バックナンバーメールマガジン「秘密の皮膚科学」
2019年11月06日配信
第592号 どうする?『美容院後の肌荒れをできるだけ防ぐ方法』の秘密
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2019/11/05━☆
健康な素肌を取り戻すために知ってほしいこと
「秘密の皮膚科学」
第592号 発行者:シニアフェロー 牛田専一郎
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みなさん、こんにちは。
シニアフェローの牛田専一郎です。
「牛田さん、前回のお湯洗髪の話ですが・・・
美容院でカラーリングして
シャンプーしたときにはどうしても
肌が荒れてしまいますよね」
そうですね。
ふだんお湯洗髪をしている方でも、
カラーリングや白髪染め、美容院でのカットは
必須という方が多いでしょう。
行った後はしばらく肌の状態が悪くなって
しまうことも。
今回はカラーリングや美容院に行った後の
肌トラブルを最小限にする方法をお話しますね。
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どうする?
『美容院後の肌荒れをできるだけ防ぐ方法』の秘密
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▼トリートメントしたほうがいい?
まずは、読者の方からいただいた
質問を紹介します。
「ヘアカラー後のトリートメントは?」50代女性(抜粋)
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メルマガ楽しく読ませていただいております。
非接触生活、湯洗髪、順調に進んでいます。
何も問題ないことに、とても驚いています。
友達にも、この驚きを伝えています。
ただ「ヘアカラー」はどうしても
しなければならず、2~3週間に
1度美容院で染めています。
美容院でのトリートメントも、やはり
できるだけ避けたほうがいいのでしょうか?
あるいは、どうせヘアカラーする場合は、
むしろ良いのでしょうか?
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「女性はとくに美容院に行くと、
カットとヘアカラーを一緒にする方が
多いですからね・・・」
美容院ではヘアカラー後の髪の傷みを
防ぐためにトリートメントを
勧められることも多いようですね。
一般的に、美容院でのトリートメント剤にも
一次刺激性物質は使われています。
残念ですが、髪に良いということはないでしょう。
髪は死んだタンパク質ですので、
何かをつけて修復することはできないのです。
▼ヘアカラー後のダメージはどのくらい続く?
「でもカラーリングをすることで、
髪だけでなく肌も当然ダメージは
受けてしまいますよね?」
カラーリングをした髪が額や頬についたり、
洗髪時に色落ちしたお湯が身体に流れたり。
カラーリングをした後は、
しばらく肌に赤みやカサつき、ニキビなどが
できることがあります。
「肌への影響はどれくらい
続くのでしょうか?」
元に戻るには、2週間くらいかかります。
その間はできるだけ肌を傷めないように
過ごしましょう。
▼肌への影響を最小限に防ぐには・・・
「2週間は思ったより長いですね!
トラブルを慢性化させないためには
どうしたらいいですか?」
それには、いくつかのポイントがあるんですよ。
○カラーリング後はお湯で念入りに洗髪
カラーリングをしない場合でも、美容院に
行った後は、お湯で丁寧に洗髪して
髪に付着している一次刺激性物質を落としましょう。
○枕カバーは頻繁に取り換える
髪につるつるした手触りがあるうちは、
髪が触れた部分にカサつきが出ることがあります。
肌にトラブルが出続ける間は、枕カバーを
こまめに取り替えましょう。
枕にタオルを敷いておいて、毎日取り替える
方法も楽です。
○ヘアブラシもこまめに洗う
髪をとかしたヘアブラシにも
一次刺激性物質が付着します。
少し面倒でもヘアブラシをこまめに
指定の中性洗剤で洗うようにしてくださいね。
▼おわりに ~非接触生活ができていれば影響は最小限に!~
今回は美容院でのヘアカラーや
トリートメントをした後の対処法について
お話ししました。
白木さん、いかがでしたか?
「美容院に行って肌の調子が悪くなっても、
対処法がわかっていると安心ですね!」
そうですね。
カラーリングの影響は肌の弱い方は
避けられないものですが。
ふだん非接触生活をしていれば、一時的に
トラブルが出ても慢性化することはありません。
こんなご報告が届いていますよ。
「改善が続いています」40代女性
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調子が良いです。毛穴も小さくなり、キメも
細かくなりました。
顔まわりはプツプツできものが出来たり
治ったりの繰り返しですが、
毛染めからの時間が経つと少なくなるので
染毛剤が原因だろうと思っています。
非接触生活を始めたときより、シミや
シワも改善し続けていると思います。
もうファンデーションやシャンプー、リンス、
ボディソープを使うことなんて考えられません。
経済的にも手間的にも
気持ち的にも良いことばっかりです。
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染毛剤の影響は受けてしまうものの、
肌の改善は止まっていないとのこと。
もともとの肌の強さやそのときの体調などに
よっても、影響の大きさは変わります。
肌の状態を見ながら、上手にカラーリングと
付き合ってくださいね。
☆ご相談・ご質問など、お気軽にどうぞこちらへ。
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