資料室
2005年11月10日
読者が語るお肌の悩み治療体験レポート
私は、中学生の頃から約18年間、ニキビに悩まされてきました。
学生時代のものより、社会人になってからできた「大人のニキビ」が
本当にやっかいでした。
初めに行った病院は、近所の皮膚科。
ドライアイスをガーゼで包んだもので、顔を10分間マッサージ。
あとは漢方のお薬と便秘解消のお薬を飲む治療でした。一回4,000円くらい。
一ヶ月ほど通いましたが、効果なし。治療代も高くつき、続ける事ができませんでした。
次に行ったのは、○○○○。
ここは、ニキビの芯を先生に圧出してもらい、決まった化粧品でケアするというもの。
手順も事細かに決められていました。この教室が販売している化粧品が一式三万円。
使用量が多いので、買い足していると月に一万円はかかっていたように思います。
これは一年近く続けました。それなりに効果を感じられたからです。
しかし、教室に行くと最低四時間はカンヅメ状態。
さらに、その化粧品独自の○○○○○が顔に残ってしまい
それがイヤで辞めてしまいました。
それでもニキビは治らず、インターネットで検索して二件候補を絞りました。
一件目に行った皮膚科は、ピーリングを行う病院でした。
化粧水とピーリング剤でケアする方法。
二週間に一度診察に行き、処方してもらいます。飲み薬は一切なし。
化粧水とピーリング剤で、ワンセット5,000円くらい。
月一万円といったところでしょうか。
ここは先生との相性が合わなかったのと、効果が実感できなかったので
三ヶ月ほどでやめました。
最後に行った二件目。これは最終手段とも言うべき、ホルモン治療の病院です。
初診は二ヶ月待ちの状態で、全国各地からここに訪れるというような病院でした。
私の場合、実際にホルモン剤を服用したのは一ヶ月ほど。
あとは漢方薬に切り替わりました。
お薬の反応が良かったようで、治療を開始して三ヶ月ほどで
ニキビが出なくなりました。
治療費は服用するお薬の種類によって差があります。
ホルモン剤を飲んだ一ヶ月は、保険適用外ということもあり、月三万円ほど。
漢方薬に切り替わってからは月1,800円程度です。
私のいろいろな経験の中で、ニキビ治療において大切だと実感している事があります。
それは、「ワクワクドキドキ楽しい毎日を送ること」です。
私がこのような時間が過ごせるようになったのは、ホルモン治療を開始したのと
ほぼ同時期です。確かにホルモン治療も効果があったと思います。
しかしその治療が終わってからもニキビが出ないというのは、
やはりメンタル的な部分の影響が大きいのではないでしょうか。
今までニキビでいっぱいの顔を鏡で見るたび、憂鬱になっていた私。
行動も消極的でした。
でも自分で積極的に動き、目標を見つけ、毎日楽しく過ごすことで、
内面からニキビが治療されるという事を実感しています。
コンプレックスを感じてこもりがちになるのではなく、
イキイキと毎日を楽しく過ごす事も大切にして欲しいと思います。
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