メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2017年02月28日配信

第544号 バリア力?『花粉症シーズンの肌荒れ』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017/02/28━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

            「秘密の皮膚科学」

     第544号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 「みなさん、こんにちは......っくしょん!」


 おや、白木さん。

 今日はくしゃみを連発していますね。
 机には鼻をかんだティッシュの山が。


 「花粉症、やっぱり今年もツラいです(涙)」


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             ── バリア力? ──

            『花粉症シーズンの肌荒れ』の秘密

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 ▼花粉症と肌荒れの関係


 「くしゃみや鼻水が止まらないうえに、
  肌はカサカサ、かゆみやヒリヒリ感もあります。

  毎年、花粉症と肌荒れは
  セットになっているような気がするのですが......?」


 くしゃみの回数が増えたり、鼻水がたくさん出たりすると
 不快感を伴って心身に大きなストレスがかかります。

 心身が消耗しているときは、肌のバリア力も低下しています。

 今日の白木さんもそうですが、
 花粉症の症状が出ている方は
 1日に何度もティッシュやマスクに触れたり、
 目や鼻の周りを手でこすったりしますね?

 肌のバリア力が低下している状態で
 一次刺激性物質に触れる機会が増えるため
 肌荒れが起こりやすいのです。






 ▼ティッシュも一次刺激性物質?


 「とめどなく出る鼻水の勢いに押されて
  つい机にティッシュの山を作ってしまいましたが、
  ティッシュも一次刺激性物質でしたね」


 ええ。

 市販のティッシュにはさまざまな加工が施されており、
 肌の弱い方には刺激となってしまいます。

 頻繁に鼻をかんでいると、
 鼻周りの肌が荒れてしまうだけでなく
 鼻の毛穴が黒ずんだり、開いたりすることも。

 非接触生活では、ティッシュの代わりに
 ペーパータオルを使用することをおすすめしています。

  ☆肌の弱い方も安心して使えるペーパータオル(無漂白・パルプ100%)
   http://soundstyle.co.jp/goods/8007.html

 ゴワゴワして痛いときは
 少し濡らして柔らかくしてから使いましょう。






 ▼マスクも一次刺激性物質です


 「前々回のメルマガで、
  マスクにも色々な加工がされている、
  というお話がありましたよね」


  ☆第542号 体調? 接触?『唇のカサつき』の秘密
   http://hisesshoku-derm.com/archives/2017/02/542.php


 そうなのです。
 マスクにも、抗菌などの加工が施されていることがあります。

 これらの加工は、非接触生活で指定している洗濯洗剤
 (トップクリアリキッド)で2回以上洗っても
 落ちない場合が多いようです。

 肌の弱い方が加工されているマスクをつけると
 接触した部分に、赤みやかぶれ、ニキビなどができることがあります。

 この時期は毎日のようにしている方が多いかもしれませんが、
 できるだけマスクは使わないようにしましょう。

 どうしても必要なときは、マスクと肌の間に
 指定洗剤で洗ったガーゼを挟むとよいでしょう。






 ▼マスクをするときは取扱に気をつけて


 目には見えませんが、私たちの手には
 さまざまな一次刺激性物質が付着しています。

 その手でマスクに触れると、マスクに刺激物質がつき、
 マスクが触れる部分の肌に影響が出てしまいます。

 マスクをつけたり外したりする前に、
 かならず手を洗いましょう。

  ☆非接触式・手の洗い方(2番目の動画です)
   http://hisesshoku-ryouhou.com/archives/2014/06/20140612.html

 外出先などで手を洗えないときは、
 マスクの内側(肌に触れる部分)に触らないようにしましょう。


 また、外したあとのマスクを
 むき出しのままバッグや洋服のポケットに入れると、
 バッグやポケットに施された柔軟剤などの加工が
 マスクに付着してしまいます。

 指定洗剤で洗濯した布製のポーチに入れたり、ハンカチで包んだりして、
 マスクがバッグやポケットに触れないようにしましょう。






 ▼かゆいときは、洗ってスッキリ


 「目の周りがヒリヒリするのは
  無意識のうちに手でこすっているからだと思うのですが、
  かゆくて仕方がないんです」


 目にかゆみを感じたら、
 まず手を洗い、それから洗顔をしてみましょう。
 かゆみが和らいで、気分もさっぱりしますよ。

 肌のバリア力が低下しているときは、
 普段は問題なくポイントメイクができている方も
 肌が荒れてしまうこともあります。

 洗顔後は、できるだけノーメイクで過ごしましょう。






 ▼おわりに ~ 肌のバリア力を下げない工夫を ~


 今回は、ティッシュやマスクなど、
 おもに肌に触れるものについてお伝えしましたが、
 花粉の季節は、できるだけ肌のバリア力を下げないようにすることも大切です。


  ◎"運動・栄養・休養"をバランスよく!
  ◎精神的なストレスを溜めないようにする


 年度末、新年度の準備などで
 慌ただしい時期ではありますが、
 リラックスする時間をつくって、体調を整えてくださいね。



 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→http://hisesshoku-ryouhou.com/archives/06info/info.html

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