メールマガジン「秘密の皮膚科学」

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2008年06月10日配信

第150号 牛田の本業とは?『メルマガの舞台裏』の秘密

 みなさん、こんにちは。
 コスメプロデューサーの牛田専一郎です。

 ついに『秘密の化粧品』は150号を迎えました。

 そこで白木さん。
 ちょうどいい節目でもありますし、
 今日はみなさんに打ち明けようと思うんです。


 「ま、まさか......」


 ええ。そのまさか、ですよ。

 今までに明らかにしてこなかった
 【メルマガの舞台裏】と【牛田の本業】。

 この2つについてお話ししたいのです。

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         ―― 牛田の本業とは? ――

         『メルマガの舞台裏』の秘密

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 ▼化粧品の光と影

 ご存知の方も多いと思いますが、"OEM"とは
 相手先商標製造(original equipment manufacturing)のこと。

 牛田は、化粧品のOEMを行なう会社の
 コスメプロデューサーとして、
 さまざまな商品の開発・製造にたずさわってきました。

 新たな化粧品を生み出す仕事は魅力的なものでしたが、
 ひとつだけ悩みがありました。

 それは、
 「化粧品で皮膚トラブルを起こす人がいる」
 ということです。

 柔軟剤に何の影響も受けない母親と、
 柔軟剤で皮膚トラブルを起こしているお嬢さんがいるように、
 たとえ親子でも、お肌は違った反応を見せる場合があります。

 皮膚トラブルの原因は複合的なものであり、
 一概に化粧品だけを否定することはできませんが、
 化粧品の使用がトラブルにつながっているケースが
 確かに実在しているのです。

 その事実を知っていても、
 立場上、そんなことを口走るわけにはいきません。
 かといって、見過ごすこともできない......。

 化粧品の"不都合な真実"は
 牛田の心に重くのしかかっていたのでした。



 ▼第一の転機 ~会社の業態が変わることに~

 時は2004年。
 牛田の会社が業態を変更することになりました。

 化粧品の提供先を
 【病院・医院】に絞ることになったのです。

 これを機に、牛田は模索を始めました。

 ◇化粧品と皮膚トラブルの解決策を病院に提案できないか?
 ◇治療中・治療後の患者さんに向けた
  【皮膚生理に適った化粧品】を開発することができないか?

 頭の中を、2つの想いが駆け巡っていました。



 ▼第二の転機 ~友人のひと言~


 そんなとき、ある友人から

 「一般の消費者に向けた化粧品会社を作ってくれないか?」

 という打診がありました。

 そのとき交わされたのは、次のような会話です。


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 牛田:「化粧品業界は、製造から販売に至るまで
     すでに住み分けが行なわれている成熟した業界なんだ。
     いまから新規参入をしても、生き残るのは至難の技だよ」


 友人:「難しいってことか......。う~む」


 牛田:「でもね、そう言いながらも考えていることがあるんだ。
     皮膚科に通っている人、通っていた人を対象にした
     皮膚生理に適った化粧品を作りたいんだよ」


 友人:「切実な状態にある人の悩みを解決する化粧品、だね」


 牛田:「うん。きっと一般の消費者には
     理解されにくいコンセプトになるだろうけどね......」


 友人:「そうかな? だって、病院に通院している人も
     もともとは"一般の消費者"だろ?」

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 一般の人が患者になる。
 友人のひと言からインスピレーションが湧きました。

 一般の人々に理解され、支持されるものなら
 病院でも理解・支持を受けることができるはず。

 病院に通院している人、通院したことがある人だけでなく、
 一般のお肌が弱い人、過敏な人にも使ってもらえる
 皮膚生理に適った化粧品を作ろう。

 牛田はそんな化粧品会社ならという条件で、
 友人の依頼を引き受けることにしたのです。



 ▼そしてメルマガを創刊 ~パートナーは読者~

 一般の人から理解が得られるのか?
 2004年10月にメルマガ『秘密の化粧品』を創刊しました。

 化粧品が抱える不都合な真実とともに
 お肌の正しい知識をひとりでも多くの人に伝えたい、
 と考えたのです。

 創刊当初から、読者の方々から
 切実な相談メールが届くようになりました。

 内容は牛田の想像をはるかに上回るものばかり。

 読者のなかから協力者をつのり、
 "生の声"に耳を傾けながら
 一緒に研究開発をしてみたらどうだろうか?

 そんなアイディアが芽生え、
 当初、病院と行なう予定だった研究開発を
 読者と行なうことにしたのです。



 ▼第二のメルマガを創刊 ~秘密のプロジェクト~

 2005年1月に研究開発用のメルマガ
 「秘密のプロジェクト」を創刊し、開発に着手しました。

 http://jstcd.or.jp/

 以前から牛田は「ビタミンC」に注目していましたが、
 当時の市販のビタミンC製剤では満足する結果が得られませんでした。

 ないものは作るしかない。
 そこで、液状タイプの開発から始まり、
 2006年7月に濃度25%のビタミンCが完成。
 困難といわれていたビタミンC安定化の技術開発に成功しました。

 そして2007年10月には35%のプロトタイプDが完成し、
 測定モニターへの配布、身体モニターの募集を始めました。

 現在では皮膚生理に適ったケア"何もつけない"を
 実践する方が増え、事例写真も集まり始めています。



 ▼そして次のステップへ

 メルマガでは定番フレーズとなった"何もつけない"ですが、
 皮膚疾患の患者に対して

 「石けん・シャンプー・化粧品を使わないように」

 と指導している皮膚科の医師は、ごく少数派です。

 そんな現状に対して、
 いつもメルマガでお話している内容と
 プロトタイプD(ASVC)をたずさえ、
 牛田は皮膚科学会でのアプローチを始めました。

 病院へ一般の方が実践していることを伝え、
 流れを作っていきたいと考えているのです。
 
 きっと、治療効果を上げたい医師のお役に立てるはず。
 きっと、それが患者さんのお役に立つことへ繋がっていくはず。
 牛田はそう信じています。



 ▼とうとう明かされる"牛田の秘密"

 「牛田さん、とうとう喋っちゃいましたね!」


 ええ。
 これから具体的なアプローチを進めていくにあたって、
 まずは『秘密の化粧品』の実体を明らかにすることが
 大切だと考えたんです。

 牛田の会社について、最後にもう少し詳しく
 お話しておきましょう。

 牛田の会社は「株式会社マーケットスタイル」。
 http://www.marketstyles.co.jp/

 現在、全国500ヶ所の病院へ
 ドクターのニーズに応えた化粧品を提供しています。

 (お願い:株式会社マーケットスタイルは病院医院専門です。
      一般の方々には対応しておりません。
      お問い合わせ等はご容赦くださいませ。)


 5月から測定モニターのみなさんには
 本業の名刺をお渡ししています。

 より多くの切実なお悩みを持つ人々に
 『秘密の化粧品』のことを知っていただきたい。
 それが今の牛田の願いです。



 ★牛田への感想・コメントがありましたら、
  お気軽にどうぞこちらへ。
  http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/info.php




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