつ伝える努力を重ねていけたらいいですね」






 ▼日常の何気ないことが"きっかけ"に


 日々模索する方がいる一方で
 肌が強い家族に伝えたら
 びっくりするような変化が起きた!
 というご報告も届いています。


 ┌────────────────────────────
 | 
 | *伝わった?→【○】
 | 
 | 『夫も長男も、何もつけないことが当たり前に』
 | 
 |---------------------------------------------------- 
 | 
 | 主人は初め
 | 何も使わないなんて臭いからいやだといって
 | 参加してくれませんでしたが、
 | 私が「間接接触でも体や顔がかゆくなる」
 | と困っていたら、仕方なしに去年の秋に始めてくれました。
 | 
 | テレビでタモリと福山雅治が
 | 風呂で石けんを使わず体を洗っていて
 | 今では体臭がないと言っているのを見て
 | やってみる気になったようです。
 | 
 | すると、驚いたことに
 | あんなにちりちりして硬かった髪が
 | 2~3カ月で髪がストレートになってしまいました!!
 | 
 | 正月に会った親戚たちがびっくりしていました。
 | 久しぶりに会った会社の先輩には
 | 「髪型変えた?」と言われたそうです。
 | 小学生のときの髪質にもどったと本人もびっくりです。
 | 
 | でも、長男(10代)も
 | 主人と同じちりちりの髪質ですが、
 | ストレートにはなりません。
 | もう半年くらい何も使ってないのに。
 | 
 | でも子供たちは私からの影響で
 | 市販のシャンプーや石けんの怖さや
 | リンスなどの無駄なことを理解してきて
 | 使わない生活が当たり前になりました。
 | 
 | 学校では石けんで手洗いしなさいと
 | 教えられるらしいですが、使ってないようです。
 | 
 | 何より風呂もあれこれ使わなくていいから
 | 子供たちは楽なようです。
 | 男の子はめんどくさがりですから。
 | 
 | (30代・女性)
 | 
 └────────────────────────────


 「たしかに、めんどくさがりには
  もってこいの方法ですよね。
  私もそのひとりです(笑)」


 肌の強い人でも、
 始めるきっかけさえあれば
 何もつけない生活のよさを実感することがあるようです。

 より多くの人に
 そのきっかけが訪れるように──
 私たちは非接触療法をもっと広めていきたい
 と考えています。






 ▼まとめ ~ たとえ理解が得られなくても ~


 3回にわたって
 何もつけない生活を送りながら
 家族や友人とどう向き合っていくか、
 という問題を取り上げてみました。

 いかがだったでしょうか。

 上手に話をすることが理想ではありますが
 なかなか理解や協力を得ることが難しいという場合は、
 押し付けないほうがよいでしょう。

 ご紹介したメールにもありましたが、
 家族の協力を得ようと一所懸命に説明して
 わかってもらえないと、かえって
 自分のストレスになってしまいます。

 協力を得られない場合でも、家族は悪くありませんよ。
 仲をこじらせたりせず、できることから始めましょう。

 ご自分が何もつけない生活の8項目を実践できていて
 最低限、洗濯洗剤を切り替えられていれば
 直接的な影響は受けにくくなります。

 少し大変ですが、
 ご自分が気をつければすむことから
 始めてみてくださいね。




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  →→ http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php



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