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メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2020年04月28日配信

第614号 常識を疑う?『化粧品を止めてみたら』の秘密

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020/04/28━☆
    健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

           「秘密の皮膚科学」

    第614号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 非接触生活をすることで、思い込みから
 解放されて、精神的に楽になった、
 という声も届いています。

 今日はみなさんがお寄せくださった、
 非接触生活を通して「気づかされた」という
 ご報告を紹介しますね。
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           常識を疑う?

       『化粧品を止めてみたら』の秘密

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 ▼「何もつけない」が一番の改善法?


 「ノーメイクでは失礼」、
 「化粧品でしっかりお手入れしないと
 将来シミになる」・・・など

 世間では「常識」と
 されていることがたくさんあります。

 最初は本当に何もつけなくて大丈夫なのか
 半信半疑だと思いますが、
 実践した方からはこんなご報告も。



 〇「肌の基本的な仕組みを理解しました」50代女性
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 何もつけないことが肌の回復力を
 高めるということが真実であることを
 自分の肌で確認して驚きました。

 化粧品のコマーシャルや美容情報に毒されて、
 今まで高ーい化粧品を買っても何も
 改善しなかったのに、

 8項目の非接触生活を実践するだけで
 みるみる改善したので、本当に目からウロコでした。

 肌の基本的な仕組みをきちんと理解すれば、
 これが正しい姿だと分かりますね。

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 毎日たくさんの美容情報に触れていると
 不安をあおられて、何が正しいのか
 わからなくなることもあると思います。

 広告でよく言われているように、
 皮膚から水分や美容成分を
 浸透させることはできません。

 また、肌には自浄作用があるため、
 汚れが蓄積することもありません。

 あやしいな、と思ったら、
 皮膚生理や本体の機能を思い出して、
 情報の取捨選択をしてくださいね。






 ▼大きな美容市場


 さらに、こんな声も寄せられています。


 〇「男性のスキンケアも常識に?」50代女性(抜粋)
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 個人的には、スキンケア不要論がもっと
 ポピュラーになってほしいです。

 化粧品業界やそれとつながっているメディア、
 あるいはそれ以前に世の中のパラダイムとして
 「スキンケアは必要」「メイクをするのがマナー」が
 確立してしまっているので難しいのでしょう。

 おまけに、近年は「男性のスキンケア」も
 いよいよ普及し始めていると感じます。

 おそらくもう10年もすれば、そうしたスキンケアをする
 男性特有の「お肌の悩み」に答えるスキンケア用品が
 盛んに市場に出回るようになるのでしょうね。

 皮膚科の医師も、スキンケア商品をクリニックで
 扱うと儲かるので、目をつぶっているのでしょうか。

 もっと、「なにもつけない」ことをポジティブに
 推奨する皮膚科医が増えるとよいのにと思います。

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 〇「化粧品市場の大きさを実感」60代女性
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 化粧品メーカーだけでなく、薬品会社、食品会社、
 等々あらゆる分野から化粧品が販売され、
 これがすごい市場なんだなとみています。

 ほとんどの人がそれを信じて使い続けている。

 肌が弱い人だけでも何かをつけるのではなく、
 ひき算していくことに気がついて欲しいと思います。

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 男性用の化粧品もかつての
 スキンケア商品だけでなく、
 エイジングケア商品も増えてきています。

 男性でも女性でも。
 肌の強い人は化粧品をによるお手入れを
 エンターテイメントとして楽しむことができますが。

 肌の弱い人は"肌を傷めないこと"を
 第一に考えたほうがよいでしょう。


 また、医療と美容の皮膚へのアプローチは
 一体であってくれることが患者としては
 有り難いことですが。

 ご指摘のように・・・

 医療領域と美容領域の重なり合った部分は
 まだまだ焦点深度が浅いのかもしれません。

 牛田は、この重なり合った部分を、
 何とかしたい、と考えています。






 ▼おわりに ~非接触生活の医療提携を目指して~


 皮膚科に通うような肌の弱い方に、
 医師が自信をもって非接触生活を
 勧められるよう、準備が進んでいます。

 いつもみなさんからいただくご要望や
 メッセージを、医療の現場にも届けられるよう、
 これからも活動していきます。






 ☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
  →→ https://jstcd.or.jp/contact/



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