バックナンバーメールマガジン「秘密の皮膚科学」

2016年09月20日配信

第525号 原因はどこに?『ビギナーの肌トラブル』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016/09/20━☆
     健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

            「秘密の皮膚科学」

     第525号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 非接触生活を始めたばかりの方から、

 "8つの生活習慣をすべて実践しているが、
  肌の状態が改善しない"

 というご相談メールが届くことがあります。


 今回は、非接触生活ビギナーのMさん(40代・女性)と
 牛田のメールのやりとりをご紹介します。

 Mさんの肌トラブルの原因は何か?
 みなさんも一緒に考えてみてくださいね。
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            ── 原因はどこに? ──

           『ビギナーの肌トラブル』の秘密

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 ▼Mさんのメール【1通目】


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  ◆『非接触生活を始めましたが、かゆみが出てしまいました』
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  書店で『何もつけない美肌術』を読んで、
  とても共感するものがあり、
  購入して実践させていただいています。

  もともとケミカルなものは苦手で、湯シャン、
  お湯・水洗顔は数年前からしていました。

  ただ、洗剤は石けん、絹などには◯◯◯を使っていたので、
  指定洗剤に切り替えました。

  また、手作り化粧水(水にグリセリンを入れたもの)を
  洗顔後にシュッシュッと吹きかけていたのですが、
  それもやめました。


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  しかし、肌にトラブルが出てきてしまったため、
  アドバイスをお願いしたく、メール差し上げました。

  思い当たることを考えてみましたが、
  マスクと帽子くらいしか思い当たりません。
  メイクはしてないです。肌にはワセリンも何も塗ってません。

  うちの近所は車の通りが多く、マスクが必須なので、
  ずっと使い捨てマスクを使っていました。

  使い捨てマスクはよくないように書いてあったので、
  コットン100%のマスクを買ってみましたが、

  形状的に排気ガスを防げるように思わなかったのと、
  マスクが分厚くて今の季節暑いと感じたので、
  使い捨てマスクを、指定の中性洗剤で毎日洗うようにしました。

  また、帽子も、毎日指定の中性洗剤で洗うようにしてみました。

  ちょうど、帽子が当たるおでこの部分、
  マスクが当たる頬の部分が、特にかゆいように思います。
  対策などありましたら、アドバイスいただけますと幸いです。


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 ▼牛田からのお返事(1)


 肌に炎症がある、かゆみがある、ニキビができる、
 などの症状がある場合は、日常生活のどこかで
 一次刺激性物質に触れている可能性があります。

 思い当たるものとして、
 『マスク』と『帽子』を挙げてくださいましたね。


 ◎マスク
  →コットン100%であっても、
   落ちにくい加工がされている場合が多くあります。

   マスクが直接触れた部分だけでなく、
   マスクに触れた手で触った部分にも
   肌トラブルが出てしまうことがあります。


 ◎帽子
  →帽子には抗菌剤やUV加工が施されていることがありますが、
   これらの加工は、何度洗濯をしても落とすことができません。

   マスクと同じように、帽子も、手を介して
   間接接触をすることがありますので、注意しましょう。


 マスクや帽子以外にも、
 かゆみがある部分に触れているものはありませんか?

 また、日常生活で、最近変わったことはありませんでしたか?






 ▼Mさんのメール【2通目】


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  ◆『かゆみが広範囲になり、肌はガサガサ、毛穴も目立ちます』
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  あれからすごく考えたのですが、非接触生活を始めた以外に、
  変わったことはありませんでした。

  牛田さんがおっしゃるように、マスクや帽子の抗菌加工で
  かゆみが出ていることもあるかと思います。

  ただ、マスク、帽子は以前からずっとしていたので、
  何か他にも原因があるような気がしますが、
  やはり、まったくわからないのです。


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  そして、かゆみ以外にも、肌に何もつけなくなってから、
  (といっても、以前つけていたのは手作り化粧水だけですが)
  肌がガサガサ・ごわごわになって、
  鼻の毛穴が目立つようになってきました。

  かゆみも、最初は頬とおでこだけだったのが、
  全体的になってきて、がまんできなくなってきたので、
  ワセリンを塗ってみましたが、改善しませんでした。

  なぜ、みなさんのように
  非接触生活でわたしの肌がよくならないのか、不思議です。

  何もつけないでいると、
  自分の肌の状態がどんどん悪くなって悲しいです。

  肌のかゆみが改善するまで、
  手作り化粧水だけつけたいのですが、よくないでしょうか?

  本気で悩んでいます。


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 ▼牛田からのお返事(2)


 お返事をいただき、ありがとうございました。

 Mさんと同じ悩みを持つ方は他にもいらっしゃいます。

 "非接触生活を始めたのに、肌の状態が良くならない。
  むしろ、悪くなったように感じる"
 というご相談を、しばしば、いただいています。

 その原因として、次のことが考えられます。


 【1】ごまかしのない"本来の素肌"になっているから

  今までは肌の上に乗せている化粧品によって
  つるつるした見た目、すべすべとした手触りが演出されていました。

  しかし非接触生活を始めると、素肌は
  ごまかしのない、本来の姿に戻ります。

  これまでの化粧品や洗剤などを使う生活で肌は傷んでいますから、
  肌がゴワゴワ、ザラザラになってしまった、
  と感じるのかもしれません。
 

 【2】肌のバリア力は日々変化しているから

  肌の状態はいつも同じではありません。
  体調やストレスによって、自覚しないうちに
  日々、肌のバリア力は変化しています。

  あるものに触れて、何も変化が起こらないときがあれば、
  肌トラブルに発展してしまうときもあり、
  今が後者の時期なのかもしれません。


 【3】肌を傷めるものとの接触が続いていたから

  肌の弱い人の中でも、少し強い部類に入る人は、
  日常的に一次刺激性物質に触れていても
  症状が目に見える形になるまでに時間がかかる場合があります。

  これまでの肌を傷めるものとの接触が積み重なり、
  今になって、かゆみや乾燥感となって現れている可能性があります。






 ▼今週はここまで  ~ 肌トラブルの原因が、次号で明らかに! ~


 Mさんとのやりとりを読んで、
 白木さんはどう思いましたか?


 「う~~ん。
  Mさんご自身も、思い当たる節がない、というご様子でしたが、
  原因は何なんでしょうね??
  
  日常生活でなんとなく触れているもの、
  無意識に触れているもの、でしょうか......」


 "犯人"は、毎日使っていたあるもの、だったのです。

 この続きはまた来週。
 どうぞお楽しみに!




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