メールマガジン「秘密の皮膚科学」

メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2010年02月16日配信

第224号 一挙公開!『手ぬぐい活用法』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサーの牛田専一郎です。


 前回、
 マーケットスタイル開発室(牛田プロジェクト)で
 みなさんの【手ぬぐいの活用法】を募集しています!
 というお知らせをしたところ。

   ☆第223号 顔に触れない?『8項目を実践したら』の秘密
    http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/02/223.php

 たくさんの体験談やコツをお寄せいただきました。
 みなさん、ありがとうございます。


 ささ、白木さん。
 さっそくご紹介を!


 「ハイッ。
  肌の強い方、弱い方それぞれの方法がありますので、
  ご自分に合ったものをご参考にしてみてくださいね!」


☆------------------------------------------------------------☆

            ── 一挙公開! ──

           『手ぬぐい活用法』の秘密

☆------------------------------------------------------------☆


 ▼手ぬぐいのカタチを工夫!


 厚さや大きさを手軽にアレンジできるのも
 薄手の手ぬぐいならでは。
 そんな工夫を2つご紹介します。


  ┌────────────────────────────
  |◆【手ぬぐいを4つ折りにしています】
  | 
  | 利き手でない左手で、手ぬぐいを4つ折りし
  | (2つ折りだと手の力が直接顔に当たり、
  | きつくなるように思うからです)
  | 左手全体で顔全体をこすっています。
  | 
  | 額と唇廻りは、部分的に
  | ちょっと強めに洗うことはあります。
  | 
  | この時、顔にシャワーを当てながら、
  | 力が集中的に1か所(特にほほ)に
  | 掛らないように注意するようにしています。
  | 
  | 4枚重なっているので、水が含まれて
  | こすっても肌には直接あまり影響がなく
  | とてもすっきりします。
  | 
  | ガーゼは柔らかいイメージですが
  | 目が粗いので、肌に引っかかるようで
  | 強くこすりすぎると駄目な気がします。
  | 
  | 眼鏡ふきなどに使われる超極細繊維も
  | 竹タオルも試しましたが、手ぬぐいに落ち着きました。
  | 
  |                     (60代・女性)
  └────────────────────────────


  ┌────────────────────────────
  |◆【1回分の大きさにカットしています】
  | 
  | 今、わたしも手ぬぐい洗顔をしています。
  | わたしが手ぬぐい洗顔にしたのは、
  | 湯シャンやからだも石けんなしで洗っているのに
  | お肌の変化が見られないからでした。
  | 
  | これはもう、石けんなしの洗顔に変えるしかない
  | と思ったからです。
  | 
  | 以前のわたしは、冬でもギトギトの脂性のお肌でした。
  | ファンデーションは、特別なときだけで会社には、
  | ファンデなしで行ってます。
  | 
  | それでも、せっけん洗顔をしないとお肌の汚れが
  | 落ちないような感じでした。
  | 
  | ですので、メルマガでの手ぬぐい洗顔に変えてから、
  | "とてもよくなりました"というご報告を
  | 読みましても、わたしには、無理だと思っていました。
  | 
  | それでも、少しでもお肌がきれいになりたかったので
  | チャレンジをしてみたのです。
  | 
  | まず、洗顔した後の手ぬぐいが
  | 油でギトギトしていやなので、
  | 手ぬぐいを1回分の大きさに切りました。
  | 10枚ぐらいあります。
  | 
  | 4つ折にした手ぬぐいにたっぷりの水分を含ませて
  | お鼻とおでこと両ほほとあごを
  | 手ぬぐいの4つの面で場所を
  | 変えてこするようにしています。
  | 
  | そして、ぬるま湯で洗い流します。
  | まだ、お顔に油がありますし、
  | 手もべたべたした感じですが
  | 気にしないでそのままにしています。
  | 
  | 使用した後の手ぬぐいは、
  | 水で手もみ洗いをして干しています。
  | そして、他のお洗濯ものと一緒に
  | もう一度きれいに洗っています。
  | 
  | こんな感じで、手ぬぐい洗顔をしていますが、
  | だんだんとお肌のギトギトが少なくなりました。
  | 
  |                     (40代・女性)
  └────────────────────────────


 「コットンのように使い捨てではなく、
  洗ってまた使えるのも
  手ぬぐいのいいところですね~!」






 ▼落としやすいメイクを心がける!


