非接触生活とは
みなさん、こんにちは。
シニアフェローの牛田専一郎です。
始めにひと言、「非接触生活」とは・・・
「肌の弱い人が、一次刺激性物資との接触を断って
健康な素肌を取り戻すための生活習慣」です。
「非接触生活」には全部で8つの実践項目がありますが、
これは、4,000件を超えるモニターの事例、読者の報告を基に、
実際に肌の弱い人がトラブルを起こした状況、原因をまとめたものです。
当初は"何もつけない"というキャッチフレーズを使い、
使う・使わないを自分でコントロールできる化粧品やシャンプー・リンスを
使用しないことをお伝えしてきましたが......
読者の協力により研究が進むにつれて、化粧品以外にも肌に影響を与えるものがあり、
その数は決して少なくないということが分かってきました。
これを踏まえ、8項目の内容を生活全般にわたるものにリニューアルし、
一次刺激性物質を肌に接触させないという意味で「非接触生活」に呼び名を改めました。
なぜ、非接触?
肌の弱い人に非接触生活をおすすめする理由は2つあります。
1.皮膚は本来何もつける必要のない臓器
皮膚はもともと何かをつけるようにはできていない器官です。
そして健康な素肌には、自ら潤いを保つバリア機能が備わっています。
肌に皮膚生理を妨げるしっとりするものや、
タンパク変性物質である洗浄剤などを接触させることは、
肌の弱い方にとっては皮膚トラブルの原因となります。
2.シャンプー・リンス、化粧品、消臭剤などの日用品には一次刺激性物質が
化粧品やシャンプー・リンス、柔軟剤・抗菌剤には「一次刺激性物質」が使われています。
「一次刺激性」とは接触したら誰にでも刺激が起こることを言います。
「アレルギー性」とはアレルギーのある特定の人にしか起こらないことです。
「一次刺激性物質」とは、炎症の起因物質でありタンパク変性物質のことで、
生きている細胞が接触したら誰にでもトラブルが起こります。
ところがなぜ、シャンプー・リンスを普通にしたり、毎日メイクをしたり、特に気にせず柔軟剤を使ったり、
同じことをしていても肌がきれいな人がいるのか、不思議に思ったことがあるかもしれません。
肌の強さは生まれつきのもの。
その個人差も大きく、肌の強い人は、化粧品や日用品で肌トラブルを
起こすような肌の弱い人がいることは思いもよらないでしょう。
角質層は、死んだ細胞の角質を何層も重ねてその隙間を
細胞間脂質で接着していますが、肌の弱い人はその接着力が弱くて
刺激や変性を受けやすいのかもしれません。
角質層のバリア力が弱く通年で刺激に弱い人、季節の変わり目やストレス、体調によって刺激に弱くなる人もいます。
肌の弱い人とは
あなたは肌にこんな悩みがありませんか。
- □毛穴の開きや黒ずみが目立つ
- □シミが増えた
- □何を使っても肌がカサつく、乾燥感がある
- □小ジワが気になる
- □くすみが気になる
- □フェイスラインにニキビがある
- □いつも同じ場所にニキビができる
- □いつも肌に赤みがある
- □化粧崩れしやすく、テカリが気になる
- □身体に吹き出物やカサつき、痒みがある
- □頭皮に湿疹がある
低刺激に設計された化粧品でも、洗濯洗剤の残留物でも
肌トラブルを起こす場合があります。 生活習慣を見直し、8項目の実践にチャレンジしてみてくださいね。
悩んでいた期間、年齢に関わらず、ニキビ、くすみ、赤み、カサつき、
毛穴の拡がり、痒み、角化症などの皮膚トラブルがきっと改善します。