資料室
2007年06月19日
ピリピリの秘密
化粧品などに脱脂されたり、
体調がすぐれなかったりすると、
角質間脂質の減少が起り
角質がめくれ上がった状態になってしまうのです。
そうなると皮膚はバリアー機能を保てなくなります。
つまり、外的刺激に弱くなるということです。
皮膚がカサカサしてくると、
表皮細胞に異変が起こります。
痛みを伝える役割を持つ神経
【求心性C線維】(きゅうしんせい・しーせんい)が
伸びるのです!
普段は表皮と真皮の接合部で終わっているのに
表皮の中にまで伸びてくるのです。
「痛みの神経が......伸びる?」
そうなんです。
皮膚がカサカサすると、痛みを感じる神経の終末が
皮膚の一番上にある「角層」にまで到達します。
だから、お肌は痛みを感じやすくなるのです。
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