 お湯と手ぬぐいだけで落とすために
 メイクの仕方を工夫している、
 というご意見もありました。


  ┌────────────────────────────
  |◆【お粉用のコットンパフでファンデをつけています】
  | 
  | まだまだ初級?の私ですが、
  | 手ぬぐい洗顔について、感じたことをご報告しておきます。
  | 
  | 石けん洗顔を止めたら
  | 驚くほど爽快になった事はご報告済みですが、
  | 手ぬぐいについても、手ぬぐいの質や素材感による
  | 違いがあると思いました。
  | 
  | 私は手ぬぐい=和手ぬぐいと思い試していたのですが、
  | 牛田さんの手ぬぐいを求めてみましたら、かなり
  | 質も織もいわゆる和手ぬぐいとは違ってびっくり致しました。
  | どちらかと言うと番手の細かいバンダナに近いのでしょうか。
  | 
  | これを使うと洗顔後が格段に気持ち良いです。
  | 欲を言えば顔用にファンデの落ち具合が良くわかる
  | 生成りのままの無地のものが欲しいです。
  | 以上、私の手ぬぐい考でした。
  | 
  | 私はファンデはブラシより、お粉用のコットンパフで
  | 軽く付けています。スポンジより薄付きで良いようです。
  | マスカラもお湯で落ちるものを使用しています。
  | 始めて半年ですが確実に顔のテカリがなくなりました。
  | 
  |                     (50代・女性)
  └────────────────────────────


 手ぬぐいを使いこなすためには、まず、
 あまりこすらなくても落とせる程度の
 メイクにすることが基本ですね。






 ▼いっそ手ぬぐいを使わない! という選択も


 手ぬぐいを使うと
 どうしてもお肌をこすりすぎてしまう......。
 そんな声が以前から届いています。

 "何とか手ぬぐいを使わなければ"
 と思っていらっしゃる方も多いようですが、
 メイクを薄くしたり、
 ファンデーションを部分的に使用したりすれば、
 手ぬぐいを使う必要はありません。

