メールマガジン「秘密の皮膚科学」

2019年02月20日配信

第559号 3人のママが告白?『乳幼児のスキンケア』の秘密(2)

☆━━━━━━━━━━━━━━━2019/02/19━☆
  健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと

      「秘密の皮膚科学」

 第559号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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 みなさん、こんにちは。
 シニアフェローの牛田専一郎です。


 「牛田さん、赤ちゃんにも非接触生活している
  ご報告、気になります!早く紹介しましょう」


 そうですね、白木さん。

 今回も前回に引き続き、乳幼児のスキンケア
 「実践者のご報告編」をご紹介します。
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       3人のママが告白?

    『乳幼児のスキンケア』の秘密(2)

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 ▼おしりふきはNG?


 今日は全員で3名の実践報告をご紹介します。
 まずはMさんのご報告です。


 【ご報告1】「おしりふきでかぶれたことが
 あります」Mさん(50代女性)
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 赤ちゃんのおしりふきについて経験が
 ありますのでお知らせします。

 現在18歳の長女がまだ小さい頃、
 お尻をおしりふきで
 拭いてたらかぶれてしまいました。

 脱脂綿やティッシュをお湯で
 濡らしたものに変えたらすぐに治りました。
 やっぱりおしりふきはよくないみたいです。

 いつも色々な情報ありがとうございます。
 いつも楽しみにしています。

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 Mさん、ありがとうございます。

 おしりふきにも、一次刺激性物質が
 使われているものが多いのです。

 新生児の頃は特に、1日に何度もおしりふきを
 使用するので、接触頻度が高く
 肌の弱い赤ちゃんには刺激となっています。

 さらに、肌の弱いお母さんの場合は
 手荒れを起こしてしまう事例もありますので、
 お湯で濡らしたコットンなどを
 使うのがオススメです。

 お湯のみでも衛生上の問題はありませんので、
 安心してくださいね。






 ▼「純石けん」に注意?


 続いて、Nさんのご報告を紹介します。


 【ご報告2】「幼稚園から非接触生活を実践」
 Nさん
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 うちの小学生の息子は私に似て
 肌がとても弱いので幼稚園頃から
 非接触皮膚科学を実践しております。

 息子が乳幼児の時、無添加の純石鹸を使い
 肌が乾燥し、体や顔に湿疹ができてしまいました。
 今は頭もお湯で洗い、石鹸は使いません。

 下着も綿100%を着ています。

 私も8年ほど前から実践していますが、
 お陰様で肌トラブルが起こりづらいです。

 最近は息子の唇が乾燥ししているのですが、
 ワセリンを塗っています。
 先生にはとても感謝しております。
 ありがとうございます。

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 Nさん、ありがとうございます。

 ベビー用の洗浄剤には、肌にやさしいことを
 謳った「純石けん」を使ったものが
 多く見られます。

 一般的に刺激が少ないと言われて
 いるものですが、肌の弱い方には
 大人でも負担となるように
 乳幼児も変わりません。

 「純」と書かれているからと言って、
 乳幼児の肌に優しいとは言えないのです。



 ◆おさらい

 純石けんをお薦めしないのは
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 純石けんは、脂肪酸ナトリウムと
 脂肪酸カリウムが98%以上で
 pH9.5~10.5です。

 肌の弱い人は、一次刺激性物質の
 脂肪酸による炎症と、強アルカリによる
 アルカリ変性を起こしてしまいます。
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 からでしたよね。







 ▼非接触生活で子育てが楽に?