 お湯だけで自然に落ちる程度のメイクにすれば
 洗顔が楽になるだけでなく
 お肌の負担も軽くなります。


 「湯シャンをして、湯船に浸かって
  それでも落ちていないときだけ手ぬぐいを使っています!
  というメッセージが届いていますね」


  ┌────────────────────────────
  |◆【眉メイクが落ちていなければ手ぬぐい!】
  | 
  | 先月末から花粉症がひどくなってきたようで、
  | アレルギーが出始めました。
  | 
  | そこで、ファンデーションの箇所を減らしてみました。
  | メイクをされている方で、出来ればしたくないという方は
  | たくさんおられると思います。
  | 
  | そんな方にいい方法があります。
  | それは、目の周りしかメイクをしないということです。
  | 
  | メイクをしているかどうかは
  | 周りの人たちはアイメイクで判断します。
  | 私はアイメイクはせず、ファンデーション、眉、
  | チークだけで出勤していますが、
  | メイクしてるの?とよく聞かれます。
  | 
  | ノーメイクに見られるなら
  | ノーメイクで出勤してもいいのですが、
  | そこは勇気がありません。
  | 
  | わたしはアゴラインに吹き出物ができるので、
  | あえて隠すのではなく、肌が荒れている部分は
  | メイクをしないという方法をとっています。
  | 
  | それが、目の周りだけファンデーションを載せる
  | という方法です。意外とだ~れも気づきませんよ(笑)
  | 
  | そして、お風呂につかってたっぷり汗をかいてください。
  | 脱シャンプーを実践されてる方は、湯船やシャワーで
  | 頭皮マッサージをされてるかと思いますので、
  | それだけでも汗をかきやすいかと思います。
  | 
  | 全てが終わって鏡を見てみたら
  | メイクはほとんど落ちてるはずです。
  | 
  | 目安は眉です。
  | 眉が残っているようでしたら落ちてませんので、
  | 軽く手ぬぐいで拭き取ってください。
  | 
  | しかし!!この眉ですが、眉メイクに落ちないアイブロウ
  | などを使用されていると目安にはなりませんし、
  | やはり洗顔が必要になってしまいますので、
  | できれば眉もパウダーを使うことをオススメします。
  | 
  | もちろん、眉メイクをしないというのは
  | とてもいいことだと思います。
  | その場合は眉が目安になりませんので、
  | 鼻を指で軽く触ってみてください。
  | ちょっとヌルっとするようでしたら、
  | 手ぬぐいで軽くふき取ってみてください。
  | 
  | 手ぬぐいは白いものを使用すると
  | ファンデーションがついてるかどうかすぐ分かります。
  | 意外と手ぬぐいが汚れないことに
  | ビックリされるかと思いますよ。
  | ぜひぜひ、試してみてください。
  | 
  |                     (30代・女性)
  └────────────────────────────






 ▼ご自分のお肌の強さを見極めて......


 こすりすぎるとすぐに赤くなってしまう、
 という方がいる一方で、
 マッサージするように洗ったらお肌が改善した!
 という方もいらっしゃいました。


  ┌────────────────────────────
  |◆【強めにマッサージするように】
  | 
  | 今回のメールマガジンのテーマ、
  | 手ぬぐいの使い方について、
  | 何かの参考になればと思い、報告させていただきます。
  | 
  | 私は、手ぬぐいで洗顔する際、強くこする、
  | というと語弊がありますが......
  | しっかりと、顔全体をマッサージするように洗っています。
  | 
  | 流水ではなく、ためたお湯を手ぬぐいと手ですくって、
  | ほお全体を滑らせたり、小鼻の周りや眉間の
  | 細かい部分までしっかり洗います。
  | 
  | 洗いにくい部分は、肌をのばすようにして洗います。
  | このように洗うようにしてから、
  | 肌の調子が本当に格段によくなりました。
  | 
  | 赤みが取れて、手触りもよくなり、トラブルが起りにくく、
  | プロトタイプがしみることが明らかに減りました。
  | 
  | それまでは、だいだい常に、小鼻のわきと眉間、おでこに
  | 赤みがあり、その部分は毛穴も広がっていました。
  | 刺激を受けると、赤みやかゆみが増し、
  | 皮がむけてくる状態でした。
  | プロトタイプも、しみることが月に何度かありました。
  | 
  | 以前皮膚科で漏油皮膚炎と診断されており、
  | 洗顔はもちろん丁寧に、トラブルのある部分は
  | ほんとうに桃を洗うようにそうっと、
  | 水でなでるように洗っていました。
  | 
  | それをしっかりと洗うように変えたのは、
  | 以下の事がきっかけでした。
  | 
  | 昨年年末、エステのクーポン券をもらってしまいました。
  | 
  | 施術の最中は、
  | 「こんなにいろんなクリームを塗られて、
  |  その上、強くこすられて、
  |  病院行きになるんじゃないだろうか......」と、
  | 自分でそのサロンに行ったことを強く後悔したのですが、
  | 終わってみると、肌はつるつるで、顔色も明るくなっていました。
  | 
  | これは、きっとクリームで一時的にごまかされているのだろう、
  | と思う一方で、肌のアカが取れたというか、
  | サロンに行くまで、赤らんでかさついていた肌が、
  | すっかり赤みが取れて、むきたまごのようになった
  | という確かな事実がありました。
  | 
  | そして、2、3日後も、とくにトラブルは起りませんでした。
  | 
  | これを機に、しっかり洗い、マッサージする
  | (素人なので、試みると言った程度ですが)
  | ことを始めました。
  | 
  | (もちろんクリーム類はなしです。依然として、
  |  朝のワセリン以外は、なにもつけていません。)
  | 以後、肌の状態に明らかに改善がみられました。
  | 
  | これはあくまで私のケースで、一時的ではあれ
  | エステでクリームを塗られても
  | トラブルが起らなかったということは、
  | 肌が敏感は敏感でもある程度強いからかもしれません。
  | 
  | ある程度強いからこそ、上述したような方法で洗っても
  | 問題が起らないのかもしれないとも思います。
  | 
  | けれども、長年お肌のトラブルと隣合わせで生きてきたのが、
  | 今回、明らかに改善したので、もしかしたら、
  | どなたかのお役に立つのではないかとも思い、メールしました。
  | 
  |                     (30代・女性)
  └────────────────────────────







 ▼みなさん、ありがとうございました!


 読者のみなさんの手ぬぐい活用法、いかがでしたか?

 どうすると洗いやすいか?
 どれくらいの力加減が自分の肌に適しているのか?
 などなど、試行錯誤されている方が多いようです。

 繰り返しになりますが、
 手ぬぐいを使うとこすりすぎてしまう、
 うまくメイクが落とせないという方は、
 『メイクをしない』という選択肢があることも
 忘れないようにしてくださいね。

 洗浄剤を使わずにメイクを落とすことも大切ですが、
 赤みやカサつきなどのトラブルがあるときは
 メイクをしないことが基本です。

 【牛田プロジェクト】第199号では
 今日ご紹介した以外の方法を掲載していますので
 こちらもご参考になさってくださいね。

 綿手袋で髪を洗える、という新発見も!

  ☆第199号 いよいよ...シンプルコスメのサイトオープン!
   http://jstcd.or.jp/mailmagazine/number_199/





 ★牛田への感想・コメントなどがありましたら、
  お気軽にどうぞこちらへ。
  → http://jstcd.or.jp/contact/





*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
    ☆メルマガ☆『牛田プロジェクト』も好評配信中!
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 はげしく稼動中!の『牛田プロジェクト』。
 最新情報をメルマガでお届けしています。


 ○ASVC開発秘話!!
 ======================
 ピリピリして「何もつけない」ができないと赤くなる・・・
 化粧品の常識が見事にひっくり返っている原料です。

 無謀にも・・・どうしてそんな原料を開発したのでしょう?
 その訳はこちらに↓
 http://jstcd.or.jp/


 ○モニター制度が変わった!
 ==========================
 お肌の弱い人が最短でトラブルを解消するために
 3ステップ制度に変更されました。

 お肌の弱い人は、まず接触を断つことが最優先。
 全国から海外からも応募者殺到中!

 新応募フォームはこちらから↓
 https://marketstyles.co.jp/monitor/

 パスワードはメルマガ「牛田プロジェクト」にあります。
 毎号変わりますのでご了承ください。

 先週のパスワードは?
 バレンタインデーの起源3点セット!


 ○シンプルコスメのサイトオープン!
 ==================================
 2008年8月に皆さんの意見を伺って以来修正中でしたが。
 メルマガの読者でない一般の方も実践できるのか!?

 新たな展開が「牛田プロジェクト」であるかもしれません。

 次号の「牛田プロジェクト」は2月18日配信予定。
 ご登録はこちらから→< http://jstcd.or.jp/mailmagazines/ >


 ...続きは『牛田プロジェクト』をお読みくださいね。
メールマガジン「秘密の皮膚科学」

【次のエントリー】
 →第225号 ついに始動!『医療現場への提案』の秘密

【前のエントリー】
 →第223号 顔に触れない?『8項目を実践したら』の秘密

このページのTOPへ