 最後に、Tさんのご報告を紹介します。


 【ご報告3】「非接触生活の子育ては楽です!」
 Tさん(40代女性)
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 ○産まれてから石鹸を使ったのは数回のみ

 私自身は数年前から非接触生活を
 しています。もうすぐ10歳になる
 娘のスキンケアについて
 体験をお話したいと思います。

 娘は産まれてから、石鹸で体を
 洗ったのは数回。シャンプー、リンスは
 一回もした事はありません。

 娘が産まれたときは、まだこちらの
 サイトの事は知らず、私自身は石鹸で
 洗濯をし、身体や髪も洗っていました。

 赤ちゃんはお湯だけで十分。
 保湿もいらないという、サイトだったか...
 本だったか...の意見に賛同し、
 娘には石鹸も保湿剤もほとんど使いませんでした。

 おしりはお湯と脱脂綿で流し、
 お風呂もお湯だけでした。

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 ○洗剤を変えたら身体のかゆみが
  減りました

 除菌剤、消毒剤など化学物質は
 できるだけさけていました。

 娘も軽いと思いますがアトピー性
 皮膚炎がありました。ひどくなることは
 ありませんでしたが、首や背中は
 ずっと痒がっていました。

 数年前に非接触生活をはじめて、
 洗濯を指定の洗剤にかえてから、
 首や背中の痒みは劇的に減りました。

 今では家族全員が、石鹸を使わず
 お湯のみで洗っています。
 家族の手洗いの徹底はできていませんが......。

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 ○外出先でもお湯のみ

 娘は、キャンプなどで大勢でお風呂に
 入るときも痒くなるから、とお湯だけで
 すませているようです。

 今では、ほぼ問題ない肌で
 健康に過ごしています。

 ニュースなどでも、子供のうちから
 保湿を!日焼け止めを!と
 脅しのように言っています。
 私も時々、今のままで大丈夫か
 不安になることもあります。

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 ○非接触子育ては楽!

 そんなときは、娘の現状を見ることと、
 メルマガを読むことが助けになっています。
 非接触での子育ては、子供の肌に
 とっても良いだけでなく、楽です!(笑)

 めんどくさかったら
 続かなかったと思います。

 お湯で流すだけなので、石鹸の
 すすぎ残しがないかどうかを気にする
 必要もなく、子供に保湿剤を塗ると
 いう大変な作業もありません。

 洗濯も、石鹸洗濯はいろいろ面倒でした。
 指定の洗剤なら手間もなくて痒くない!
 いいことだらけです。

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 ○家でできることのみ実践

 楽に娘の肌を健康に育てることができて
 本当に良かったと思っています。
 もっともっと非接触生活をする人が
 増えることを願っています。

 保育園での接触はある程度は
 仕方がないと思います。
 園ではせっせとおもちゃを消毒していますし、
 机や椅子も除菌剤で拭いているかもしれません。

 私は、保育園での接触は
 しょうがないと諦めました。

 気にすれば気にするほどストレスに
 なるからです。私の娘の場合は、
 家でできることを実践するだけでも
 湿疹や痒みは全然違いました。

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 Tさん、ありがとうございます。

 沐浴は石鹸をよく泡立て、
 すすぎ残しのないように洗い流し、
 お風呂から出たら何分以内に保湿をする。

 洗濯物も食器も、ベビー用の洗剤を
 使って大人とは別に洗うなど、

 親にはたくさんのことが求められ、
 余裕のない中、神経質になりすぎて
 しまう方も多いようです。

 忙しい毎日にはかなりの負担に
 なることも考えられます。

 石鹸を使った沐浴も、
 お風呂上りすぐの保湿も、
 洗濯物の別洗いも。
 非接触生活には不要です。

 ストレスなく楽であることが
 一番かもしれませんね。






 ▼おわりに ~正しい知識が乳幼児の肌を守る~


 今回は前回に引き続き、
 乳幼児のスキンケアについて
 3名の報告内容を紹介しながら解説しました。
 白木さん、いかがでしたか?


 「よかれと思って自分の赤ちゃんの肌を
  傷つけてしまうと思うと、怖いですね」


 そうですね。

 これから社会の流れとしては、
 ますます新生児からの保湿が徹底され、
 ベビー用のアイテムは
 まだまだ増えていくでしょう。

 子供のことを1番に想う親だからこそ、
 正しい知識を持って子供の肌を
 守れるといいですね。






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